(宮城県塩竈市本町 2010年3月24日)
昭和17年(1942)太陽無尽、東北無尽、宮城無尽が合併し、三徳無尽が発足した際に開設された支店である。昭和26年(1951)相互銀行法に基づき、徳陽相互銀行(1990-徳陽シティ銀行)と改称された。不祥事案を多数抱えていたため、普通銀行(第二地方銀行)転換が平成2年(1990)へとずれ込み、平成6年(1994)の北日本銀行と殖産銀行との合併も破談となった。そして、平成9年(1997)経営破綻し、同支店は翌年閉店となった。以後は塩竈市の所有物となり、隣接する地場百貨店今野屋跡地の広場をイベントスペース「くるくる広場」として活用し、同支店跡を「もとまちアートプロジェクト」として利用されている。また、平成21年(2009)からは仙台のアパレル会社社屋として利用されている。
(2011年東日本大震災被災後解体)
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