古森病院@福岡市博多区 病院管理者のブログ

ベイサイドプレイス近隣にある長期滞在型病院です。投稿記事は管理者の独自見解であり、医療法人の見解ではありません。

何言ってるんだろ。。

2016-06-26 20:42:32 | 日記
古森病院@福岡市博多区です。

今から書く内容は患者さんの
プライバシー保護のため、
患者さん個人の詳細のみ
デフォルメしてお伝えします。

以前、ある日のことですが
当院に直接 電話が掛かってきました。

「助けて下さい。もう限界です。」

要は、要介護状態の患者さんのご家族からの
お電話でしたが、おうちで見れる人がいなくて
(年老いた配偶者が面倒を見ていたけど
難しいとのこと)
包括が既に入っているけど、ヘルパーさんが
入っても夜の対応が難しく、家庭内が非常に
荒んだ雰囲気だそうです。

ケアマネはいるそうですが、窮状を
訴えても「おうちで頑張りましょうね。
そうそう、疲れたらショートステイも利用出来ますよ」と言われて、絶望的な気分になったとのことでした。

ショートで息抜き出来る家庭と
そうでない家庭があり、その家庭は介護力がないため
後者でした。

詳細をお伺いし、病棟と話して
受け入れ出来そうでしたので
入院面談を設定し、包括に電話したところ。。。

初めてお話しする
包括担当者は「介護サービスも入っていて、
在宅で上手くいってるんですけど」と如何にも
管理人が余計なことをしているという
雰囲気が満載でした。

「別にこちらから入院の打診をしたわけでは
ありません。患者さんのご家族から
連絡があったから、そちらに連絡したんです。
上手くいってるなら、そもそもうちに何で
電話が掛かってくるんですか?」

と申し上げました。

すると

「あらあら、それはいけませんねえ。
私はいきなり入院もどうかと思って。。」

まあ、包括の大事なお役目は
出来るだけ介護保険からの出費を抑えることですので
仕事はきちんとされてるんでしょうけど
このエピソードで、
何で管理人がここまで言われないと
いけないのでしょうか。

色々申し上げたいことはありましたが
黙ってケアプランの送信をお願いしました。

ちなみに、相談時点では
医療病棟の適応でした。

こんな話はごろごろあるんでしょう。
介護殺人の報道が出る度
「助けを早く求めましょう。包括や
ケアマネに相談してください。」と専門家の
コメントが流れる度、何だか白けてしまう
管理人です。

包括やケアマネの中にもご家族の介護力を見極めて
ケースバイケースで
一生懸命やっている方もおられるんでしょうけど。。

*******************************************************************************************************************

介護疲れ殺害 「老老」孤立化防げ 「独りで抱え込まず相談を」

産経新聞 6月26日(日)7時55分配信

介護疲れ殺害 「老老」孤立化防げ 「独りで抱え込まず相談を」


介護に悩んだ際の対処法(写真:産経新聞)


 長年の介護疲れから、高齢の家族を殺害する事件が後を絶たない。終わりが見えないことから「ゴールのないマラソン」「生き地獄」とも表現される過酷な介護生活。専門家は「独りで抱え込まず周囲や行政に相談を」と訴える。

 「介護が終わるのは、その人が亡くなるとき。子育てのような達成感も明るい未来もない中で、24時間心身ともに休まらずに消耗し続ける生き地獄のような介護生活が続くと、そのむなしさと悲しさから鬱状態となるケースが少なくない」

 NPO法人「心の健康相談室」(東京)代表で、心理カウンセラーの和田由里子さんは指摘する。自身も認知症の母親を介護した経験がある和田さんは「『長く生きて』という気持ちと、『早く死んで』という矛盾した気持ちの葛藤に悩まされた」と振り返る。

 警察庁によると、「介護・看病疲れ」が動機の殺人事件(未遂を含む)は統計を取り始めた平成19年の30件から年々増加。22年の57件をピークに、その後も40~50件台で推移している。

 介護問題に詳しい淑徳大の結城康博教授(社会福祉学)によると、介護殺人の加害者に共通する点は、(1)責任感が強く熱心に介護してきた人(2)仕事と思って手を抜くことができない男性が多い(3)親戚や介護サービスなどの支援を受けず孤立化した人-だという。

 昨年12月、栃木県で11年以上介護した寝たきりの妻=当時(69)=を絞殺したとして今年5月に懲役3年6月の実刑判決を受けた70代の夫の裁判では、検察側が「ケアマネジャーに相談し、ショートステイや施設の利用を検討すべきだった。独り善がりの考えでストレスを抱え込んだ」と指摘。夫も「ケアマネジャーの人にもっと話しておけばよかった」と後悔した。

 和田さんは「介護は独りで抱え込まず、各自治体にある地域包括支援センターなどに相談し、介護体制を整えることが重要」と強調する。結城教授は「介護サービスを受けたり、施設に預けたりすることは、恥ずかしいことではなく、当然のことという啓発をして社会全体に浸透させる必要がある」と指摘している。

********************************************************************************************************

コメント欄がすごいです。


******************************************************

相談したところで何もしてくれないじゃん。


相談したところで、ちょっとデイサー利用の日にちが増えるだけ。

特養は待機老人でいっぱい、入所できても金銭負担が大きく、払えない人もいる。

八方塞がりが現実だよ。


こんな状態になるんだったら早死にした方がマシと考える人多いんじゃないかな。

金銭面で大丈夫ならいくらでも選択肢はあるがそうでない場合結局悪循環。
先日相談したソーシャルワーカーまでは親身に聞いてくれたが、市の老人介護担当にまた一から状況説明し、結果ケアマネに託されたがここでもまた一から説明、全く連携がなされていないし ケアマネも状況を確認するだけで肝心の費用はこちらが聞くまで説明しない。詳しく聞いても漠然としか話さず。結局いくらかかるか先にハッキリしないならデイサービスにはやれない、又これだけの説明と手続きを高齢者には無理かも。子供も自分の家計に余裕がないと親の面倒なんてとてもみれない。
これが現実。

果たして相談したところで何をしてくれるのか?

相談する窓口があっても
対応する側に対応能力が無ければ意味が無い

相談できれば、こんな事態にならなかったはず。
介護現場にいるけど、法律に邪魔されて悶々することが沢山ある。
相談するヒマがあるなら休みたい、一緒にいるときは介護に追われて相談なんかできないだろうし。
そんなヒマなかったんじゃない?

相談したところで「御親族を頼ってください」と言われるまでだろ?

ラジオで、「覚醒剤でお困りのかたは、一人で悩まず警察まで相談を」とか内閣府が案内してたが、本当にトンチンカン。

すべてのコメントを読む

596件

******************************************************

http://komori-hospital.cloud-line.com/

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

糖尿病(Ⅱ型)の患者さんのコントロール

2016-06-25 10:41:16 | 日記
古森病院@福岡市博多区です。

管理人は内科医ですが、糖尿病専門医ではありません。
しかし、稀ではありますが 当院外来に来られる患者さんの中に
厳格な血糖コントロールを強いられ(ガイドラインなどもそうなっていますし)
糖尿病治療を脱落した人を時折 見かけます。

また当院は慢性期病床を持っており
糖尿病その他生活習慣病に罹患している人も多数入院されておられます。
その中には、身体が不自由になり あまり食事がとれない状況になっても尚
「甘いものはダメ」などと 前入院施設で指導されておられた方もおられます。

誘惑に負けて ついつい色んなイケナイこと(血糖コントロールに良くないこと)をしてしまい
結果的に血糖や体重コントロールの困難な患者さんに「私の言う通りにしないなら 来ないで下さい」
と言われたと 糖尿病治療を脱落した患者さんから前の医師のことを聞くにつけ(前医が糖尿病専門医とは限らないですが)

本末転倒 という言葉が 浮かんできます。

指導は大事ですが、患者さんを投げ出したらイケナイですよね。

Ⅱ型糖尿病にかかわる医師は どちらかと言えば生活習慣については緩め
(たまに緩すぎて驚く医師もいますが・・)の方が多いように思いますが、
もともと医者は良く言えばまじめ、悪く言えば柔軟性に乏しい人も多いので
(うう・・管理人も修行がたまに?!足らないこともありますが・・)
患者さん側の受け止め方含め、自分の思い通りでないと、
どうすればいいのか わからなくなる人がいます。

悪条件の中でも仕事をするのがプロ だと管理人は思います。
自戒をこめて・・(笑)

と思っていましたら、今週配信の日経メディカルオンラインに
管理人と同じ意見の糖尿病専門医の記事が載っていて、そうだそうだ と同意いたしました。

記事を転載すると怒られますので、とりあえずリンクだけでも・・

***************************************************

http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/mem/pub/blog/bito/201606/547314.html
(日経メディカルオンライン 尾藤誠司の「ヒポクラテスによろしく」
糖尿病患者を管理しようとしてはいけない

2016/6/23

尾藤誠司(東京医療センター)

 私自身は参加していないのですが、先日の糖尿病学会で・・・   )

***************************************************

管理人は後期高齢の方(75歳越え)のⅡ型糖尿病の外来の方には
「ガイドラインには載っていませんが、年齢の1割までのHbA1cの値なら いいと思います。」と
常々 申し上げております。

入院中の方については、食思不振の方も多く
誤嚥しない人なら、甘いものもまあいいですよ。そんなに食べれないでしょうし。と
管理人の患者さんには申し上げています。実際 アイスクリームなどもちょっとしか食べれない人が多いんです。
どうかするとインシュリンの出番になりますが。。

糖尿病に限らず、タバコ、アルコール関係も難しいんですけどね・・・
まあ、気長にやるしかありません。
病院運営を含め、毎日が修行です。

病院ホームページ http://komori-hp.cloud-line.com/

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

感染症にまつわる話題

2016-06-03 17:27:49 | 日記




古森病院@福岡市博多区です。

なかなか斬新なデザインのリーフレット(らしい)だと思いませんか?
「梅毒」は「梅の花」とは何の関係もありませんが・・・

リーフレット拡大版はこちら。
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10906000-Kenkoukyoku-Kekkakukansenshouka/0000105053.pdf#search=%27%E5%8E%9A%E5%8A%B4%E7%9C%81+%E6%A2%85%E6%AF%92%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88%27

今週配信された感染症エクスプレス(厚生労働省メールマガジン 誰でも登録可能)の
結核感染症課の課長さんのこのリーフレットの宣伝文が お役所らしくなく面白かったので
ついアップいたしました。

梅毒とは(国立感染症研究所 記事より)
http://www.nih.go.jp/niid/ja/diseases/ha/syphilis/392-encyclopedia/465-syphilis-info.html

以下 感染症エクスプレスより引用。

****************************************************************************

◆「あさコラム」vol.7「アレつけて!アレ?」

 こんにちは、厚生労働省健康局結核感染症課長の浅沼一成です。

 皆さんは「女子の梅毒増加中!」というリーフレットをご存じですか?
ピンク、というよりは梅の色の、♀マークが入ったちょっと斬新な
リーフレットです。

 女性の梅毒感染者の年間届出数は、2010年の124例から、2015年
には574例と、この5年で約5倍。
 一方、男性の届出数も、2010年の497例から、2015年には1463例と、
同じく5年で約3倍。
 梅毒は古(いにしえ)の性行為感染症とのイメージがありますが、
実は感染者届出数は近年、男女とも大幅増加となっているのです。

 この増加の背景としては、性風俗店の形態の変化や、梅毒の届出数
が減少し、感心が薄れた可能性などの見解はありますが、本当の理由
は不明です。

 梅毒は他の性行為感染症同様、コンドームの適切な使用により、
感染のリスクを抑えることができます。
 コンドーム、大事です。
ちなみにコンドームは、医薬品医療機器法に基づく医療機器なのです。

 本コラム執筆のために改めて調べてみたところ、色や薄さ、サイズ
に加え、最近はジェルの多さ、表裏のわかりやすいものなど、様々な
コンドームが販売されているのですね。豊富な取りそろえに、ビックリ
した次第。

 性感染症予防のために、コンドームは正しく、しっかりつけて欲しい
のですが、女性からは言いにくいのか、いやはや男性からも言いにくい
のか、例えば「アレ」とか「ゴム」とか、「スキン」、「サック」、
はたまた「家族計画」、「帽子」、「ヘルメット」、など、なかなか
ストレートには言ってもらえません。
 まぁ、パートナー同士の合い言葉になっていれば、呼び方は何でも
いいのかなと思いつつも、感染症対策上は、やはりコンドームはコン
ドームと言ってもらいたいなぁ。

 そう思っていたところ、先日、ラジオから「コンドーム、つけろよ!」
との声が連呼されていました。
 声の主は、歌手で俳優のマルチタレント・星野 源さん。
 これだけ連呼してもらえるとは!
 男性からも女性からも人気の高い星野 源さんからの、不意打ちの
ようなアピール、嬉しく思っております。

 ということで、星野源さんを見習って、結核感染症課も引き続き、
性感染症対策に取り組んでまいります。
 何をどう進めていくかは、乞うご期待!
 皆様もご支援ご協力、どうぞよろしくお願いいたします。

<梅毒リーフレット>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/seikansenshou/dl/leaf03.pdf
<性感染症>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/seikansenshou/

<本コラムの感想、ご質問、ご要望など>
http://kansenshomerumaga.mhlw.go.jp/
⇒「メルマガの内容に関するお問合せ」をクリックするとメール作成画面
が立ち上がります。

***************************************

梅毒はコンドームだけでは防げない感染症ではありますが(陰茎表面や膣内だけに
梅毒トレポネーマがいるわけではないので)、まあそこは置いておいて

体液媒介による感染症は多く 性交渉におけるコンドームに限らず
他の人の血液や唾液や痰の飛沫などの体液も 手袋やマスク、手洗いなどで
自分に飛んでこないような工夫が必要なわけですが
(あるいは今 流行中のジカ熱や日本脳炎など蚊を始めとする虫による感染症もあり、忌避剤や
洋服による工夫も必要ですね)

感染症蔓延対策とは真逆の発想の治療法が消化器内科分野で数年前から話題になっています。

糞便移植
*************************************

糞便移植で難治性の潰瘍性大腸炎が軽減

提供元:
HealthDay News

公開日:2016/06/03

糞便移植で難治性の潰瘍性大腸炎が軽減のイメージ

 糞便移植が難治性の潰瘍性大腸炎の症状緩和および治癒に有用であることが、新たな研究で示された。健康なドナーから採取した糞便物質を患者に移植すると、腸内細菌の組成が変化し、疾患を進展させる原因を回避できるという。研究著者であるニューサウスウェールズ大学(オーストラリア)のSudarshan Paramsothy氏は、「本研究は、(糞便移植が)極めて有望性の高い治療選択肢であることを示すものだ」と述べている。

 米国クローン病・大腸炎財団(CCFA)によると、潰瘍性大腸炎は免疫反応の異常に起因するとされ、米国では70万人が罹患している。大腸が炎症を起こして開放性潰瘍ができ、血便、腹痛、持続性の下痢などの症状がみられる。糞便移植は、現在はクロストリジウム・ディフィシル消化管感染症に対してのみ標準治療となっている。

 今回の研究では、オーストラリアの3カ所の研究施設で、標準治療に抵抗性を示す潰瘍性大腸炎患者81人を無作為に2群に分け、41人に8週にわたり繰り返し糞便移植を実施し、残りの被験者にはプラセボ治療を実施した。移植する糞便物質は被験者1人につき少なくとも3人のドナーから採取。糞便は均質化してろ過した後、移植まで冷凍保存し、“懸濁液”浣腸として直腸内に直接注入した。初回治療後は被験者が自分で注入を行った。

 生物学的製剤は感染リスクを伴うが、病歴のスクリーニングや便、血液の検査によりリスクを最小限に留めることができるとParamsothy氏は話す。

 8週後、糞便移植群の27%が主要評価項目(報告される自覚症状がなく、医師が内視鏡で大腸の治癒または著明な改善を確認)を達成したのに対し、プラセボ群では8%であった。自覚症状の消失のみに着目すると、糞便移植群の44%が目標を達成したのに対し、プラセボ群では20%であった。

 今回の研究は米サンディエゴで開催された米国消化器病週間(DDW)で5月23日に発表された。学会発表された研究は一般に査読を受けて医学誌に掲載されるまでは予備的なものとみなされる。

 CCFAのR. Balfour Sartor氏は、「糞便移植には嫌悪感が伴うことから、医師、患者、政府機関がその安全性と有効性に確信をもつ必要があり、今回の研究はこの治療法が潰瘍性大腸炎に適していることを示す最良の実例である」と述べている。しかし、治療終了後の効果の持続性を明らかにするには今後も研究を続ける必要があると、Paramsothy氏とSartor氏はともに述べている。

[2016年05月23日/HealthDayNews]Copyright (c) 2016 HealthDay. All rights reserved.利用規定はこちら

***********************************
上記は米国DDWという消化管分野では有名な学会での発表の記事ですが

数年前から 偽膜性腸炎や難病指定疾患である潰瘍性大腸炎を中心に
ちらほら 「糞便移植が有効」との話題が出ていました。
最初 聞いた時は「他の人の便をそのまま・・・」と思っておりましたが
(何しろ便を厳密に殺菌すると、肝心の腸内細菌まで死んでしまいますので)
やはり論より証拠 なのでしょうね・・。

潰瘍性大腸炎とは
http://www.nanbyou.or.jp/entry/218

一般的な潰瘍性大腸炎治療ガイドライン(糞便移植は話題としても載っていません(笑))
https://www.jimro.co.jp/ibd/03gakujutsu/4.htm

日本での施行例は
・順天堂大学医学部消化器内科
・慶応大学病院、
・千葉大学医学部附属病院
・滋賀医科大学医学部附属病院消化器内科
・藤田保健衛生大学病院などがヒットします。

もちろん当面は自費診療になるのでしょうけど・・・
検体提供のドナーは親族が多いようですね。(まあそうでしょうけど・・
提供側も移植を受ける側も勇気がいるでしょうね)

千葉大消化器内科
http://www.ho.chiba-u.ac.jp/frontier/frontier06.html

日経ヘルスメディカルの記事
http://style.nikkei.com/article/DGXMZO92884740W5A011C1000000

糞便移植が今後 成績が良好な治療と証明されたなら

心理的抵抗と感染の危険性を除けば
特に難しい操作もいらず、安価でよい治療法だと思います。
ドナー側の感染症を徹底的に調べることが必須でしょう。

病院ホームページ http://komori-hp.cloud-line.com/


追記

感染症エクスプレス@厚労省 のvol251(上記引用はその前号)が配信され
続報が載っていましたので、転載します。

*****************************************

◆「あさコラム」vol.8「ネットといっても、インターネットではなく・・・」

 こんにちは、厚生労働省健康局結核感染症課長の浅沼一成です。

 前回のあさコラムでご紹介したコンドームの件ですが、なんと、星野 源
さんがラジオ番組で取り上げて下さいました。
 番組によると、リスナーさんから前回のコラムに関するメールがたくさん
きていたそうで、番組中で本メールマガジン「感染症エクスプレス@厚労省」
の名前が出てきたではありませんか。
 凄い!ビックリ!!驚きました!!!
 しかも、今回も星野 源さん、コンドーム(ゴム)は大事なことと、番組内
で改めて発言下さいました。
 源さんにはぜひ、「コンドーム啓発大使」というものを創設して、ご就任
をお願いしたいほど、嬉しく思います。源さんと番組スタッフの皆さんに、
改めて感謝です。ありがとうございました。

******************************************






  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする