flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

宅施食

2006-08-15 06:00:26 | 天祐語録
毎年この時期が来ると思い出す出来事。
それは今から8年前のお盆のことである。
私はその頃まで、近隣の寺院の宅施食(お施餓鬼)の手伝いをしていた。
毎年大体回るところは決まっており、三日間寺でのお勤めと、地区の檀家数十軒を回っていた。
そしてまたお盆の季節となった。
いつものように準備をしていると、突然キャンセルが入った。
私が以前所属していた寺院組織から、どうやらその寺院に横槍を入れたようだった。
そこから手伝いは派遣されたようではあるが…。

その時間私が回る筈であったあるお宅で火災が発生。
お爺さんが亡くなられた。
火元はお施食の蝋燭の灯りであった。
配員が変わったため回る時間がずれ込み、発見が遅れたのである。
もしかしたら遅れた施食が原因かもしれない。

そして、私と縁を切ったところは全て下降の道を辿っている。

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2 コメント

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知りませんでしたナー。 (うめぼし)
2006-08-20 02:25:17
てんゆうさん、お坊さんだったんですかナー。

知りませんでしたナー。

全然気付きませんでしたナー。



それにしても、ひやーっとしましたナー。

世の中、何が原因で何が起こるかわかりませんナー。

おじいさんはお気の毒でしたナー。



それにしても、寺院組織から横槍が入るとかって、お寺さん同士の間でもいろいろあるんですかナー!?

同居人Yの日本の家では毎年同じ方がみえてた(その方がお歳になられて、最近は息子さんが来られてるようですが…)ので、そういうものだと思ってましたナー。

Yの家の地域が田舎だから平和なのかナー?

それとも、水面下ではいろいろあるんでしょうかナー?

ま、気にしないでおきますナー。
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凡人です (てんゆう(kourei))
2006-08-20 03:41:44
いえ、以前ね。

今は俗人の生活をしております、、



お仏壇絡みの火災ってけっこうあるんですよ。

特に今は核家族&若年層信仰心離れで、なおさらこうなる確率が上がってます。



お寺ね・・

会社よりエゲツナイかも…。

派閥縄張り権力差別、この世の裏部分を網羅してるって感じです。

私が俗人化した理由の一つでもあります。

残念なことです。
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