和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

野口さんの「宇宙滞在」は地球の尊厳

2009年12月23日 07時11分15秒 | 北斗七星
   ※ 北斗七星 ※

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ー2009/12/23(水)ー

   公明新聞より転載 


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 野口聡一さんらを乗せたソユーズ宇宙船は、23日午前、国際宇宙ステーション(ISS)とドッキングする。来年5月まで145日の長期滞在に胸が躍る。

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 本紙でのインタビューが縁で今も交流が続く宇宙開発ジャーナリスト・若居亘氏の20年前の言葉が忘れられない。「宇宙から見た地球の尊厳さは言語に絶するものがあるようです。米ソ首脳会談も、宇宙で、地球を眺めながらやると、一挙に合意に達するでしょうね」

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 その年の12月、宇宙ではなくマルタ島での米ソ首脳会談で冷戦終結が合意された。だが、地球環境の破壊を防ぐ合意については、今回のコペンハーゲンでのOPC15に見られるように前途は厳しい。やはり、宇宙から地球を見ながら議論しないと合意はできないのか。

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 若居氏によると、奇跡と言う以外にない地球の尊厳さに感動した宇宙飛行士たちは、誰もが異口同音に語ったという。「この素晴らしい美しい地球は何としても守らなければならない!」と

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宇宙に行くと思想が一変するという。宇宙から地球を見ることは、国家の枠組みを超え、人類益、地球益の観点から地球を見ることだ。野口さんの宇宙滞在が、日本人のみならず世界の人々の心に「地球の尊厳」への畏敬の念を沸き上がらせる日々となるよう期待したい。                                        (鈴)                  

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