何でも実習生の実習日誌

電子工作、模型スチームエンジン工作など、何でも工作が大好きです。
手持ちの工作機械は卓上ボール盤だけ、全て手作りです。

圧電着火装置を取り付けました

2016-04-07 12:56:35 | エンジン工作

2016・04・06(水曜日) 晴れ


ボイラーに取り付けたレギュレータは卓上カセットコンロから取り外したものだから
ガス栓(コック)と圧電着火装置も一体で作られている。
どうせ圧電着火装置があるのならそれを使わない手はない。
バーナー部分を分解して取り付けることにした。


↓ 放電電極を取り付けるためにボイラー底部分を分解した。



↓ 放電電極を取り付ける部分を作った。 電極や給電線を熱から防護するための工夫をしたのだが・・・



↓ 電極を斜めにして取り付けて給電線を少しでも炎から遠ざけようとしたんだけど・・・・



↓ バーナーの真ん中に放電電極を置けば着火しやすいかと思ったんだけど・・・・・




どれもみんな思惑が外れて、放電はバナーの下面との間で起こりガスには着火してくれなかった。


↓ 苦労して作った斜め固定方式は失敗だった。 やっぱりオーソドックスな直立形にした。



放電電極はバーナーの外側に取り付けた。
給電線は炎から守るために底上からは遮蔽してある。(つもり・・ 効果のほどはわからない)


↓ 今度は火花は強く飛ぶようになった。



放電電極と圧電発生部との間が広くなって給電線が届かなくなってしまった。
こういう高温下で高圧を扱うような電線は持っていない。
ま、普通の電線でも大丈夫だろう、と中央で切断してテフロン被服のワイヤーで延長して接続した。
試しにテフロン線をアース線に巻きつけて放電させてみたが問題はなかった。
こういう高電圧の絶縁については後でまた実験してみたい。

↓ 



ボンベを繋いで着火テストをした。
着火は順調で、ほとんどミスなく着火した。

そのテストの様子を動画でご覧ください。







ボンベは無加温なので圧力は低くてほとんど0気圧だ。
ガスの放出は緩いから、ガスが漂っていて着火しやすかったのかな?
実際の運転時には加温して圧力は0.2気圧になるからガスは勢い良く噴出して
着火しにくいかもしれない。
でもこれはやってみなくてはわからないが多分大丈夫だろう。
さぁ、次は本式組立てと配管だ。 ガンバローっと・・・・・

コメント
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