(おおやしろ神社 愛知県豊川市国府町流霞)
旧東海道沿いに鎮座する神社である。私は幼い頃からこの神社によく訪れるが、変わらない姿を今に伝えている。
社伝によると、天元・永観年間(978-985)三河国司大江定基によって、出雲より大国主命(オオクニヌシノミコト)を勧請したものという。また一説によると、この場所に古墳があって、その上に祠を建て「社宮神」の石神として祀ったのが始まりともいう。大社神社に残されている棟札には、天文二十四年(1555)のものがある。
土塀の下の石垣は、寛政六年(1794)
田沼陣屋から移築したものである。
毎年七月には祭礼である
国府祭りが行われる。
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