(広島県福山市西町 2013年7月25日)
平成元年(1989)福山城三の丸跡に開館した、SRC造2階地下1階、延床面積8,941㎡7の博物館である。鎌倉時代から芦田川の氾濫が起こった寛文十三年(1673)まで存在した都市、草戸千軒町に関する展示が主体となっている。
(北海道夕張市高松 2013年5月1日)
大正9年(1920)北海道炭礦汽船(北炭)によって築造された、鹿ノ谷の夕張工業学校(1948-夕張工業高等学校)校舎を昭和55年(1980)同校新校舎建設を機に、夕張市石炭博物館の付属展示施設、炭鉱(やまの)生活館として外観を移設縮小再現させたものである。(2015年解体)
(北海道夕張市旭町 2012年5月1日)
昭和53年(1978)市役所新庁舎竣工により機能が集約されたため、本町にあった図書館と、郷土美術館、青少年相談センターが入る施設として活用された。市役所別館は開館から25年以上が過ぎ老朽化が著しいため、昭和63年(1988)郷土美術館は向かい側の旧夕張セントラルボウル跡地に移転されている。平成19年(2007)図書館は夕張市財政再建団体移行により閉鎖され、夕張市若菜の保健福祉センター内に図書コーナーとして移転された。その後、市役所別館は放置されている。
(北海道夕張市本町 2013年5月1日)
昭和38年(1963)に竣工されたRC造4階塔屋付、客席580のホールを有する文化施設である。昭和46年(1971)夕張鉄道廃止に伴い1階の夕張本町駅は閉鎖され、昭和60年(1985)に至って駅構内の一部がシネサロンに改修されたが、外側は国鉄夕張支線の夕張駅が福住から移転され、平成2年(1990)三代目夕張駅に移転されるまで使用された。平成19年(2007)夕張市の財政再建団体移行により閉鎖されたが、特定非営利活動法人の管理により再開され、間もなくネーミングライツにより「アディーレ会館ゆうばり」となった。(2015年耐震性を理由に再閉鎖)
(北海道旭川市常磐公園 2012年5月24日)
昭和38年(1963)に竣工された、RC造4階地下1階塔屋付、延床面積2,778㎡,8mドームのプラネタリウムを備える教育施設である。1960年代前半のモダニズム建築の流行であるR庇が特徴的である。平成17年(2005)旭川市科学館サイパルとして北彩都あさひかわ再開発地区に移転され、その後は旭川市文学資料館として使用されている。