古森病院@福岡市博多区 病院管理者のブログ

ベイサイドプレイス近隣にある長期滞在型病院です。投稿記事は管理者の独自見解であり、医療法人の見解ではありません。

セクハラか否か

2024-08-18 11:13:01 | 趣味
古森病院@福岡市博多区です。

少子高齢化に伴う労働力不足と並行し
労働法令による労働管理がますます厳しくなってきています。

その中でも「カスタマーハラスメント」への対応。
当院は病棟に認知症の患者様が多数入院しておられます。

最近カンファで話題になったのは、職員の身体を触る女性の方。
そのかたは目が不自由なのですが

声かけで女性だと思ったら 胸を
男性だと思ったら おしもの方に

手を伸ばしてくるらしい。

今回はカスタマーが女性なので
職員によって考え方が異なるところで

「寂しいから甘えてやってるんだろうし、触らせても。。。」的な方から
「やめてほしい」という方まで

対男性については、ちょっとなんとかしないといけないと思いますが
対女性の場合、性的嫌がらせとか、女性蔑視とは異なる観点も入ってくるので

どうなんだ・・
と思いつつ

労働法令はそんなことなど考慮しませんから
嫌だという人がいる限り、当方も杓子定規に
「職員を触るのはやめてほしい」
とお話しせざるを得ない状況です。
その方は誰なら合意形成できるか わからない方なので。

「触った覚えはないけど、しばっていいよ」と言われました。
(そんなことはできない とお話ししました)

ついでながら
今の所 問題にはなってないけど
LGBTQの方が入職したとして、
トイレ問題、更衣室、仮眠室問題が発生した場合

外見の性別を重視することはもちろん
元々いる職員全員にアンケートをとって対応することになるでしょう。

人権は一人一人にあります。
考え方も多種多様。

多数決で乗り切るしかないでしょう。
面接時にカムアウトされるなら、その時点で対応をお話しすることになるでしょう。

(経営側にとっては)難しい時代です。
対象者が外来だけなら どうってことないですけどね。
環境をある程度の期間、共にする場合には、考えることが増えますね。

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焼き茄子

2024-08-07 09:31:00 | グルメ
古森病院@福岡市博多区です。

管理人は焼き茄子好きですが
なかなか上手に焼けず
長年苦労していました。

先日 規格外茄子が大量に
袋詰めされて売られており
何気に焼いてみたら。。
すごくうまくいって




買った茄子が普段より細くて長かったのが
良かったみたいでした。

今度から 焼き茄子には
痩せた茄子を買えば良いんだ。
とうん十年後に気づいたというお話でした。
以上。。笑。

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技能実習生受け入れに向け・・

2024-08-02 22:50:05 | 日記
古森病院@福岡市博多区です。

今年の冬からなんと
インドネシアの技能実習生を受け入れる予定となり
いろいろなことを進めています。

候補者はすでに定まり(ズーム面接。介護職の方に入ってもらいました)
女性2名。
介護職の予定です。

ご本人たちは日本語学校に通い(その学費は当院が出しています)
難しい日本語試験に通って(N4レベル)
今も勉学を続けているようです。

ここで・・・

技能実習生を迎えるにあたり、第一関門は家さがし。
間に不動産管理会社が入ると、異様に条件が厳しくなります。
大家さんは結構 いいよと言われるのですが
不動産管理会社が後始末をするのが嫌なのか 管理費用を高くしたり
われわれの連帯保証を求めてきたり とにかくすごい。

第二関門は支出でしょう。
なにしろ技能実習生は一文無しで来るので、住居のみならず住居内の環境も
受け入れ企業側がそこそこ整えないといけないと 技能実習法令で定められています。
これは過去にひどい扱いをしてきた(と思われる)先人たちのせいで
こうなっているので、まあ仕方ない面はあるのですが

まるで子が大学に進学して、一人暮らしを始める親のごとく
いろいろ買わないといけないようです。

たとえばインドネシアは熱帯雨林気候なので、
当院に来られると思われる冬・・冬服が(売られて)ないようです。
ちなみに間に入っておられる管理団体の方によると
今現在、インドネシアの方が日本よりも涼しいとのことでした。
熱帯雨林地方より温帯地方の方が暑いって、どういう異常気象なのか。
コンクリートやアスファルトに原因があるみたいです。

皿や鍋に始まり、各種家電・・

それでも受け入れ企業側には
「今の日本人が失っているスピリットを持っている」
と 大変好評みたいです。

管理人は里親になったことはないのですが
(関心はあるのですが、結構長い講習を受けないといけないらしい)
プチ里親気分で、頑張るしかありませんね・・

先日たまたま当院外来にインドネシアの方(在留資格は日本人配偶者)が
来られたので、いろいろお尋ねしました。
当院の近くにはアクロス福岡があり、その中に国際交流センターがあって
日本で暮らす外国人に対し、定期的に対応するコーナーがあるという貴重な情報もいただきました。
https://fief.or.jp/


つつがなく日本に着地できるように、すこしずつ準備していく予定です。

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gender4

2024-08-01 13:00:49 | 日記
古森病院@福岡市博多区です。

先日、このような投稿を見かけました。
(投稿日付を過去にしているので、記事の日付と齟齬がありますが、
記事の日付の方が正しい日付です)

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「 性的同意とか冷めるわー 」マチアプで出会った男性からの衝撃発言。男女、年代間ですれ違う性的同意の真実。求めた私が間違いですか?
2024/10/8(火) 7:18配信

FORZA STYLE
https://forzastyle.com/articles/-/72556
https://forzastyle.com/articles/-/72562

吉本興業が7日。不同意性交などの疑いで警視庁に書類送検されたことが明らかになったお笑いトリオ「ジャングルポケット」の斉藤慎二との契約を解除したと発表した。危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏はこう話す。

「書類送検報道から解雇までの期間がかなり短かったことを考えると水面下でなんらかのやりとりが行われていたのでしょう。文面の中で“これまで、斉藤に対する重大な契約違反の疑いについて”とありましたから、もしかすると以前からも注意される行動があったのかもしれません」。

いじめられていた過去を曝け出していた同人。

「いじめられた方は一生忘れないとは言いますが、それは性被害を受けた方も同じでしょうね。しかも今回の事件、ロケバスが現場として報じられています。ロケバスはスタッフ以外は出入りすることが基本的にはない場所。仕事場といっても過言ではありません。その現場での犯行となると仕事復帰は、絶望的と言えるでしょうね」。

一方、妻のInstagramの投稿では「一方的な行為ではなかったことを伝えている状況」とあり、不同意ではないと弁護士を立てているようだ。今回の件でも明らかになったが性被害は、当人同士にしかわかり得ないことが多分にある。だからこそ、性行為にはいかなる場合も同意が必要なのだ。若い世代には認知されつつある性的同意だが、実は日本では近年まで取り沙汰されることは少なかった。同意のない性行為は性暴力である。今回は自身の体験から、性的同意について深く考えると話す女性に話を聞いた。

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©︎GettyImages

菊川瀬奈さん(仮名・39歳)は、同意のない性行為が性被害に当たることを最近まで知らずに生きてきたと話す。

「今でこそ、性的同意の重要性が語られることが多いですけど、私たちの子供の頃には、そんなこと教えてはくれませんでしたよね。なあなあの末にやっちゃって…みたいなことが当たり前だったように思います」。

言うこと自体、憚られたと話す。

「なんか言いにくいっていうか。私だけなのかな?」。

実際、筆者も同世代。その感覚は理解できる。

「やっぱり、そうですよね?女性はゴムをつけて欲しいってことすら言い出せないことあったと思う。もちろんね、しっかりと主張できる人もいたと思いますよ。でも今ほど、性的同意はもちろん、そういう話をすることすらポピュラーではなかったと思います」。

そんな瀬奈さんだが、昨今は性的同意について理解を深めていると話す。きっかけは若い友達ができたことだった。

「英会話を習っているのですが、そこで出会った女友達が教えてくれたんです。彼女はアメリカで幼少期を過ごしていたこともあって、フラットにそういう話をするって教えてくれました。結構衝撃的でした」。

以来、自分がそういったことになるときにも意識をしようと感じたそうだ。そんな折、結婚を前提にお付き合いする人を探すべく、マッチングアプリを活用するようになる。

「結婚を望んでいましたが、なかなか出会いがなく、ここ3年ほどかな。マッチングアプリを活用しています。やりとりをしたり、実際お会いする人も何人かいました」。

中でも衝撃的だったのが今年の初めに出会った男性だったという。

「メッセージでやり取りをして、親交を深めたって感じです。私は読書が趣味なんですけど、彼も本が好きと話していて、なんとなくいい感じだなと思って会うことになりました」。

初回は無難にお茶を飲み解散。お互いにいい雰囲気だったことから、二度目はお酒を飲みながら色々と話をしたという。

「この時点で好きな本のジャンルはまるで違うなってことはわかりました。彼は漫画が好きだったみたいで、私に興味があったから思わず読書が趣味って言ったなんて話していて、そういうことを素直に言えちゃうのはいいなと思っていたんですが…」。

その後もやり取りを続け、彼ならうまくやっていけるかも…瀬奈さんがそう感じたタイミングでお付き合いを申し込まれ、受け入れたと話す。

「あまりにも順調でちょっと怖いなと思ったことも事実です。マッチングアプリを通して、お会いすることはあっても付き合うまではなかなか行ったことなかったので」。

その後は映画を見に行ったり、買い物に行ったり、いわゆる彼氏彼女の付き合いを続けたそう。そしていざ、部屋に誘われたときのことだ。

「そういうことになるだろうな、と予想はしていました。ただ…」。

男性側のある行動で瀬奈さんの心は一気に閉ざされたという。

「家を訪ねたら、何の了解もなく、そういうことが始まりそうな雰囲気になってしまって…。慌てて、同意なしでそうなるのは嫌だと言ってしまったんです。そしたら…」。

ーここまできて性的同意とか言うのまじ?冷めるわー。

瀬奈さんは、絶句して、その場を後にしてしまったと話す。【後編】では、追い討ちをかけるような彼からのLINEの一部を公開していく。

「そういうことになるのかなという気持ちはありました。でも家に入ったら突然襲われるような感じだったので、驚いて性的同意の話をしたら、冷めると言われてしまったんです」。

瀬奈さんはショックを受けて、思わずその場を後にしてしまったそうだ。

「家に行く=セックスするのが当たり前で、ひとこと声をかけるみたいな気遣いがないことがショックでしたね」。

性的同意、その言葉が彼の気に障ったのかも知れないと考えた瀬奈さん。

「動揺して思わず性的同意って言葉を出した私がいけなかったのかな?って。それで友達に相談したんですね。そうしたら若い女友達は全然当たり前じゃない?って。逆に少し年齢が上の友達にはそれは興醒めするでしょーと言われてしまいました。年代によって捉え方がまるで違うことにも驚きましたね」。

しかしこのままにしておくわけにもいかないと考えた瀬奈さんは、彼に連絡を入れることにしたそう。

「傷つけてしまったのならごめんなさいと伝えました。でもこれから先、長く付き合うのならその辺りはきちんと理解し合いたいとLINEに入れたら、こんな返事が返ってきたんです」。

ーそんなんだから結婚できないんじゃないですかね?性的同意求められたら、引くと思いますよ。

「ショックでした。こんなふうに言われなきゃならないんだって。確かにタイミングが悪かったのかも知れないけれど、そんなこと言ったら相手だって、いきなり襲うような感じだったわけだから、同じじゃないですか。自分のことは棚に上げて、ひとつも共感を示してくれない人とはもう無理だなとその日以来、彼とはもう会っていません」。

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この度 刑法が改正され、不同意わいせつ罪の要件が(加害者側にとっては)厳しくなりました。
長い間 加害者側の冤罪(美人局など)を防ぐことが優先されてきたせいか
被害者側は(当時は強姦罪)あからさまな暴行や脅迫を用いた姦淫でなければ
暴行や脅迫に至らない程度でも 金縛りにあったように動けないのに乗じての姦淫の場合
泣き寝入りという状況でした。

被害者側の関係者の運動の高まり、人権意識の高まりによって
刑法が改正され、「性的同意」がようやく脚光を浴びるようになりました。

このことについて コミュニケーションをマメにとることを苦手とし
しばしば強引な手法をとる、平均的にいえば、性的衝動の強いと
言われる男性側からは、ブーイングが出ているように聞いています。

しかし、これは一過性のもので、そのうち 性的同意をとることが
当たり前になる時代がくるはずです。

管理人の周りにも、年配の方で女性の人権に配慮する人は
概ね 年頃の娘さんがおられたりします。
(娘さんがいても変わらない人もいますけどね。苦笑)

その人たちは娘さんを通して、現代が女性に不利な社会だということを
痛感しているようです。入試の場面であったり、就職、婚姻の場面であったり
いろいろみたいですが。

そもそも管理人世代前後の男性は女性について
立場が対等だと思っていないので
軽く見ている人がほとんどだと思います。

性的同意などいらない。
あるいは性交渉のことしか考えていないので、
性的同意をとるのが面倒。
避妊もそうです。
この業界では、さすがに妊娠や性病のことを無視する人は
他の業界に比べたら少ない方ではありますが、何も考えていない あるいは
自分だけは大丈夫と何の根拠もなく信じている人も そこそこいると思います。

芸能人であるシェリーさんが

「No means no.Yes means yes」
と言っておられますが、全くその通りですし

いいといったと思っていたら、そうではなかった。
そもそも相手が明示的に「いい」と言ってなければ
確認するのが無難でしょう。自分に都合よく考えている可能性も大ありです。

刑法改正をきっかけに、性的同意をとることの
重要性がもっと高まるといいですね。

記事の女性は良い選択をしたのであって、何ら間違っていません。
そんなことでむくれる男性と結婚したら、荒波の婚姻生活は
続かないでしょう。配偶者の定年退職後に コミュニケーション不足を
理由に離婚している人も少なからずおられます。
性的同意を大事にしてくれる人は 他のことでも意見を尊重してくれると思います。

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