くまわん雑記

時々問い合わせがありますが、「くまわん」というのは、ある地方の方言です。意味はヒミツです。知る人ぞ知るということで。

官房長官失格ですよ、町村さん

2007年12月07日 | Weblog
町村官房長官、この人で総理の女房役というか、内閣のチーフスポークスマンが務まるのだろうかという懸念が当初から無いわけではなかったが、やっぱり適材ではないように思うのは私だけだろうか?

独法問題をめぐる報道がここ数日メディアを賑わしているが、昨日の対応もあれは対世論的にはマイナスでこそあれプラスにはならないのではないだろうか?

独法が今のままで良いと思っている国民は少数派のはずだ。であれば風向きも渡辺喜美氏に好意的な方向に行くのだろうが、その中で、あの仏頂面であの物言い、しかも渡辺氏への電話の内容は氏に暴露され・・・。

官房長官のメディア対応、メディア移りが世論の内閣支持にも影響するであろうことは、現在総理の座にある福田氏の官房長時代を振り返ってもわかりそうなものだ。福田氏は官房長官としての高評価あってこそ、今の地位を仕留め得てのではないのか?父親は北海道知事にして、東大出の官僚出身政治家。常識的に考えて世間の人情の機微に疎くても仕方がない育ち、経歴だ。そのような御仁をまあよくも女房役にしたものだ。政治家なら女房の人気不人気が決して小さな問題ではないことくらいご存じのはずでは?

町村氏に将来的な野心があるや否やは知らぬが、あれでは国民世論に町村待望論が出てくることなど望むべくもあるまい。下手をすれば、これで「上がり」の政治家になってしまうだろう。

もっとも、独法問題に関して言えば、国民世論など「そんなの関係ねえ!」というお考えなのかもしれない。官僚出身者として官僚の心情には精通していようし、シンパであったおしても驚くべきでもあるまい。また安部政権の末路を見て、官僚機構の虎の尾を踏みたいとも思うまい。町村氏の場合、北海道の地元での地盤は盤石だ。永田町で生きていくためには国民世論ではなく官僚の意向に敏感であれば、少なくとも政治生命を断たれることはないとの目算もあるのだろう。

ただ、霞が関を見方に付けるだけで政治家としての更なる栄達を望めるわけでもあるまい。

それに今のスタンスのままでは氏自身はさることながら、主である総理のためにはなりますまいよ。

チャンスがあれば、内閣改造して首をすげ替えたら、福田総理? 森御大が首を縦にふらないですかね?
コメント
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