kosukeのきまぐれWORLD

アイドルやら音楽やらスポーツやらを好き勝手に語ります。

アイドル雑記帳 水谷麻里「地上に降りた天使」

2007-05-17 21:28:47 | アイドル

水谷麻里「地上に降りた天使」(1986)

水谷麻里ちゃんと言えば、“恋コロン、髪にもコロン”というコピーが売りのシャンプー&リンスのCMイメージガールを選ぶコンテストで5万人以上の中からグランプリをとってデビューしたアイドルです。
ちなみに、このコンテストには酒井法子ちゃんもエントリーしていたわけですが、後のスーパーアイドルのりピーを押さえてのグランプリですから、価値ある受賞と言っていいでしょう。
この曲は、そんな麻里ちゃんの2枚目のシングルです。
麻里ちゃん自身も出演した映画「子像物語」のテーマソングで、さきほどのシャンプー&リンスのCMにも流れていましたから、耳にした方は多いと思います。
「地上に降りた天使」って、麻里ちゃんのイメージにはぴったりかなと思います。ジャケット写真を見てもおわかりのとおり、髪はストレートのショートカット、というより、「おかっぱ」と言った方がいいでしょう。それに、大きくてクリクリっとした目が印象的です。でも、インパクトのある顔というわけでもなく、そのかわり変な癖もなく、普通の女の子っぽくて、見ていてホッとする感じがしませんか?
事務所がサンミュージックということもあり、活動は歌中心だったんですが、ビッグヒットというところまではいかず、TVでの露出はCMがメインだったかもしれませんね。
まあ、毎度言いますが、麻里ちゃんがデビューした1986年というのは、おニャン子旋風荒れ狂ってた時期ですから、おニャン子以外のアイドル歌手には、厳しい時代でした。
前振りが長くなってしまいましたが、この曲、作詞:松本隆、作曲:筒美京平という、80年代アイドルポップス黄金コンビによる作品です。
曲は、かわいい感じのイントロで始まる、メルヘンチックな、ほのぼのとした曲ですね。麻里ちゃんの声はどちらかというと低めで、癖のない声で、語りかけるように歌います。
サビの部分の♪地上に降りた天使・・・という部分は、キャッチーなメロディで、さすが筒美メロディというところです。
それに続く♪この掌で翼のように あなたの涙 包んであげる・・・とか♪そしてあなたの手を握りしめ 風に向かって走ってゆくの・・・なんてところは、さすが、松本ワールドって感じですか。
二人とも、麻里ちゃんのかわいさを十分引き出してます。
作品としては、すごくよくできてると思いますね。やっぱり、アイドルには、こういう曲を歌ってほしいというのが、素直な感想です。
当の麻里ちゃんは、デビュー2年目には、「ポキチ・ペキチ・パキチ」など、意表をついたいわゆる「不思議路線」的な曲を出しはじめ、局面打開を図ったようですが、結局実らず、その後、1990年に、18才の若さで、麻里ちゃん自身がファンであった漫画家の江口寿史と結婚し、引退。短かったアイドル歴にピリオドを打ってます。
結局、ブレイクしたとは言えなかった麻里ちゃんですが、アイドルファンの心には確かな足跡を残したアイドルだったと思います。
仮に、今の時代に、当時の麻里ちゃんがそのまま現れたら、そのあまりの普通っぽさに、人気爆発するんじゃないか、そんな感じもしないでもないですね。


八神純子さんの歌聴きませんか・・・「Touch you,tonight」

2007-05-16 22:59:22 | 八神純子

Touch you,tonight(1982)
(写真はこの曲が収録されたアルバム「LONELY GIRL)

純子さん14枚目のシングルです。オリジナルアルバムとしては、5枚目の「LONELY GIRL」に収録されてます。
今なら、「ポプコン マイ・リコメンド 八神純子バラード」または「JUNKO YAGAMI 2CD BEST 1978-1983」のどちらでも入手可能です。
なんと言っても、出だしの♪Touch you,tonight・・・が色っぽい!
トータルとしては、純子さんのトレードマークのハイトーンヴォイスは押さえ気味だし、テンポもメロディも淡々としていて、インパクトという意味では、地味な作品かなあと思います。まあ、このあたり、路線としては、「I‘m A Woman」~「恋のマジックトリック」という、ポップロック調のシングルの後、「サマー・イン・サマー」~「ラブ・シュープリーム~至上の愛~」という、ポップ&バラード風の流れを押し出していた頃の曲ですね。
作曲は純子さん、作詞は三浦徳子さん、編曲瀬尾一三さんという、純子さんのシングル曲の王道トリオですかね。
はっきり言って、大人向けの曲ですね。これは、熱い若者にはうけないかもしれません。
しかし、純子さんの歌唱にはますます磨きがかかっていて、まったく乱れもない完璧な歌唱を披露してくれてます。ただ、それは、裏を返せば面白味にかけるとも言えるのかもしれません。特に、それまでずっと純子さんの完璧な歌唱を聴いてきているファンにしてみれば、なおさらかも・・・。
そんな純子さん、この頃にはアメリカデビューの準備段階だったんじゃないでしょうか。翌年には「恋のスマッシュ・ヒット(I Just Make A Hit wit-choo)」でアメリカデビューを果たすわけです。
ということは、大きな転機を迎えた時期にあえて「静」の姿勢で活動していたということなのかもしれません。このあたりの詳細は私にはわかりませんが。
まあ、そういう背景はともかく、この曲、インパクトはありませんが、いわゆる歌謡曲っぽい感じもあり、聴けば聴くほど、味が出てくる感じはあります。私は基本的に純子さん大好きですから、ひいき目に見てしまうところはありますが、曲もアレンジも歌い方も、すごく聴きやすいです。(パープルタウンみたいな、予想外の展開がないですしね。)
はじめて純子さんを聴く方には、オススメではありませんが、パワフルな純子さんを知っている方には、ぜひ聴いてほしい曲だと思います。
純子さんの素直な歌が聴けますよ。


アイドル雑記帳 西村知美「夢色のメッセージ」

2007-05-15 22:09:37 | アイドル

西村知美「夢色のメッセージ」(1986)

前回の畠田理恵ちゃんに続き、ミスMOMOCOクラブグランプリつながりということで、今回は西村知美ちゃん(以下、ニックネームの「とろりん」)です。
とろりんは、さんまのからくりTVを筆頭に、バラエティ出演も多く、お茶の間の知名度は高いアイドルですが、私的には、純アイドル(って、造語ですけど)です。
なんと言っても、記念すべき、第1回ミスMOMOCOクラブグランプリです!いわば、ポスト菊池桃子の使命を背負ってデビューしたわけですから。
そんな、いわば鳴り物入りでのデビュー曲が、この「夢色のメッセージ」。作詞:来生えつこ、作曲:来生たかおの来生兄弟の作品を、萩田光雄がアレンジしてます。
ちなみに、この曲は井上ひさし原作で、夏目漱石の「我輩は猫である」の現代版ともいうべき「ドン松五郎の生活」の映画版の主題歌であります。
しかし、さすが来生作品、メロディがきれいなバラードです。そのメロディに乗って、とろりんの、まるで音楽の授業で歌うようなヴォーカルが流れてきます。
とろりんのヴォーカルは、伊藤つかさ的な、どこか空気が抜けるようなヴォーカルですが、ソフトな感じがいいです。演奏の音量が控えめなこともあって、とろりんの声が強調されているところも、GOODです。
とろりんは、トータル8年間で22曲のシングルをリリースしてます。おニャン子バブルの時代をはさんだこの時期のアイドルとしては、がんばってましたね。当時、とろりんのような「ホっとするアイドル」を求める空気というものがあったのは間違いないと思います。おニャン子バブルに巻き込まれていた私がそう思うのですから。
また、とろりんは、実はオタクアイドルのさきがけ的存在であって、アニメオタクであり、中でも、「うる星やつら」に関する造詣の深さはかなりのものだったようです(残念ながら、私はアニメ音痴なので、そのすごさがわからないのですが・・・)。今でいうなら、中川翔子ちゃん(しょこたん)を先取りしてたって感じですかね。
(以下、私事ですみません。)で、そんなとろりんを生で見たことが1回だけありました。就職1年目(1990年)の夏の終わり頃、とろりんが当時の勤務地の長崎にある長崎総合科学大学(昔は長崎造船大学という名前でした)の学園祭に来たんですね。たまたま、同期に熱烈なとろりんファン(しかも、同じ宇部出身)がいたので、そいつと二人で乗り込んだわけです。
そりゃあ、もう、かわいかったのなんのって。あまりに舞い上がっていて、そのとき歌った曲を覚えてません。ただ、ステージの最後に、とろりんが“いちごみるく”をまいたことだけ、強烈に憶えてます。そのときゲットした“いちごみるく”、中身はなめてしまいましたが、包みは今でも保管してますから(アホですね)。で、今回、この記事に添付するために、その“いちごみるく”の包みと一緒に密封していた、当時のチケットを、封印から解きました。

しかし、よくよく思うに、とろりんという存在は、バブルとともに舞い降りた天使だったんじゃないかって思うんですね。長い間の恋を実らせての結婚というエピソードもありましたが、いつ見ても、“ピュア”という言葉が一番似合うアイドルだったと思うんです。
天然ボケキャラも、愛嬌あっていいんですが、私は、1980年代後半に、とろりんという“ピュア”なアイドルの全盛期をともに過ごせたということに、感謝しています。
“ピュア”という意味で、彼女のようなアイドルが今後現れるのことはないような気もします。今はそういう時代じゃないですからね。でも、だからこそ、語り継いでほしいアイドルではないかと思うのです。
今回は、そんなとろりんのデビュー曲を紹介させていただきました。

アイドル雑記帳 畠田理恵「Kissよりつねって」

2007-05-15 00:11:03 | アイドル

畠田理恵「Kissよりつねって」(1988)

畠田理恵ちゃん、現在は棋士の元7冠(だったっけ?)の羽生善治さんの奥様ですね。
ミスMOMOCOクラブのグランプリ獲得してます。だれが見ても(というのは、アイドル通の人が見れば、という意味ですが)MOMOCO系美少女です。同系列のアイドルとの比較では、西村知美ちゃんと島田奈美ちゃんの中間的な感じがします。知美ちゃんほど普通っぽくはないけど、奈美ちゃんほどの透明感はないかな、と。
私自身、デビュー当時は、あまり興味持ってはいませんでした。雑誌「MOMOCO」誌上ではよくみかけてましたが。
デビューから何曲かは、アイドルとしては渋めの曲が多かったようで(このあたりは、多くの方が指摘されてますが、路線的には中森明菜路線だったようです)、それは結果的には成功したとは言えなかったようです。
で、今回取り上げたこの曲。賛否はともかく、ノリがよくて、理恵ちゃんのかわいさも前面に出てて、かなりいい曲だと思います。私の理想とするアイドルポップスの典型に近いです。
この曲は、理恵ちゃんも出演していたドラマ「あぶない雑居カップル」(余談ですが、このドラマの主演の古村比呂ちゃんはキュートでかわいかった!)の挿入歌でしたから、なんとなく耳にしていた記憶があります。
1988年といえば、おニャン子バブル崩壊後、アイドル歌手氷河期とも言える時期ではなかったかと思います。今思えば、いいキャラクターのアイドルは多かった時期だと思うのですが、セールス的には、アイドルポップスというジャンル自体の勢いが衰退していた時期だったのが残念です。
そんな中にリリースされたこの曲、アイドル畠田理恵ちゃんとしては、ドラマのタイアップもあって、世に流れた機会は多かったんじゃないでしょうか。
ジャケット写真も、それまではどちらかと言うと、おすまし顔が多かったんですが、この曲のジャケットは、笑顔全開です!かわいいです!
理恵ちゃんは、世間一般的にはアイドルとしてはブレイクしなかったということになるんだろうと思います。羽生さんの奥様ということは有名でも、彼女のアイドルとしての活動はあまり知られてないんだろうな、と。
であれば、理恵ちゃんのアイドルとしての活躍少しでもを知ってほしいと、今回は私にとっての理恵ちゃんの代表曲「Kissよりつねって」を紹介させていただきました。
しかし、調べてみたところ、残念ながら、現在発売中のCDではこの曲が含まれてるものはないようです。重ね重ね、残念なことです。

八神純子さんの歌聴きませんか・・・「甘い生活」

2007-05-13 23:26:24 | 八神純子

甘い生活(1979)

純子さん8枚目のシングルです。「マイ・リコメンド 八神純子バラード」および「JUNKO YAGAMI 2CD 1978-1983」に収録されてます。
この曲、純子さんのヤマハ時代のシングルの中では、最も知名度の低い曲だと思います。
セールス的にも、ヒットしたとは言い難かったんじゃないかと記憶してます。
私は、初めて聴いた時のことを思い出すと、すごく意外な感じがしたなあと思います。
「みずいろの雨」の大ブレイクのあと、「想い出のスクリーン」「ポーラースター」と、キャッチーなメロディのヒット曲を出した後のこの曲、ピアノの「ダン ダン」というイントロから、重々しく始まるバラードです。作曲は純子さん、作詞は三浦徳子さん。
意味深な別れの曲で、はっきり言って暗いです。
♪ごめんなさいね わたしを許して あなたの心が つかめない 昨夜話すと決めていた さよなら 朝まで とうとう言えないままに ドアを開く
♪残り少ない シガレットだけど 置いてゆくわ わたしの罪を煙にして
という感じですからね。
どうなんでしょう?多くの純子さんファンの方の中での人気度も、それほど高くないようでもあります。純子さんの曲って、シングルよりもアルバムの中に素晴らしい曲が多いですから、単にシングルだからといって評価が高いということはない傾向もありますからね。
でも、この曲って、インパクトはあると思うんですね。出だしの部分のささやくような入りから、♪ごめんなさいね~というあたりからのハイトーン部分への流れがとても美しく、最後は♪わたしの罪を煙にして・・・という部分の繰り返しに余韻が残ります。
さらにその後の後奏の部分で♪ルルル ルルル・・・と歌うんですが、この部分も惹きこまれます。あらためて聴くと、すごくいい曲なんだと、最近になって感じてます。
あと、歌の部分以外のアレンジも、なかなか渋いんです。後半のトランペットが入る間奏なんか、シビレます!ちなみに、編曲は後藤次利&瀬尾一三。純子さんの名曲を手がけた二人の傑作と言ってもいいでしょう。
最後に、ちょっと評論家っぽい言い方をするなら、ヒットを連発した後に、あえてヒット性の低いこだわりの曲を出すというところに、純子さん(および制作サイド)の、本格的アーチストとしてのこだわりみたいなものも感じます。
ちなみに、ジャケット写真がなかなか色っぽくてGOODです!




アイドル雑記帳 安倍なつみ「一人ぼっち」

2007-05-11 01:48:50 | アイドル

安倍なつみ「一人ぼっち」(2004)

おニャン子の次はモー娘。・・・病気ですかね?
ご存知、モー娘。OGのなっちのデビューアルバムです。
第1期モー娘。(めんどうなので、以下「娘。」と省略します。)の中心でしたね。しかしながら、私自身、初期の娘。には全く感心をもっていませんでした。私にとってのアイドル空白期だったと思います。で、あるとき、ある雑誌でなっちの特集をしていたのをたまたま手にとったのが運のつき(?)、とりあえず、なっちという子に興味を持ちはじめました。したがって、当然娘。の出る番組を見るようになり、結局娘。地獄にはまっていったわけですが、まあ、そんな話はさておき・・・。
なっち、かわいいです。このジャケット写真のように正面から見つめられると、ドキっとしてしまいます。
彼女は、もともと娘。の曲のボーカルをとることも多く、歌は、うまいという感じではないけども、声に特徴あって、雰囲気のあるヴォーカルだと思います。
このアルバムは、娘。関連の曲のカバーも多いですが、なんといっても「ふるさと」のなっちソロバージョンがイチオシです。ファンの方には言わずもがなですが、初期娘。の曲としてリリースした「ふるさと」(娘。の曲で最も売れなかった局です)を、娘。を卒業して、オトナになったなっちが歌ってるわけですね。しかし、この曲、名曲だと思います。詞もジーンと来るものがあるし、曲もアレンジも郷愁を誘います。そうそう、お母さんのことを歌った歌なんですよね。そして今週末は母の日。狙ったわけではないんですが、ふと手にしたCDがこれだったというのも、何かの縁ですかね。
他では、なっち自身もメンバーだったシャッフルユニット「黄色5」のナンバーをカバーした、「黄色いお空でBOOM BOOM BOOM」が、ある意味なっちっぽくない、アップテンポの曲で、面白いです。
娘。のカバー「Memory 青春の光」は娘。の曲の中でも渋い名曲だし、娘。さくら組のカバー「晴れ 雨 のち スキ♡」もなっちにマッチしたバラードで○です。
他にも、企画モノっぽい曲なんかもあって、バラエティに富んでます。
と、書いて行くときりがないですね。まあ、娘。と聞いただけで拒否反応起こす方も多いとは思いますが、素直に聴くと、これ、かなりいいアルバムです。
最近は娘。とは距離を置いていて、活動状況もほとんどチェックしてませんが、このアルバム聴いて、なっちの新作を聴いてみたくなりました。

アイドル雑記帳 おニャン子クラブ「会員番号の唄」

2007-05-10 00:15:18 | おニャン子クラブ

おニャン子クラブ「会員番号の唄」(1986)

この曲に関して、何かを語ることに、何の意味があるでしょうか?
おニャン子クラブの存在がどうでもいい人にとっては、これほどばかげた歌はないでしょう。
おニャン子クラブとともに青春を駆けていた人にとっては、これほど記憶に残るフレーズはないでしょう。
私は、はばからず申し上げて、後者の一員です。でも、敢えて、語らせていただきます。
しかし、実は、この曲って、どうしても寂しさのイメージがセットになってしまうんですね。
(ちなみに、「会員番号の唄には」「続・会員番号の唄」と「続・続・会員番号の唄」と全3パターンありますが、位置づけはいつも同じです。)
それは、この曲が披露されるコンサートでは、必ずだれかが卒業するから、つまり、卒業式の開会宣言代わりに歌われる曲だからなんですね。
まあ、このあたりは、おニャン子ファンには釈迦に説法ですが・・・。
で、この、1曲目の「会員番号の唄」は、南野陽子ちゃん主演の「スケバン刑事」に出演していた、吉沢秋絵ちゃんのセカンドシングル「季節はずれの恋」のB面(しかも、33回転!)に収録されました。
こんな企画を考えたのは、秋元康をおいて他にはいないでしょうが、よくぞここまでやったな、と思います。(秋元氏に対しては、個人的には思うところあるのですが、企画者としては、賛辞を送る私です。)
要は、この曲は、おニャン子が入れ替わり立ち代り、自分の自己紹介を1フレーズづつ歌っていく、というものです。この当時は4番新田恵利ちゃんから33番布川智子ちゃんまで22人いました。(欠番がありましたからね。)
ところで、自己紹介ソングというのは、過去にも案外あるんですね。有名どころでは、元わらべの倉沢淳美ちゃんのデビュー曲「プロフィール」。これは♪1メートル56です・・・なんて、身長の紹介まで歌ってました。ほかにも、淳美ちゃんの自己紹介でいっぱいの曲で、締めは、♪淳美 淳美 呼び捨てにして・・・でした。
ワンポイント自己紹介という意味では、松本伊代ちゃんの「センチメンタル・ジャーニー」の♪伊代はまだ16だから・・・というのもありましたね。
ちょっと脱線しましたが、この「会員番号の唄」は、♪会員番号○番 ○○○○・・・と言った上で、1フレーズ自己紹介していきます。
有名どころでは、なんと言っても渡辺美奈代ちゃんの♪美奈代のミの字はみんなのミ、美奈代のナの字はなかよしのナ、美奈代のヨの字はよろしくのヨ・・・ですかね。
私的にいいなあと思うのは、現秋元康夫人の高井麻巳子ちゃんの♪私の実家は福井県 4人姉妹の自転車屋 どなたか養子に来てください・・・ですかね。すごい自己紹介です!
あと、当時私のイチオシだった河合その子ちゃんの♪20歳を過ぎても子供と まわりのみんなに言われるの 大人のその子をいつか見せたい・・・ですかね。当のその子ちゃんはその後、シンガーソングライターとしてもアルバムを出し、見事に「大人のその子」を実現してくれました。
この曲は、その河合その子ちゃんと中島美春ちゃんの卒業記念コンサートで、披露されました。ビデオでしか観てませんが、あのときの、オレンジと緑の宇宙服チックな衣装で歌う「会員番号の唄」を聴いたとき、私は自分がおニャン子のファンでよかったなあ、としみじみ思いました。
ちなみに、そのビデオは、交通量調査をやったバイト料で買ったんですね。いろんな思い出があるものです。
この曲は、私のおニャン子熱の絶頂期の思い出と重なる曲なのです。したがって、その頃の私のいろんな思い出がオーバーラップされるんですね。
最近聞くと、聴きながら「なんじゃそりゃ!」と言ったりしてしまうような、くだらない歌詞もあるのですが、少なくとも あの頃、おニャン子クラブという集団がアイドル界を席捲していたということの証が、この曲の存在なのだと思うのです。
♪おぼえてください 顔と名前 あーあ 花の おニャン子クラブ・・・
♪あなたの心の ガールフレンド あーあ 花の おニャン子クラブ・・・
秋元康、お見事!


八神純子さんの歌聴きませんか・・・「バースデイソング」

2007-05-07 22:55:14 | 八神純子
バースデイソング(1979)

2ndアルバム「素顔の私」収録の曲で、今なら「JUNKO YAGAMI 2CD BEST 1978-1983」に入っています。
ちなみに、「素顔の私」は、CDで買おうとすると、オークションでは8千円~1万円くらいと、高騰してます。レコードであれば、1000円前後というところでしょうか。
この曲、作詞・作曲とも八神純子さんです。
失恋系の歌が多い感じの純子さんですが、この曲は、ラブラブソング(?)です。
さびの部分の
♪あなたのための バースデイソング 心をこめて いとしい気持ちを 伝えるの
♪あなたのための バースデイソング 歌いつづるの 命の炎が もえるまま
な~んて、目の前で歌われたら、イチコロでしょう。
この曲、イントロなしで純子さんの声からいきなり入ります。トレードマークのハイトーンボイスは控えめで、低音域がメインの、しっとりした感じのバラードです。前回紹介した「思い出は美しすぎて」同様、楽器の音は控え目で、純子さんのボーカルを堪能できる曲です。
個人的感想としては、聴いた後、すごくリラックスする感じがします。純子さんの歌唱も、力が抜けていて、語りかけるような歌ですしね。
で、私事ですが、今月、4○回目の誕生日を迎えます。たぶん、何もない日になりそうなんで、日が変わった瞬間、この曲聴いて、この曲のDVD(コッキーポップ・コレクションVol2に収録されてます)を観ながら、一人で祝うことになるでしょう。いや、一人じゃないですね。28年前の純子さんが歌でお祝いしてくれますからね。
そんなことをしたくなるような、素敵な曲です。

八神純子さんの歌聴きませんか・・・「思い出は美しすぎて」

2007-05-07 01:20:02 | 八神純子

「思い出は美しすぎて」(1978)

純子さん3枚目のシングル。
今なら「ポプコン マイリコメンド 八神純子ポップヒッツ」または「JUNKO YAGAMI 2CD1978~1983」に収録されてます。
まず、ギターの印象的なイントロから始まり、純子さんの♪やさしく 時は流れすぎて ひとりふりかえる 今でも あなたのほほえみを 感じることがあるのよ♪ という、地声の(?)部分から入っていきます。このあたりの声の感じはとても心地よい響きです。空に突き抜けるようなハイトーンボイスもいいですが、特に出だしの歌い方が、すごく優しい感じがします。
全体的に、スロー~ミドルテンポで、さらに楽器の音を控え目にして、純子さんの歌を聴かせるつくりになってます。
サビの♪思い出は美しすぎて それは悲しいほどに もう2度と手の届かない あなた 遠い人♪ の部分は、ハイトーンで聴かせてくれます。このあたりは「純子節」炸裂という感じです。
詞としては、終わってしまった昔の恋を歌う歌ですね。なんとなく、純子さんの詞にはこの手のものが多いような気がするのは気のせい?
3分11秒と、最近のポップソングからすれば、すごく短い曲ですが、メロディもまとまっていて、スーっと入ってくる気がします。素敵です。
曲名が、ファーストアルバムのタイトルにもなってますから、初期の代表曲ということになるんだと思います。
心に沁みる、名曲です。

と、こんな風に、なるべく、今入手可能な曲について、やさしく紹介していきながら、ファン以外の方で興味を持ってもらった人にCDを聴いてもらえればいいな、という感じの記事を、こつこつ書いていきたいと思います。
(純子さんの熱いファンの方には、いまさら何を、って感じかもしれませんが、あしからず。)


ラリーアルゼンチンLeg2ペター失速

2007-05-06 10:16:35 | WRC
もう、なんと言えばいいのでしょうか?Leg2のSS16までは、セブ、マーカス、ペターの”本来の”3強がそろって好調のまま、トップ争いをしていたのに、なんと、SS17でペターが脱落した模様。リタイヤはせず、この日最後のSS18まで走り切ってるようですが、すでに10分以上遅れ。陣営はLeg3の出走をどうするか、という状況のようです。原因はエンジントラブルらしい、というくらいしかわからないのですが、またか!って感じです。ここまでのペターは、好走→トラブルというパターン多いなあ。
ということで、堅実な男セブが、ほとんどのSSでトップタイムを出していますが、マーカスも19秒差につけ、なんとか射程圏内にはがんばってます。Leg3は”2強”のバトルが繰り広げられるようです。
マーカスから1分ちょっと遅れでミッコ。その後のラトバラまでがさらに1分以上ありますから、ミッコの”定位置”確保の確立は高いでしょう。
クリスはギリギリポイント圏内の6位ですが、約13秒差でストールがつけており、どうなることか。
で、スバルファンには、イマイチ盛り上がらないラリーになると思いきや、PWRCで我らが新井さん、2位につけてます。しかもトップのヴィラグラ(ってどういう人やったっけ?)とは2秒ちょっとの差。これは期待大です。
ヌタさんは途中で何かあったようで、PWRCのトップから40分以上遅れてます。残念。
取り急ぎ、わかってる範囲の情報入れてみました。