何でも実習生の実習日誌

電子工作、模型スチームエンジン工作など、何でも工作が大好きです。
手持ちの工作機械は卓上ボール盤だけ、全て手作りです。

鉱石(ダイオード)がイカレてるのかな?  

2022-01-08 19:21:38 | 電子工作
2022/01/08(土曜日) 晴れ

鉱石(ゲルマダイオード)ラジオの実験をしている。
部品はほとんどがジャンク品だ。
それをブレッドボード上に組み立ててある。
これで一応は放送を受信できることはできる。
(「・・・をできることはできる」っていう表現は「満足してない」ことを
表すんだよねぇ? え、間違ってる? )
でもねぇ・・・ アンテナを付けないと全然、聞こえないんだよ。
イヤホンが悪いのかな? クリスタルイヤホンだけどオイらの部品箱の中では
比較的に新しい・・・といっても10年ぐらいは経っている。
(いや、オイらの耳が悪いのかもしれない。 歳のせいか耳が遠くなって
小さな音は聞こえなくなった。)
 
ダイオードが悪いのかな?
これも超再生受信機を工作する頃に買ったんだから3、4年前の部品だから新しい。(えっ!)

アンテナを繋げないと聞こえないゲルマラジオ。


検波器にはゲルマニューム・ダイオードの1N60を使っている。
鉱石ラジオの検波器には順方向電圧が低いゲルマニューム・ダイオードを
使うと感度が良いラジオができるそうだ。
もしかするとこれが不良なのかも?
(相変わらず部品のせいにしている実習生・・・進歩がないね)

部品箱にはいろいろな(ジャンク品が多い)ダイオードがある。


検波器として使えそうなものを探し出した。
1N60は4個ばかり残っていた。


トランジスタチェッカー(としてしか使ってなかったテスター)で
ダイオードのチェックをしてみた。

本命の1N60を調べてみると「?」マークが出てエラーになった。


「ダメージ パーツ」なんて書いてある。


これが原因なのかな? でもアンテナを付ければ聞こえるんだか壊れちゃいないと思うけど・・・
他の1N60も皆エラーになってしまった。

「SD15」もエラーになる。



名前も素性もわからないジャンク品のダイオード。
これはエラーにはならなかった。
だけど測定値(Vf)が673mVもあって検波器には向かないだろう。


おー、これはVfが373mVだか使えそうだ。
SANYO 1S426 というダイオードだ。



デジタルテスターのΩ計にはダイオードをチェックする機能が付いている。
これを使うとVfが計れる。(今まで使ったことがないけど・・・)
トランジスタ・テスターではエラーになってしまったダイオードを計測してみた。
まず最初に氏素性がはっきりしている1N60を再確認してみた。

おーっ、200mV台だ。


SD15も調べてみると205mV! これを使ってみよう。



基板をブレッドボードから蛇の目基板に変えて配線した。


さぁ、今度はアンテナ無しでも聞こえるだろう・・・と期待して実験してみたが
状況は変わらずでアンテナを接続しないと聞こえない。 ガッカリだ。


ダメだ、やっぱりアンテナをつながないと聞こえない。
バーアンテナが小さいからかな?
電波時計(柱時計)が壊れた時の部品がとってある。
電波受信回路にはバーアンテナが取り付けてあった。
それを分解してフェライトコアーを取り出してみよう。
コメント (2)
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