古森病院@福岡市博多区 病院管理者のブログ

ベイサイドプレイス近隣にある長期滞在型病院です。投稿記事は管理者の独自見解であり、医療法人の見解ではありません。

攻める博多保健所 その2

2024-03-11 12:25:55 | 日記
古森病院@福岡市博多区です。

最近、新型コロナやインフルエンザの方は
以前より減っていますが、

おなかを壊してこられるかたが 増えています。

「食べたものに心当たりは?」
と伺ったら

「牡蠣を食べました」
と言われることが多いです。

牡蠣を食べた方がみなさん
医療機関に行っているわけではないんでしょうけど・・

そして夏に引き続き、再び博多保健所からお便りが。
また佐藤先生とコラボしていますね。

生ガキはノロウイルスがいることで有名ですが、
牡蠣は火を通しても当たってしまうことがあります。

貝類には 貝毒という物質があり、貝毒は焼いても
毒性が消えません。公衆衛生上の調査は行われていますが
すり抜けもあるでしょう。

食物連鎖による疾患なので、仕方ないところはあります。

貝毒について
https://www.pref.mie.lg.jp/SUISAN/HP/38846033586.htm

博多保健所からのお便りについて







福岡市の政策で、来年度から保健所機能が中央区に一体化されるので
今後も「博多保健所」として、お便りもらえるのかはわかりません・・

あと、いっつも外来でお話していますが

「おなかを壊しているのに、おかまいなしに食事をしているなら
治らないのは当たり前です。ばい菌と戦っているおなかに
負荷(飲水、飲食)をかけないでください。最低6時間くらいは
絶飲食として、おなかの回復を助けてあげてください。
水飲んでも吐くとか、糖尿病等の持病があるなら、病院で点滴をうけてください」

だいぶん言いあきました。
よろしくお願いします。

https://komori-hp.cloud-line.com/
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