米軍の外出禁止令って、本当のところは

沖縄県や住民へのある種の”圧力”ってことでしょ？

そりゃ、外出禁止になれば米兵にとってもマイナスな部分はあある。でも、本当に困るのは”基地”で食っている地元民なのでは？

米軍もそのことをわかってやっているのでは？　「困るやろ？なら、そう目くじら立てんな」っていう意味なんでは「外出禁止」ってのは。

まあ、米兵に対しても「見境なくさかるな！」っていうメッセージもあるんでしょうが、主眼は地元に対して「おまいら、それでええんか？」ってことでしょ。

だから、マスコミや事件が来るたびに外から着て騒ぐ運動家の連中がやいのやいのいうたびに、それに基地経済でメシ食ってない県民が加われば、困るのは結局米軍さんでしのいでいる連中。

県もそんなことはわかっているから、頭が痛いんですな。だからと言って知事なんかができることといえば、県民やメディアの出前こぶしを振り上げ、国や米軍に対しては何とかしてくれと泣きつくしかない。

まあ、だけど、なくならんと思うな、この種の身の下事件。地位協定いじったからって、米兵の性欲が減るわけでもなし、もともと大した家庭に育っていない田舎育ちが多いんだから、人種偏見みたいなものも相対的に強いだろう。黒人の非白人への差別意識って結構強い。まあ、米国における黒人以外の非白人の黒人に対する蔑視観も相変わらず相当なもんだが。そんな連中が見ず知らずの国にやってきて、ストレス発散するってなれば、酒に女。金かけずにやろうと思えば、そこらで適当にひっつかまえてってことになる。米兵のなかには成人男子の8人に一人が前科者なんて人種もまじっているわけで、「週刊朝日」流にいえば、DNAのなせるわざってのもあるのかもしれない？

じゃあ、基地そのものを・・・ってことにも無理がある。

結局、沖縄の逃れられないジレンマってことで、納得するしかない。