(東京都世田谷区野毛 旧村社) 国分寺崖線(多摩川左岸河岸段丘)の斜面に建つ真言宗影光山善養寺の隣には六所神社がある。元和年間(1615-23)多摩川洪水のとき、府中の方から祠が流れてきたため、当時六所明神と呼ばれていた大国魂神社に肖り、流れ着いた岸の上に六所明神を創建した。明治31年(1898)現在地である旧八幡神社地に遷座、村内小社を合祀し、六所神社と改められた。旧社地は住宅地となったが、前の坂は明神坂と呼び、坂下の丸子川に架かる橋は明神橋、祠が流れ着いた場所はその後河跡湖となり明神池と呼ばれた。高度成長時代まで池は存在したが、都市化により埋め立てられた。その後、土地を鎮めるために池跡の一角に龍神が祀られている。
明神坂
明神池前バス停
明神池及び多摩川流路跡の窪み
明神池跡に祀られた龍神社
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