2018/08/31 (金曜日) 晴れたり曇ったり夕方雷雨
出来上がった鋸歯状波発生回路でコルピッツ発振回路の同調バリキャップを
駆動してスイープ発振をさせてみた。
今回の鋸歯状波は12bitバイナリカウンタの出力を抵抗ラダー回路に加えて
発生させている。
前回の8bitラダー回路に比べると16倍精密になっているはずだ。
前回作成した8bitラダー回路基板からコルピッツ発振回路を取り外して
新しい12bitラダー回路基板に取り付けた。
この発振回路から出るスイープ信号をSDR用小型アンテナで受信する。
アンテナで受けた信号を広帯域アンプで増幅してみた。
SDRドングルが受信した信号をPC上のHDSDRで表示する。
テストした結果では12bitラダーの鋸歯状波は8bitのそれと比べるとはるかに滑らかだ。
前回の実験(8bit)では広い間隔で飛び飛びにしか表示されなかったスペクトラムが
狭い間隔で表示されている。
細かい観測はまた後ですることにして一応、実験の様子だけを報告します。
苦心した点はそこにあります。
鋸歯状波全体でスイープすると160MHzから210MHzぐらい周波数変します。
(鋸歯状波 0V~5V)
HDSDRではスパンは3MHzしかありませんからこの範囲はあっという間に
通過してしまいます。
スペクトラムを確認するには相当の低周波でスキャンしなくてはならず
スペクトラムが同調範囲に現れるまでには相当の時間がかかります。
これではまともな観測はできません。
(本物のスペアナが欲しいけど・・・(使いこなせないかもね)
そこで、鋸歯状波の高さを切り取ってスイープ幅を狭くしたというわけです。
スイープ幅を狭くしてステップ数を少なくしてもステップ1段当たりの電圧差は
5/4096 V (ラダー回路入力電圧5Vのとき)でかわりません。
何とか苦心してやっとここまで来ました。
次は受信回路工作です。
夜バイト、お疲れ様です。
やっとここまできました。
でもやっぱり飛び飛びです。 前よりは飛び幅は少ないですが、
20KHzぐらい(もっと飛んでいるかも)あります。
前のとき(8BIT)は300KHzぐらいでしたから大幅に改善されてはいますが
これでスペアナはだ上部かな?と心配してます。
もう4bit増やして16bitにしようかな?