2017/09/08(金曜日) 曇り後晴れ
DBM(リング変調器)を単体で作動させる実験では周波数変換された和と差の
周波数成分が正常に出てくる来ることが確認できた。
そこで生基板上に広帯域アンプや局発(LOC)を取り付けて実際の322.2MHzを
超再生受信機(受信範囲:100MHz~150MHz)で聞く実験をしてみた。

DBM


バラック組み立てしたコンバータ。

上空には自衛隊機が飛んでいる。
きっと訓練が始まったんだな。
メーカー製のPCレシーバで322.2MHzを受信してみた。
コントロールタワーと機上との通信が聞こえた。
バッラク組み立てのコンバータと超再生受信を結合して120MHz付近に
変換されているはずの交信を受信してみた・・・・・
ところがノイズばかり。 ときどきコンバーターを素通りした120MHz帯の
民間航空機の交信が聞こえてくるありさまだった。
こりゃダメだ。
LOCの出力が弱いのかな?
そこでまたNWT-150のVFOをLOCに代用してみた。
NWT-150とPCレシーバは同じパソコンでは立ち上がらない。
両者ともPCとの接続にCOMポートを使っているからだ。
NWT-150は見かけ上USB接続だが、PCとはシリアル通信でデータをやり取りしているようだ。
NWTとPCラジオを同時に使う時は2台のPCが必要になってしまう。
狭い机上がまた更にせまくなってしまう。

NWT-150のVFOは200MHzに設定した。

超再生受信機のダイヤルを120MHzに設定した。 この辺が一番感度が高いからね。

322.2MHzの電波はPCレシーバで確認する。 音声出力は絞って出ないようにしてある。

さぁ、準備はできた。
最初はVFOの出力を小さくしていたが受信できないので段々と大きくしていった。
-16dBで聞こえ始めた。
更に大きく-6dBにしたらよく聞こえてきた。
DBMのLO入力は相当大きくしないとダメみたいだ。
0デシベル(VFO出力のまま)で入力したらもっとよく聞こえてきた。
ただし「よく聞こえた」とは言ってももともとこの超再生受信機は明瞭度が悪い。
だからこの「よく聞こえた」は表現に問題があるかもしれない。
(要するに、自分としては「よく聞こえた」というだけです・・・・)
そんな受信状況を動画でご覧(お聞き)ください。
これでLOCの出力を大きくすればいいことがわかった。
とはいうもののどのくらいに大きくすればいいの?
もう少しNWT-150のVFO出力(実際の受信時)を調べてみよう。
丈夫そうですから、ローカルのパワー^アップをしましょう。
今日は池に出かけました。アオコは凄かったですが一走航だけしてきました。
DBMのLO端子にカップリングコンデサを介して接続すると
コイルのコレクタに近い位置では発振が停止してしまいます。
ずーっとタップ位置を下げて接続しなくてはなりません。
やっぱりバッファが必要ですね。
今日も実験中に中華製アンプを不良にしてしまいました。
早速、Gali39に交換しました。
今度はゲインが22dBぐらいありました。
あの基板の流用でもOKです。
アオコの湖走航を拝見しました。
凄いアオコですね。 びっくりです。
今日の実験はアンプの入出力端子をSMAコネクタの場合と同軸ケーブル直付けの
ときとでゲインが変わるか調べるだけのことでした。
SMAコネクタの時は31dBのゲインでした。
コネクタ(半田付け)を外して
同軸ケーブルを半田付けしてテストした瞬間に不良になってしまいました。
へぼ実習生はこれから先、アンプをいくつ壊すかわかりません。
早速、中華製アンプを2個(貧乏だから2つだけ(笑い))注文しました。
これは届くまでにすごく時間がかかりますよね。
コンバータにはまだ正常?のアンプが付いていますからテストはできると思います。