(東京都世田谷区玉川)
新二子橋の袂、国道246号線の高架横に社殿の基礎が嵩上げされた諏訪神社がある。言い伝えでは、この地に帰農した吉良氏臣川辺氏が、多摩川が洪水の際に流れ着いた木像を神体とし、鎌田村の鎮守、諏訪神社として創建したという。旧社地は鎌田地内であったが、多摩川改修により堤外に遷座し、現在の玉川地内となった。また、境内には「筏道」の標柱がある。かつて木材を多摩川の流れを利用し筏(いかだ)として下流へ運んだが、帰りは筏師の自らの足で帰らなくてはならないため、筏師が川沿いの道を通って上流へ帰る道を筏道と呼んだ。
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