古森病院@福岡市博多区です。
先日 福岡県からお手紙(行政からのお手紙多すぎ)が来て
中身は認知症サポート医の活動についてのお尋ねでした。
管理人は認知症サポート医ではあるのですが、
認知症サポート医とは・・
https://www.tyojyu.or.jp/kankoubutsu/gyoseki/ninchisho-yobo-care/h30-5-4.html
認知症サポート医は
もともとは地域の医師に認知症について
伝道し、また地域において
認知症初期集中支援チームの一員としても
活動。院内でも認知症ケアの対応などに
尽力するのが役目らしいです。
し、か、し
管理人は 行政の言う認知症サポート医としての
院外の活動は
まっったく していません。
院内活動はもちろんしていますが、
これは管理者だからやっているだけです。
そもそも初期集中支援チームが地域にないし
(包括も手が回ってないし)
他の医師に認知症相談されたことも
一回もありません。こちらからお困りですか?
とも伺ってはいませんが。。
外来主治医が自身の患者様が「認知症かも」と思った場合
大抵は、地域の精神科医か神経内科医に相談・紹介するのが
通常で、「認知症サポート医に相談しよう」などとは
思わないのがデフォです。管理人もそうですが認知症サポート医は
必ずしも精神科医や神経内科医ではありません。
高邁な理念のもとに、行政が作った職種?です。
もっとも外来で患者さんやご家族様から認知症について
相談を受けることはよくあります。
これは行政のいう、認知症サポート医としてと
いうよりは、外来診療の一環でやっているだけ。
それなのに 福岡県のお便りは
「認知症サポート医をもっと増やしたい」
「ついては何をしているか。活動の上で
課題は何か」
まるでコントみたい。
目的と手段が入れ替わっています。
はっきりと
そもそもうちの地域には初期集中支援チームすらありませんが
何か?(を大人の味付けで表現)
と記載して 送付しました。。笑。
認知症の方について、医師が出来る事って
限られていて
1 診断つける。
2 薬を出す。(ここで、単身の方の場合
認知症の薬を出しても飲ませる人、貼ってくれる人、
最近でた新薬の点滴、投薬のため 外来に定期的に連れてくる人がいないという
第1の壁にぶつかる)
3 介護保険主治医意見書を書いて、介護サービスの
導入に繋げる。(単身の方でも要介護1が出れば デイサービスや
訪問介護などで 週3回くらいは薬を飲んだり貼ったりが
可能になるが、要支援だと厳しい。週1回くらいが限度)
4 ご家族によっては、成年後見を申請、鑑定書を書く。
5 いよいよどうにもならなくなった場合 可能なら
医療保護入院に繋げる。
まあ1と3 ご家族が居られれば2(しかしご家族も忙しいと内服介助は難しいこと多い)
たまに5くらいが お役目かな。。患者様も
ご家族様も、精神科の敷居が
高い方が多いので、内科に受診しようとお話しすると
患者様も結構来られます。
介護サービスの方のほうが、認知症サポート医より
はるかに役に立っていると管理人は思いますけど。。
認知症サポート医は本当に必要なのか。
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/series/kawabata/201607/547363.html
お上のお考えは よくわかりません。
ここで、一つの格言をご紹介します。
「起きていることは全て正しい」
つまり実態と政策?が合致していないという事です。
https://komori-hp.cloud-line.com/
先日 福岡県からお手紙(行政からのお手紙多すぎ)が来て
中身は認知症サポート医の活動についてのお尋ねでした。
管理人は認知症サポート医ではあるのですが、
認知症サポート医とは・・
https://www.tyojyu.or.jp/kankoubutsu/gyoseki/ninchisho-yobo-care/h30-5-4.html
認知症サポート医は
もともとは地域の医師に認知症について
伝道し、また地域において
認知症初期集中支援チームの一員としても
活動。院内でも認知症ケアの対応などに
尽力するのが役目らしいです。
し、か、し
管理人は 行政の言う認知症サポート医としての
院外の活動は
まっったく していません。
院内活動はもちろんしていますが、
これは管理者だからやっているだけです。
そもそも初期集中支援チームが地域にないし
(包括も手が回ってないし)
他の医師に認知症相談されたことも
一回もありません。こちらからお困りですか?
とも伺ってはいませんが。。
外来主治医が自身の患者様が「認知症かも」と思った場合
大抵は、地域の精神科医か神経内科医に相談・紹介するのが
通常で、「認知症サポート医に相談しよう」などとは
思わないのがデフォです。管理人もそうですが認知症サポート医は
必ずしも精神科医や神経内科医ではありません。
高邁な理念のもとに、行政が作った職種?です。
もっとも外来で患者さんやご家族様から認知症について
相談を受けることはよくあります。
これは行政のいう、認知症サポート医としてと
いうよりは、外来診療の一環でやっているだけ。
それなのに 福岡県のお便りは
「認知症サポート医をもっと増やしたい」
「ついては何をしているか。活動の上で
課題は何か」
まるでコントみたい。
目的と手段が入れ替わっています。
はっきりと
そもそもうちの地域には初期集中支援チームすらありませんが
何か?(を大人の味付けで表現)
と記載して 送付しました。。笑。
認知症の方について、医師が出来る事って
限られていて
1 診断つける。
2 薬を出す。(ここで、単身の方の場合
認知症の薬を出しても飲ませる人、貼ってくれる人、
最近でた新薬の点滴、投薬のため 外来に定期的に連れてくる人がいないという
第1の壁にぶつかる)
3 介護保険主治医意見書を書いて、介護サービスの
導入に繋げる。(単身の方でも要介護1が出れば デイサービスや
訪問介護などで 週3回くらいは薬を飲んだり貼ったりが
可能になるが、要支援だと厳しい。週1回くらいが限度)
4 ご家族によっては、成年後見を申請、鑑定書を書く。
5 いよいよどうにもならなくなった場合 可能なら
医療保護入院に繋げる。
まあ1と3 ご家族が居られれば2(しかしご家族も忙しいと内服介助は難しいこと多い)
たまに5くらいが お役目かな。。患者様も
ご家族様も、精神科の敷居が
高い方が多いので、内科に受診しようとお話しすると
患者様も結構来られます。
介護サービスの方のほうが、認知症サポート医より
はるかに役に立っていると管理人は思いますけど。。
認知症サポート医は本当に必要なのか。
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/series/kawabata/201607/547363.html
お上のお考えは よくわかりません。
ここで、一つの格言をご紹介します。
「起きていることは全て正しい」
つまり実態と政策?が合致していないという事です。
https://komori-hp.cloud-line.com/