〔15.3.18.日経新聞:投資情報面〕
文具・事務用品などの通信販売大手、アスクルが17日発表した2014年6月~15年2月期の連結決算は、純利益が前年同期の2.1倍の22億円だった。法人、個人とも新規顧客の開拓を進めたほか、物流拠点での作業効率化などでコストも抑えた。
売上高は11%増の2018億円だった。主力の法人向け通販はコピー用紙、クリアホルダーなどの値上げが奏功した。製造業や建設業などを中心に顧客を増やした。
新規に取り組んでいる個人向け通販は、ヤフーと組んで顧客数を約20万人に伸ばした。食品や化粧品などの日用品が売れ行きが好調で、個人向け売上高は79%増えた。
首都圏などの物流拠点で在庫の配置を換えるなどして作業しやすくした。その結果、売上高に対する販売費・一般管理費の比率は20%と1ポイント引き下げた。
15年5月期通期は売上高が前期比9%増の2770億円、純利益が57%増の34億円とする従来予想を据え置いた。
文具・事務用品などの通信販売大手、アスクルが17日発表した2014年6月~15年2月期の連結決算は、純利益が前年同期の2.1倍の22億円だった。法人、個人とも新規顧客の開拓を進めたほか、物流拠点での作業効率化などでコストも抑えた。
売上高は11%増の2018億円だった。主力の法人向け通販はコピー用紙、クリアホルダーなどの値上げが奏功した。製造業や建設業などを中心に顧客を増やした。
新規に取り組んでいる個人向け通販は、ヤフーと組んで顧客数を約20万人に伸ばした。食品や化粧品などの日用品が売れ行きが好調で、個人向け売上高は79%増えた。
首都圏などの物流拠点で在庫の配置を換えるなどして作業しやすくした。その結果、売上高に対する販売費・一般管理費の比率は20%と1ポイント引き下げた。
15年5月期通期は売上高が前期比9%増の2770億円、純利益が57%増の34億円とする従来予想を据え置いた。