flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

D51-201

2015-06-01 00:00:00 | RODEN-哀愁のRailway-

(D51形蒸気機関車 製造番号26×三等緩急車オハフ33-424 愛知県蒲郡市栄町)
 1938年鉄道省浜松工場で製造された、D(動輪4軸)・テンダー式(炭水車連結)機関車である。浜松機関区配属の後、1945年多治見機関区、1950年名古屋機関区、1959年高山機関区、1969年稲沢第一機関区、1973年に中津川機関区で引退するまで、東海各地で活躍した。引退間もなくして蒲郡市に譲渡され、1979年蒲郡市郷土資料館(現蒲郡市博物館)開館時に屋外資料として展示され、オハフ33-2424と共に静態保存されている。オハフ33-2424は1947年日本車輌で製造され、福井区配置の後、1975年に米原客貨車区(滋賀県)に転属、1960年に電気暖房取付により車番が424から2424となった。1955年に松任工場(石川県)で更新工事を施され、1982年に廃車。D51-201と共にこの場所で保存された。因みにオハフのオは32.5t以上37.5t未満の大形車のオ、ハは普通車、フはブレーキ(車掌が操作する手ブレーキ装置のある車両:緩急車)を意味する。
          

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