※ 北斗七星 ※
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ー2009/12/4(金)ー
公明新聞より転載
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「自民党とはまだお付き合いがあるんですか?」。まさか、こんな圧力はないだろうが、省庁への陳情が許されなくなった各種組織や団体の多くは、小沢・民主党幹事長が率いる「陳情判定会議」を軽視できないはずだ。
◆
民主党は「事業仕分け」によって、「事業を廃止したり予算を削減する権限を持っているのはわれわれだ」と強いメッセージを打ち出した。この「Ⅰ時間の即決人民裁判」(猪瀬直樹・東京都副知事)は、国の予算を必要とする団体に衝撃を与えた。
◆
法的根拠もなく「ムダを洗い出す」と設置された行政刷新会議やワーキンググループに正当性はあるのか。現在、自民党、公明党、みんなの党所属議員が、質問主意書で「仕分け人の選定基準が不明確」「官職を持たない者が、なぜ、政府の予算編成作業に関与している」などの問題について追及を続けており、政府は防戦に懸命だ。
◆
人選の不透明さを追及した公明党副代表の草川昭三参院議員に対する答弁書で、政府は「事業仕分けにおいて、各評価者が行う評価は、それぞれの意見の表明に過ぎない」と認めている。
◆
責任のない参考意見をまとめたものが、最終的に予算編成を左右することになる道筋は不透明である。民主党の「政治主導」「脱官僚」の本質を見極めなければならない。
(山)
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ー2009/12/4(金)ー
公明新聞より転載
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「自民党とはまだお付き合いがあるんですか?」。まさか、こんな圧力はないだろうが、省庁への陳情が許されなくなった各種組織や団体の多くは、小沢・民主党幹事長が率いる「陳情判定会議」を軽視できないはずだ。
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民主党は「事業仕分け」によって、「事業を廃止したり予算を削減する権限を持っているのはわれわれだ」と強いメッセージを打ち出した。この「Ⅰ時間の即決人民裁判」(猪瀬直樹・東京都副知事)は、国の予算を必要とする団体に衝撃を与えた。
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法的根拠もなく「ムダを洗い出す」と設置された行政刷新会議やワーキンググループに正当性はあるのか。現在、自民党、公明党、みんなの党所属議員が、質問主意書で「仕分け人の選定基準が不明確」「官職を持たない者が、なぜ、政府の予算編成作業に関与している」などの問題について追及を続けており、政府は防戦に懸命だ。
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人選の不透明さを追及した公明党副代表の草川昭三参院議員に対する答弁書で、政府は「事業仕分けにおいて、各評価者が行う評価は、それぞれの意見の表明に過ぎない」と認めている。
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責任のない参考意見をまとめたものが、最終的に予算編成を左右することになる道筋は不透明である。民主党の「政治主導」「脱官僚」の本質を見極めなければならない。
(山)