何でも実習生の実習日誌

電子工作、模型スチームエンジン工作など、何でも工作が大好きです。
手持ちの工作機械は卓上ボール盤だけ、全て手作りです。

ボイラーのチェックを終えて組立てました

2016-04-10 10:44:24 | エンジン工作

2016・04・09(土曜日) 晴れ


小型ボイラーの燃焼安定化とパワーアップを目指してあれこれ改造を続けていたが
市販コンロに取付けてあったレギュレータを使ったり、バーナーノズルの噴射孔を
拡大したりして何とか目的を達成した。
そこで、最終的なチェックをして小型ボイラーを組立てた。


↓ 最終チェックの様子。 



チェック中、どうもレギュレータの動作が具合悪い。 
二次側圧力が0.01気圧と低くなってしまった。
調圧ネジで調節するのだがいつの間にか低下してしまう。
やっぱり素人工作はこんなものなんだろう。

バーナーの点火はやっぱり怖い。
最初に点火するときはそれほどでもないが、何かの都合で消火してすぐ再点火するときがとても怖い。
レギュレータ内に溜まった高圧(と言っても0.02気圧以下だが)ガスが噴出してその後圧電放電で
着火するのだが狭い燃焼室内に溜まったガスが爆発的に燃焼するので、「バンっ!」と大きな音を発して
燃焼を始める。  すぐ後の風除けの波板が揺れるほどだ。
臆病なオイらにはとっても怖い。  チャッカマン点火に戻ろうかな・・・・

チェックの結果は燃焼は安定したような気がする。 (ガス圧が低めだからか?)
蒸気分出力はチェッカー目盛8はオーバーしたが、先日チェックよりも低い。(ガス圧が低めだからか?)
蒸気噴出開始から空焚き直前までの運転時間は約13分だった。 (以前は20分近く運転できたが
今回はパワーアップして水の消費(蒸気に変換)が多くなったのか?)

しかし、実際のところはボートに積んで走らせて見なくては何とも言えない。


そのチェックの様子を動画でご覧ください。





釜に550ccの水を補給して連続運転は約13分。
バーナーは燃焼しているのに圧力は下がり始める。 空焚きの兆候かな? 急いで消火した。
釜に残った水を量ってみたら35ccちょっとだった。





釜底は煤で汚れている。
そして奇妙な模様が付いている。 何でだろう?
圧電着火のとき爆発的に燃焼することが原因だろうか? 放射状の模様がそんな気にさせる。




釜は煤で汚れている。




最近は使用する蒸気圧も上がって2気圧圧力計では足りなくなってきた。
そこで今度は4気圧まで計れる圧力計にした。
(技術が進歩したのかな?・・・・・なぁーんちゃって)
(「生兵法は大怪我のもと」って言う諺を知ってる? (影の声))





組立て終った小型ボイラー。
今度はこれでエンジンを回して出力をチェックしてみよう。





それにしてもレギュレータの不調が気になる。
オイらの工作はいつまでたっても完成できない・・・・・



 


 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする