flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

古村積神社古墳 発掘調査

2008-12-04 00:00:57 | いにしえびとの睡

(細川古墳群 愛知県岡崎市細川町長原 1990年12月5日再踏査)
 神社境内地となっている古墳である。帆立貝式前方後円墳であったとみられ、全長約29m,高さ2.5mであった。現在は、墳丘裾部のみの痕跡墳となっているが、付近に埴輪片が散見している。その埴輪から、6世紀前半の後期古墳と推定される。この日は社会教育課で第三次発掘調査が終えたことを聞き、その後向かった。トレンチがまだ残っていたが、この調査により後円部東側の範囲が確認できたようである。地元の人が、幕末頃に古村積神社がこの場所に建てられるまでは、完全な形で存在しただろうと語っていた。


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