もののあわれを感じた ー わずかの間にやつれてしまった赤トンボ ―

２０２３・１０・１１（水曜日）　晴れ

　庭隅に置きっぱなしだったスイセンの植木鉢。
　ふと見てみるとカラカラに乾いて土が固くなっている。
　もう枯れてしまったのだろう・・・
　植木鉢も邪魔だから片付けようと土をどけたら中から根っこが伸びた球根が出て来た。
　「おーっ、長い間、面倒も見てあげなかったのにこんなに沢山の球根が！」。
　これは放ってはおけない。
　新しい土に植え替えてあげることにした。
　（何事にもいい加減んなオイらには植え替え時期が適切かどうかは分かりませんが）

 

作業中、先日の赤トンボが飛んできて、お気に入りに止まった。

 

赤トンボは何だかやつれて見えた。
先日飛んで来た時はもっと元気だったようだけど・・・（１０月７日のことです）
あれからまだ一週間もたっていないのにねぇ。

　

 

　　　　何か所か羽が破れている。　

　

 

　ふと、「もののあわれ」という言葉が浮かんできた。
　自分の老齢とわずかの間に衰えた赤トンボの姿が重なったのかもしれない。

　でも、「もののあわれ」ってどういう意味なのかはよくは知らない。
　（何でもいい加減なオイらですから・・・）
　サイトを検索して意味を調べた。
　ふーん、そういうことですかぁ、勉強になりました。
　「あわれ」っていうから「可哀そうなこと」かと思っていたけど、もっと奥深い意味が
あるんだ。
　でも、「外界の出来事に触れて深く感動する」意味もあるからまったくの見当違いでは
ないだろう。

　
　植え替え作業を続けていると、もう一匹、赤トンボがやってきた。
　そして時々、小さな虫が頭上に飛んで來るのを狙って飛び上がって行く。

　　

　　植え替え作業が終わっても赤トンボは飛び去らない。
　　
　　　「ゆっくりしていきなね」

　　と言葉をかけておいらは部屋に戻りました。
　　

 

赤トンボが止まった － トンボのお気に入り場所 －

２０２３・１０・０７（土曜日）　晴れ

　庭隅に置かれた鉢植えのゼラニューム。　時期になると真っ赤な花が咲きます。
　今は時季外れに咲いた花が枯れかかって残っています。
　このゼラニュームの茎の先端が庭に飛んでくるトンボのお気に入り場所です。
　夏の頃にはシオカラトンボやムギワラトンボが止まります。
　そしてじっとして頭上に小さな虫が飛んで來るのを待ちます。
　虫が飛んで來ると目玉をくるくる動かしてパっと飛び上がって捕まえに行き、
またすぐここに戻ってきて待機します。
　こんなことを飽きもせずに一日中眺めているオイらをお代官様（家内のこと）は
「あんたは幸せねぇ！」なんて馬鹿にしてます。（ホント、バカみたいです（笑い））

　秋も本番になったこの頃には赤トンボが止まります。
　　

 

 

まったりした赤トンボは近づいても逃げません。

 

顔のアップ。

 

背中はこんなに複雑な模様が・・・

 

きれいな花があってもそれには止まってくれない。

 

 

　

　今日も一日中、遊んで過ごす・・・　シ、ア、ワ、セ？？？なオイらでした。

 

開花の様子を微速度撮影 ー 月下美人の花が咲いた －

２０２３・１０・０３（火曜日）　晴れ

　今年は３つの植木鉢に植えた月下美人が皆つぼみを付けてくれて全部で
５つの花が咲きました。
　開花の様子を撮影しようと毎日、つぼみの様子を確認していたのですが
開花時期を誤って、開花の始まりを撮影しそこなってしまいました。
　幸い、１つの鉢の月下美人が１日遅れで開花してくれました。
　今度はしっかり準備をして撮影しました。
　最初のうちはただ静止画を撮るだけのつもりでしたが、開花まで付きっ切りで
撮影して微速度撮影もどきの動画を作成しました。

　夕方５時半過ぎに撮影の準備をしました。

 

　　始めのうちは開花が進む度にシャッターを切っていたのですが、
　どうせやるなら、「人間タイマー」になって３０秒ごとにシャッターを
　切ってあとで繋ぎ合わせればいいじゃん！
　　お代官のキッチンタイマーを借りて３０秒ごとにシャッターを切りました。
　　最初のうちは３０秒ごとに切っていたシャッターもだんだんいい加減になり
　１分も２分もボタンを押すのを忘れたり、また途中でカメラの電池切れに
なったりでいい加減な撮影になってしまいました。

　そんな「微速度撮影風」の動画をご覧ください。

　

　６時頃から１０時半近くまでの長時間対応でした。
　

 

  　約５時間にわたる撮影、その後の動画編集・・・とても大変でした。
     月下美人の花が同時に５つも咲くなんて初めてのことでした。
　 また来年も咲いて欲しいと願っています。
　 そしてもう少しましな微速度撮影をしてみたいです。 

      この拙いブログ記事にお付き合いくださったみなさま、ありがとうござい
　ました。　また次回もよろしくお願いいたします。

　　　　　　　　　　月下美人の開花　完
　

　

花の命は短くて・・・・・を実感 － 月下美人の花が開花した －

２０２３・１０・０２（月曜日）　晴れ

　庭の鉢植えの月下美人の花が開花しました。
　蕾が大きく膨らんでもうすぐ開花するだろう、と思ってはいましたが、
明日頃かな？なんて思って呑気に構えていました。
　しかし、もしかすると今夜かな？と心配になり夕食後、庭に出て確認
してみました。

　わぁー、もう開花し始めている！
　大慌てで撮影の準備を始めました。
　庭は真っ暗です。　流し場も暗くて植木鉢も洗えません。
　濡れ雑巾でざっと拭いて部屋に持ち込みました。
　きれい好きのお代官に見つかったらお目玉を喰らいそう・・・
　（その反動でオイらはキタナ好きです（だらしないのです））

　もう準備が間に合わないのでバックが黒くなるようにテレビの前に
月下美人の鉢を置いて撮影することにしました。

　撮影開始は７時１５分頃、月下美人の花は大分開花していました。

　　

 

　この植木鉢には３つの花が咲いています。
　２つの花がこんなに接近して咲いているのは初めてです。

 

　カメラの位置を調整して３つの花を収めてみました。　

 

  植木鉢を２つ合わせてみました。　

 

　４つの花は初めてです。

　

　クローズアップ

 

後ろ姿

 

　　真横から撮影。
　　開花が進むと花は大きく開き、「がく」？が反り返っていきます。
　　がくが開き切ると満開状態です。

 

　午後９時半頃、満開になりました。

 

　これからは萎んでいくばかりです。　
　ときどき観察するだけです。
　　

　午後１１時頃の様子。　「花柄？」が曲がって花が下を向いていきます。　
　

 

 

　

　　午前５時４５分。
　　花は萎んでしまいました。

 

　　　朝陽があたりだした庭に戻しました。
　　　たった一晩だけ開花する月下美人の花・・・

　　　「花の命は短くて・・・・・」

　　　こんな文句が浮かんできました。　　　

　

　

 

　　今日（１０月３日）に咲く花があります。
　　今度は花が開くときの様子を撮影しようと思っています。
　　どうそご期待ください。
　　（えっ、期待するほどのことじゃない、ですって。　うーん、確かにそのとおり。
　　　　以前は何秒か置きに写真を撮って動画編集して微速度撮影もどきをアップ
　　　したことがありましたが、今はそんな気力はありませんしねぇ・・・
　　　　でも、やろうと思ったことは最後までやるのが実習生のモットーです。
　　　　変哲のない静止画のオンパレードですがどうぞお付き合いくださいませ。

　　　　　　　　　　　　　　　　（続く）

開花も近い ― 月下美人のつぼみ ―

２０２３・１０・０２（月曜日）　晴れ

　今日は風もさわやかで秋らしい一日でした。
　庭の鉢植えの月下美人のつぼみも一日、一日と大きく育っていきます。
　今日はつぼみの中の白い花びら？がはっきりしてきました。
　つぼみの先端には花びらも見えてます。

 

 

 

　開花は間もなくでしょう。
　以前のことですが、「まだ咲かないだろう・・・」と油断して庭に出しておいたら
夜中に開花してしていて、花を見損なったことがあります。
　今夜はまだ開花しないでしょう・・・　このまま庭に置いておきます。
　（暗くなったら庭に出て確認してみます。）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（続く）