ジャズとレコードとオーディオと

音楽を聴く。人によって好みが分かれるでしょうが、このブログでは主に女性ジャズボーカルを紹介させていただきます。

PAT WINDSOR

2008年06月01日 | 女性ボーカルW,Y,Z
FORMAT/CDR-101/PAT WINDSOR/THIS IS PAT/

このアルバムは2006年6月の書き直しと写真の取り直しです。2年前のカメラと今のカメラ(勿論デジカメです)を比べると解像度から色んな機能が格段に進歩して使いやすく写真もキレイに撮れ、撮影べたの僕にもそれなりに何とか撮れるようです。特に手ブレ防止というか補正機能は僕には誠に有難い機能であります。

もともとこのアルバムもこういう歌手がいるのかという程度で入手したものです。以前から知っていて購入したわけではありません。入手してからPAT WINDSORと言うシンガーの事は調べてもあまり分かりませんでした。ジャケット裏のノートを参考にすると彼女はクラブで歌っていたようですが、N.Y.のプラザホテルのパリジャンルームに出演してから人気が出たようです。ジャケット写真で舞台栄えのする衣装を着ている彼女は実際は小柄であったようです。アルバムの裏面の写真を見ると品の良い近所の奥さんという感じです。ジャケットから受ける印象では声を張り上げて歌うシンガーのように思えましたが、実際に彼女のボーカルを聴くと決して派手とか必要以上に声を張り上げるという事でもなく、ややハスキーで趣のある声質で歌に味があります。ジャケットが結構派手で内容との差異が僕には感じられますが。このアルバムでは主にスタンダードを歌っていますがややジャズ・テイストは薄いものの聴いて後悔するようなアルバムではありません。ただこのアルバムは僕が入手して以降はお店とか国内外のオークションとかで見た事がないような気がします。FORMATというレーベルもニューヨークのである事は表記されているのですが、それ以外は知りません。レーベル・ガイドを見ても載っていないしかなりマイナーなレーベルと考えるべきでしょうか。彼女のこのアルバムもこれ一枚きりということなのかも知れません。本アルバムでの僕のお気に入りは元気良く歌うJADAやムードたっぷりのFLY ME TO THE MOON, リズミが小気味よいI'M IN THE MOOD, ポップなアレンジですがBUTTERFLY,軽快に歌われるDANCING IN THE DARKというところでしょうか。

NICK PERITOの指揮アレンジによるオーケストラ伴奏ですが、他の主なパーソナルは,Bernie Glow+Doc Severenson+Clarke Terry(tp), Erbie Green(trb), Dick Hyman Bernie Leighton(p), Bob Haggart George Duvivier(b), Bob Rosengarten(drs)
収録曲
A面/ BREEZIN' ALONG WITH THE BREEZE/ MY FUNNY VALENTINE/ JADA/ FLY ME TO THE MOON/ MR.WONDERFUL/ ONE BLADE OF GRASS/ B面/ I'M IN THE MOOD FOR CHA CHA CHA/ I'LL REMEMBER APRIL/ BUTTERFLY/ MUSKRAT RAMBLE/ I'M GLAD THERE IS YOU/ DANCING IN THE DARK

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