こりすの工房便り

趣味の手芸や旅行、日々の出来事を紹介します。

熊野古道の旅 その3本宮大社

2008-12-03 18:56:31 | 旅行―近畿地方
熊野古道の旅 3回目です。

旅の2日目、熊野三山詣での日ですが、あいにくの小雨模様でした。

高野山の宿坊を出ると、雨が少し降ってきました。
1日目のバスの座席は、一番後ろでしたが、今日は1番前なんです。
おかげで、バスからの景色が素晴しく良く見えました。


バスの前に描かれている可愛い絵。
熊野交通さんのバスです。


ここから龍神スカイラインを通って、和歌山県の熊野三山へ行きます。
龍神スカイラインの一番高い場所で1300メートルあるそうです。

4日位前、高野山で雪が降ったそうです。
高野山よりは標高が高いスカイラインには、道の脇に雪が残っていました。

バスで走ること約2時間で、次の目的地に着きました。

滝尻王子

王子とは、参詣途上で儀礼を行う場所のことをいうそうです。
熊野参詣道に祀られた熊野の神の分社のことを九十九王子といい、
この滝尻王子は、その中でも格式の高い五体王子の一つで、熊野の霊域の入り口とされた重要な場所だそうです。


鳥居の奥に本殿があります。

滝尻王子の近くのお土産屋さんのご主人が、語りべをなさっていて、説明をしながら案内をしてくださいます。
ヨッシーさんというそうです。
熊野をこよなく愛していらっしゃる方です。

本殿の裏に回ると、熊野古道の入り口がありました。

急な階段が続いています。
今はここが入り口になっていますが、
昔は他の場所が入り口だったそうです。
斜面がきつすぎて、登ることが出来ない為に、少し場所を移動したそうです。

で、本当の入り口は…

電柱の脇から登るそうです。
黄色い矢印の場所です。
語りべ「ヨッシーさん」の土産物屋さんの裏側なんですよ。

どちらにしても、かなり急斜面です。
それなりの支度をしなければ歩くのは無理そうです。

余談ですが、この近くの山の中にイーデス・ハンソンさんが暮らしているそうです。


熊野本宮大社

全国にある熊野神社の総本宮。
家都美御子大神(けつみみこのおおかみ)を主祭神としています。

2020年前は500m離れた熊野川の中洲の大斎原(おおゆのはら)に会ったそうですが、1889年(明治22)の大洪水で一部社殿が流失してしまったため、現在の地に移築されたそうです。


入り口の石碑

この入り口から杉並木が続き、158段の階段があります。


熊野神社といえば八咫烏。
お守りにもデザインされていました。


ここは社殿の撮影禁止なので、写真はここまでです。
社殿は重要文化財に指定されています。

熊野本宮大社のHPはこちらです…


境内の紅葉は丁度見頃でした。

そして、登ってきた階段の脇に、熊野古道が残っているという話を聞いて、帰り道は古道を歩いてみました。


ちょっと雰囲気がありますね。


アドヴェントカレンダー

12月3日

クマさんが本を読んでいました。