2023/10/28(土曜日) 雨のち曇りのち晴れ
ジャンク箱にあった気圧センサーは「ゲージ圧」の圧力計でした。
自転車の空気入れに取り付けてある圧力計と同じで、タイヤの中に
押し込めた気圧(圧力)は測れるけど大気の圧力(天気予報の気圧)は
測れませんでした。
大気圧を測定するのには「真空」を基準にした「絶対圧気圧計」が
必要です。
部品箱にそのセンサーがありました。
こんな小さなセンサーですが、絶対気圧(天気予報の気圧)、気温、湿度が
測れます。
しかし、このセンサーはソフトウェア―で制御してデーターを読み出さなく
てはならないのでマイコンとプログラムが必要です。
マイコン、ソフトウェア―・・・ 何だかとても難しそうです。
幸い、Webサイトには参考資料、参考記事がたくさん掲載されています。
この参考資料やサンプルを参考に(真似)して工作してみました。
マイコンはESP32ーWROVER、プログラムはArduino IDE
(統合開発環境)で作成、動作させます。
回路図はこんなものです。
BME280の出力(デジタル数値)をマイコンのDAC(デジタル
アナログ変換)によって電圧の変化として取り出し、テスターで確認
します。
マイコンとセンサーはi2c通信という方式で通信してセンサーを制御したり
データを読み出したりします。
センサーの気圧出力を確認するにはセンサーにかかる圧力(気圧)を変化させなく
てはなりません。
センサーを気密瓶(ジャムが入っていたガラス瓶)に入れて口から吹き込む空気で
気密瓶内の圧力を変化させます。
圧力の変化の様子は圧力チェッカーで確認し、センサーの気圧出力(DAC電圧)を
テスターで確認します。
実験の様子を動画にしてみました。
次はこのセンサーで気温や湿度、気圧を表示するシステム?を作ってみたいです。
応援をよろしくお願いいたします。