現代今昔物語―自分流儀。伝承。贈ることば、子供たちへ。不変のストーリー

我が息子と娘へ伝承したいメッセージをというのがきっかけで、時代が違っても考えかたは不滅といった内容を新世代達へ残したい。

密告(ちくり)、嫌な世の中だ。

2014-08-05 | Weblog

オリンピックのメダリストが、大学の新入生の飲酒を見過ごしたとかどうかで、監督のポジションを辞職。18歳、19歳が、大人としての入り口で多少の味を慣らし運転するぐらいのレベルだったかどうか知らないが、20歳という線引きも今となりては、建前に過ぎず、そんなに目くじらたてることだろうか? そうしたら成人式で暴れている輩は、一体、どう処罰するのだ。年齢的には法律範囲ということでOKなのか? たしなもうとする者と、暴れる者とどちらが程度が悪いの?

公職にある者が、全面禁煙の職場外で、喫煙をとがめられた。おそらくだが、恒常化していたのではなかろうかと推測はするが、これも恐らく密告という報告や、噂から煙となっていったことと思う。街中で、交番の近くで、中学生や高校生の喫煙はどうなんだ? これだけ喫煙制限をかけるぐらいなら、また健康に害と明白なら、いっそのことドラッグ同様、販売を取りやめたら。

大事、小事の区別もつかないの?

川の中州でのキャンプ。運営業者をここぞとばかり、たたく。事故者本人が言っているように、自分個人の判断だった。自己責任と自認している。上級者であれば、リスク判っていたと思うが、なんで判断ミスをしてしまったのだろう? 少し不可解。

神奈川県の逗子海岸の海水浴場。規制が厳しくなった。小生は良いことだと思う。おそらくだが、あまりにも若者(バカ者)達の傍若無人ぶりがひどいものだから、厳しく踏み切ったものだと思う。事件、事故、喧嘩、人災が起こる前の対応策だろう。これに対して、さきほどの運営業者を叩くコメンテーターが、少し行き過ぎと仰る。若者はエネルギーを発散したいだろうと仰る。広い心をお持ちのようだ。北海道の海岸での飲酒から事故となったばかりだと言うのに。片手落ちのコメントは取り下げてもらいたいものだ。

暴走族はもちろん、それに近いマナーなしのドライバーもいるだろう。一般人の軽微なことばかり取り締まり、長々と講釈をたれるより、もっと劣悪な者に対して厳しく対応してもらいたいものだ。

かっての東ベルリンや、現在の北朝鮮じゃあるまいし、市民が小事を監視し合って、チクッていてどうするの? 報道機関も、もっと本質をギュッとつかんでもらいたいものだ。事件、事故の経過をなぞっているだけのコメンテーターだと気づいているだろう。そういった連中はずしのほうが、いいんじゃないの。

ゴルフ離れが進んでいるとのこと。おじさんのスポーツだとか。根本は手軽にできないことが本質の問題だ。USAには、日本の練習場のようなカゴの鳥のようなものはない。ドライビングレンジと呼ぶが、ゴルフ場の周りに、誰でもタダでできるようになっている。ゴルフのプレーフィーも、ボーリング数ゲームと変わらない。だから流行り、すたりがなく、ずっと愛されていく。ゴルフもテニも、ステータスでもなんでもないのだ。誰でもが手軽にできる環境があるということだ。ゴルフへ出かけるとなると、明け方から車で渋滞のなか、行く。そもそもがだめなのだ。野球、ソフトボール、サッカー、卓球、バドミントン、などなど、お金がかからず、地元の有志で集まるサークルでは、流行り、すたれ関係なく、楽しんでいる人は楽しんでいる。以前はゴルフもびっくりするぐらいコースに出ていたが、カゴの鳥で練習したことなど、ほとんどない。熱心なアマチュアは、バッグ提げて行かれるが、なぜかその気になれなかった。当然、腕前は上達しないが。日本では、ゴルフをすることが、大仰すぎることが一番のネックということに気づきなさい。気づいているんですよね。親子ともども、子供のプロ入り目指して、自前の練習場まで作って、人生目標となす。とても無理だ。