ハラスメント研修

古森病院@福岡市博多区です。

先週と昨日　当院の顧問弁護士さんに　
ハラスメントの院内研修をお願いいたしました。

事例検討を踏まえ、講義内容も大変わかりやすく　非常に好評でした。

今回は「加害者にならないために」
ということで

・何の目的で、そのような言動に及ぶのか
・上記目的達成の手段として、その方法は相当なのか
・上記方法よりも、より適切な方法はないか

という視点を教えていただき、管理者としても非常に
腑に落ちるお話でした。指導とパワハラの境界が
わからないとお悩みの方は、指導の際に上記3点を心がけられると
良いと思います。

当院は研修を受講した人にレポート（感想文）を
出していただいておりますが
いくつか趣旨を変えない程度に変えて　御紹介すると

・円滑に会話しようとしたり、距離を縮めようとしたり
良かれと思ってやったことが　受け取られ方によっては
ハラスメントに該当するかもしれないということは
ショックでした。
・自分も加害者になりうるという視点を持って
言動に気をつけていきたい。
・慣れ親しんだ環境で「悪気なく」行われることは、相手に
自覚がないとなかなか指摘が難しい。
・憲法13条のすべての国民は、個人として尊重される　という
言葉は決して忘れてはいけないことだと思う。

なお、ハラスメントを受けた場合に
アサーション技法という会話の方法で、その場を切り返すという
方法をご紹介いただいています。

職場以外のハラスメントに対し　
お困りの方は　以下の書籍を参考になさってください。

マンガでやさしくわかるアサーション
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4820719289/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o05_s00?ie=UTF8&psc=1

図解 自分の気持ちをきちんと<伝える>技術 　人間関係がラクになる自己カウンセリングのすすめ
https://www.amazon.co.jp/%E5%9B%B3%E8%A7%A3-%E8%87%AA%E5%88%86%E3%81%AE%E6%B0%97%E6%8C%81%E3%81%A1%E3%82%92%E3%81%8D%E3%81%A1%E3%82%93%E3%81%A8%E3%80%8C%E4%BC%9D%E3%81%88%E3%82%8B%E3%80%8D%E6%8A%80%E8%A1%93%E2%80%95%E4%BA%BA%E9%96%93%E9%96%A2%E4%BF%82%E3%81%8C%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8B%E8%87%AA%E5%B7%B1%E3%82%AB%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%81%AE%E3%81%99%E3%81%99%E3%82%81-%E5%B9%B3%E6%9C%A8-%E5%85%B8%E5%AD%90/dp/4569691552/ref=pd_sbs_6?pd_rd_w=TM2Jq&pf_rd_p=e0138d67-9e5b-487b-a2c3-be9ff3010069&pf_rd_r=4C270GGKA2KNFZPG0QTD&pd_rd_r=e6b532ea-2c20-4ae1-9e50-3f1b1cd7cd4a&pd_rd_wg=78kWp&pd_rd_i=4569691552&psc=1

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おめ！！

古森病院＠福岡市博多区です。

今日、当院の職員のうち、二人の職員が
国家資格取得したという嬉しいお話を聞きました。

今までも　国家資格取得した人はいたのですが
今回　記事にするのは

その資格に複数回トライして
今回　見事合格したからです。

一発で通ることも　もちろん素晴らしいけれど
１回でも落ちたら　心が折れてしまうことの多い成人の試験で
諦めずに挑戦することの大切さを教えてもらいました。

本当におめでとう御座います。
見守ってくれた同僚スタッフにも感謝します。

ちなみに業務に関係する国家資格を新規に取得した場合、当然給与に
反映されます。未取得の方々も　引き続き頑張ってください。

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お薬のテスト

古森病院＠福岡市博多区です。

先日　来年度の看護介護部門の
研修メニューを見ていて

ふと

「薬のことの研修ってないよね・・」
「ナースは自分で勉強する人は薬の効能について知っているけど、
勉強しない人は薬のこと　本当に何も知らないからなあ」

と思い

当院の薬剤師さんにお願いして　当院で採用している薬剤について
簡単な（と「管理人は」思いました）ミニテストを10問以内で作ってもらい、過日　当院の病棟看護師さん
全員にやってもらいました・・

すると・・

薬剤師さん「先生！！　皆さんに難しすぎるって言われました！！」

管理人「ええ？！記述なしの選択問題（1択でほぼマークシート状態）ばっかりなのに？！」

薬剤師さん「ちょっと次回からは、もっと簡単なものに作りなおします」

カンニング禁止だったのがいけないのでしょうか。
うーーん。

ミニテストは100点満点中　8割を超えるまで　何回でも
やってもらう予定なのですが・・・。
いきなり出鼻をくじかれた感じです（笑）。

全国の病棟薬剤師の皆さん、診療報酬の点数のことばかりじゃなくて
こういう形の病院貢献も　「あり」　だと
思いますよ。管理職に提案してみてはいかがでしょうか？

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断続的な宿直又は日直勤務許可書をゲットしました！！

古森病院＠福岡市博多区です。

今日は病院運営のマニアックな話題です。
昨年度から「断続的に」当局との話し合いを続けていた

断続的な宿直又は日直勤務許可書
https://jsite.mhlw.go.jp/nagano-roudoukyoku/content/contents/syukunicchoku-leaf_matsumoto.pdf

本日　ついに戴きました！

喜ぶ管理人。







これは当業界では　主として医師の宿直や日直に関わる許可書です。
ここまで至るのに、本当にたくさんの方のお力をお借りしました。
関わってくださった皆様　本当に有り難うございました！
感謝の一言に尽きます。

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先日の主任級以上研修

古森病院＠福岡市博多区です。

先日の記事に書いた主任級研修ですが
レポートが続々と来ています。

講師の先生のお話で刺さったところが共通していて

「変えるのは　入職者ではなく、あなたたちの考え方」
「新人が何を考えているのか、返事を少し待ってあげて下さい」

管理人は　以前　他県の教育委員会事務局に嘱託医師として勤務したことがありますが

教育の世界では　「待てるようになったら　教育者として一人前」という
言葉があるそうです。

管理人は自他ともに認める「超」のつく短気な人間ですが、
管理者の仕事をするようになってから、
基本的な性格は変わっていないものの、少なくとも職員のことについては
十分ではないとは思いますが、待つことは出来るようになりました。

以前、当院に勤務していた職員のことで、産業保健センターに相談に行ったことがあり
その時に対応していただいた精神科の先生の傾聴ぶりが素晴らしく
何が違うんだろう・・と思ったら　間の取り方が達人級ということに
気づいたことがきっかけです。

管理人でも　少しは待つことはできるようになったので、
管理人よりは気が長い　当院の主任級以上の方々も　きっと管理人よりは
待てるようになる

と信じています。

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