何でも実習生の実習日誌

電子工作、模型スチームエンジン工作など、何でも工作が大好きです。
手持ちの工作機械は卓上ボール盤だけ、全て手作りです。

局部発振回路(LOC)実験 

2022-01-28 18:22:50 | 電子工作
2022/01/28(金曜日)晴れ

鉱石ラジオの実験の次はスーパーヘテロダインの実験をしてみる。
大昔のラヂオ少年だった頃は作っては壊し、壊しては作るなんてことを何度も繰り返したものだった。
最近では数年前に「スペアナもどき」工作でエアーバンドを受信するためのスーパーヘテロダインを
工作して何とかうまくいった。
今回は放送受信用のスーパーだから久しぶりの工作だ。

先ず回路・・・ こんな一般的な回路だけど、局部発振(LOC)と混合部(MIX)は別々のトランジスタ
にした。
というのはオイらは発信回路工作では失敗が多いから。
発振回路を組むとうまく発振してくれない・・・発振しては困るアンプなどを組むとやたらと発振して
止まらない。
こんなワケで発振回路を工作するのは慎重になってしまう。
今回の実験は赤点線で囲まれた部分になる。
コレクタ出力をエミッタに正帰還させて発振を行う方式だ。


回路はブレッドボードに組むことにした。


組みあがった回路の動作確認。 うまく発振してくれた。


発振出力は仮負荷(5KΩ、並列に0.01μF)接続で460mVppぐらい。
発振周波数範囲は866KHz~2430KHzぐらいだ。
その実験の様子を動画でご覧ください。



中間周波数455KHzの和と差の低い周波数を受信すれば411KHz~1975KHzが
受信できるはずだ。
(「捕らぬ狸の皮算用」にならなければいいけど・・・・)

コメント (2)
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