古森病院@福岡市博多区 病院管理者のブログ

ベイサイドプレイス近隣にある長期滞在型病院です。投稿記事は管理者の独自見解であり、医療法人の見解ではありません。

2014-15 インフルエンザ その他もろもろ

2014-12-13 10:52:00 | 日記
ご無沙汰しております。
古森病院@博多区対馬小路です。

①昨日、無事に衆議院議員選挙の施設内投票が終わりました。
選管に指名された立ち合いの方も来られました。
つつがなく投票が終わり、ほっとしております。立ち合いの方と事務職員の方々に感謝申し上げます。

②当院の単純レントゲン写真の保存方法が先月から ようやくデジタル方式化されました。
今まで当院の写真の保存方法はフィルム方式でしたが、時代の流れで機械の部品が製造中止となりましたので
デジタル方式化に踏み切りました。
デジタル方式にはデジタル方式のいいところがあるのですが、
サーバーダウンの時の対応など、アナログ方式の時は考えなくてよかった悩みも増えます。
一長一短です。

③インフルエンザが今週から増えて参りました。
今回はAH3型がメインのウイルスとのことです。
インフルエンザワクチンは年によって、流行するウイルス株が異なるため
WHOの推奨株を参考に 今シーズンの国内ワクチンの中に入れるウイルス株をどれにするか偉い人たちが
選定するわけですが
「予想するワクチンウイルス株のグループ株が実際に流行し、予測が当たっているのにも拘わらず接種しても流行する」という矛盾がありました。その理由として、インフルエンザワクチンに入れるウイルスは鶏卵を使って
増殖させワクチン製品に使用するのですが ウイルスによっては鶏卵で増殖する過程で 抗原性が変化し
鶏卵で育てると もともとの種とは微妙に違うウイルスになってしまうという問題が起こるらしく、
今年はそういう問題がより少なくなるよう工夫されているそうです。
この工夫が功を奏したかどうかは、今シーズンが終わってみないとわからないとのことです。

http://www.nih.go.jp/niid/ja/iasr-sp/2301-related-articles/related-articles-417/5130-dj4176.html

管理人は数年前、感染症研究所に「ワクチン株の予想は当たっていたのか」とシーズン終了後に
聞いたことがあるのですが、「予想は当たっていたのですが、ワクチンを打っても大流行しました」といわれ
当時は意味がよくわかりませんでしたが、上記の説明を見てなるほど・・と思いました。

インフルエンザワクチンは特に65歳以上の方々や心肺機能に疾患を持つ方、妊婦の方に推奨されておりますが
決めるのはご自身です。接種希望の方はできるだけ年内にお済ませください。

④当院は待合室に定期的に雑誌購入はしておりませんが、寄贈された小説や漫画は結構あり、
さながら喫茶店のようです。
管理人の趣味の本も結構おいております。見ておりますと
一番人気はゴルゴ13のようです。(私が持ってきているわけではありませんが
どなたが持ち込まれているのか、どんどん増えます)
診察が終わっても 読みふけっておられる方も少なくありません。
今後も面白そうな本がありましたら、随時購入して参りたく存じます。

以上、古森病院でした。
ホームページ http://komori-hp.cloud-line.com/
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