何でも実習生の実習日誌

電子工作、模型スチームエンジン工作など、何でも工作が大好きです。
手持ちの工作機械は卓上ボール盤だけ、全て手作りです。

コイル巻線の極性(同相・逆相)確認

2022-02-15 16:21:25 | 電子工作
2022/02/15(火曜日) 晴れ

最近の工作でも発振回路は何回か工作した。
ただその発振回路は周波数は相当高く、120MHz以上のコルピッツ型だ。
コイルはせいぜい2、3回巻き。 同調コンデンサも数十pF程度だった。
まぁ、何とかうまくいって超再生受信機としてエアーバンドを受信している。
今回は数百KHz~2、3MHzと周波数が低く、コイルはグルグルと百回
ぐらい巻かなくてはならない。
回路は帰還型とかいうタイプで今までにあまり経験がない。
まぁ、出力の一部を入力に戻してぐるぐる回りで発振を持続させるタイプだが
(スピーカの音をマイクが拾ってその音がまたスピーカーから出てぐるぐる
回るハウリングの高周波版だよね)それがうまくいかない。
コイルの極性のことを実験してみた。



コイルの一方にテストオシレータの出力を加えて共振回路の波形を見てみる。


テストオシレータの波形は相当乱れている。(真空管式の年代物。 前はこんなのを使ってた)
同調回路の波形はきれいに整形されている。(逆位相だと思う)


コイルのC端子とD端子の接続を入れ替えて同調コイルの出力を見る。
これは同相の波形だ。
発振を持続させるのにはこの接続にしなくてはいけない。


それにしてもテストオシレータの波形が歪んでいて気持ち悪い。
GDM(グリッド・ディップ・メータ)の出力を使ってみた。
これはきれいなサインカーブに見える。


逆位相の接続だ。


これは同相接続の波形だ。 持続発振をさせるのにはこの接続にする。


拡大してみるとピークの波形がずれている(遅れている)。
オシロスコープのせいかな?





コイルの端子番号は正しく認識されている。
さぁ、次は持続発振させる実験だ。



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