(東京都渋谷区東)
渋谷のまちを東から見下ろす氷川神社は、南隣の天台宗慧日山薬王院宝泉寺を再興した住職実円が、慶長十年(1605)に記した「氷川大明神宝泉寺縁起」によると、景行天皇の皇子日本武尊(やまとたけるのみこと)東征のとき、当地に素盞嗚尊(すさのおのみこと)を勧請したとされる。その後、弘仁年間(810-24)慈覚大師円仁が宝泉寺を開基し、それより同寺が氷川大明神別当(神宮寺:神社を管理する寺)となったとある。然し、明治維新の神仏判然令によって各々別の管理となり現在に至っている。
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