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甲府市の市民レポーターがこうふの話題をお届け!

こうふ開府500年常設展示「甦る、こうふの500年」

2019-07-31 10:57:28 | 紹介
常設展示メモリアルギャラリー

市民レポーター村上由実です。

 

甲府駅北口ペデストリアンデッキ特設会場で開催中の

「こうふ開府500年常設展示メモリアルギャラリー」へ行ってきました

昨年9月のオープンから8カ月経過した2019年6月6日には5万人目の入場者をお迎えし、その後も多くの入場者を楽しませているとのこと。

入口右には「戦国BASARA」と「山梨県甲府市」のコラボイベント

「KOFU×戦国BASARAスタンプラリー」スタンプが設置されていました

今年で5回目となるこのスタンプラリーは、甲府市を中心とした「武田ゆかりの地」観光地を巡ってスタンプを集め、条件をクリアするとオリジナルグッズをゲットできるイベントです

せっかくなので、私も押印しました。

時期によってスタンプのデザインが変わり、11月30日まで開催されています

 

 

スタンプラリーの続きはまた後日にし、早速ギャラリーの中に入りました。

 

まず目に飛び込んできたのは、「躑躅が崎館」のジオラマ。

現在の武田神社のある場所に主殿があったと考えられている「躑躅が崎館」が再現されています

その隣には旗印から当てる武田二十四将のクイズ

あなたはわかりますか

入口正面には、100年前につくられたといわれている信玄公像が展示されています

それ以外にも、甲府誕生から武田家の足跡 

江戸時代の甲府城の建設

明治時代の近代こうふの幕開け

昭和時代の甲府空襲

平成に入り、中核市になった甲府の未来など

読むだけで「こうふ博士」になれること間違いなし(笑)

来年の3月31日まで開催しているので、ぜひ足を運んでみませんか

 

 

そして、出口付近には数々のイベントパンフレットが並んでいました。

皆さんもご存知の通り、甲府は全国でも有数の「暑い」

今年は6月上旬に梅雨入りして以来、日照時間が少ない日が続いていましたが、ついに7月29日に梅雨明け宣言が出ました

 

この夏開催のイベントをチェックして、「暑い」、そして「熱い」甲府の夏を楽しみたいと思います

 

 

常設展示メモリアルギャラリー

https://www.kofu500.com/event/ev2018/gallery.html

 

『KOFU×戦国BASARA スタンプラリー ~挑戦者よ 甲斐の地を巡れ!!』

http://www.kofushingen.jp/news/1799

 

2019小江戸甲府の夏祭り

http://www.city.kofu.yamanashi.jp/kanko/event/2019koedo.html

 

 


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専門学校進学相談会と教育講演会

2019-07-16 11:07:40 | 紹介
世界で役立つ技術が身に付く!?

こんにちは。市民レポーター中込恒子です。

 

6月20日(木県立図書館イベントスペースにおいて、専門学校・各種学校に進学される高校生の相談会と、野口料理学園の野口純子先生による、JICA日系社会シニア海外協力隊の活動についての講演会がありました

 

会場には来春卒業予定の高校生がたくさん来ており、進学の相談をしたり、講演を聞いたりしていました。

 

相談会に参加した専門学校それぞれの特徴紹介します

◆山梨県歯科衛生専門学校

 ・返済義務がない独自の奨学金制度がある

 ・米国のカレッジと学術研修交流がある

 ・国家試験合格率が3年連続100%


◆甲府医療秘書学院

 ・年々複雑になっている情報処理の技術が身に付けられる

 ・卒業と同時に、最大で17つの資格が取得可能

 

◆山梨秀峰調理師専門学

 ・10代~50代まで、幅広い年代が在籍

 ・経営学や簿記など、店舗経営の知識も習得できる


◆山梨県美容専門学校

 ・理容、美容両方の免許が取得できる

 ・県外の理容・美容学校よりも、学費がリーズナブル


◆甲府ドレメ学院

 ・作図・縫製などの洋裁技術と、色彩学や服飾用語などの服装理論が学べる

 ・卒業後の進路は、ファッションアドバイザーや既製服製造、広告制作など


◆大原スポーツ公務員専門学校甲府校

 ・警察官・消防士をめざす場合は、現場で必要な救急法を学ぶほか、トレーニング実習で体力をつける

 ・卒業後は公務員として、スポーツイベントや住民の健康増進に関わる仕事につける

 

◆山梨情報専門学校

 ・IT業界で即戦力になれるほか、コンピュータ基礎、オフィスワークなど他業種で活かせる知識が学べる

 ・学園祭だけでなく、BBQ、球技会、修学旅行などイベント盛りだくさん

 (※順不同。すべて甲府市内にあります)

 

 

 

専門学校には、次のような魅力があります

専門分野の実務経験を積んだ先生が多く、教員自身の体験を活かした的確な指導やアドバイスが受けられる

社会や企業が求める技術・能力・資格が習得でき、生涯にわたり技能を活かせる

専門分野からの求人が多く、学校もそれに合わせた就活指導(試験や面接など)をしてくれるので、自信を持って就活にのぞめる

(説明会に参加した専門学校のなかには、昨年3倍以上の求人がきたところもあったそう!)

各専門分野の企業と信頼関係が築かれているため、地元の就職に有利。自宅から通えるので生活環境を変えなくていい

転職や再就職、キャリアアップのため、また、自分に向いていることややりたいことが見つかったときなど、社会人の学び直しの場になる

 

 

専門学校で身に付けた技術を、将来、JICA海外協力隊として世界で役立てることもできます

 

後半の教育講演会で講師を務めた野口純子先生(野口料理学園)は、48年間料理指導の経験を活かし、JICA日系社会シニア海外協力隊として2年間ブラジルで日本料理を教えていたそうです

「和食」ユネスコの無形文化遺産に登録され、“日本文化としての日本料理をブラジルに伝えたい”という先生の考えと、ブラジルの要請がマッチして実現した取り組みとのこと。

サンパウロから50キロ離れたモジという都市を拠点に、2年間で27カ所(延べ174回も!)、ときには660km離れた場所まで行き指導されたそうです

その熱心パワフルな活動にとても驚きました。 

 

先生がつくった料理の数々をスライドで拝見しましたが、どれも美しくておいしそう

日本料理を海外に伝えてくださったことを、同じ日本人として誇りに思いました

 

日本人移民が初めてブラジルに渡ってから、今年で111年になるそうです。
契約農民として遠くブラジルまで行き、日系社会を築いた同胞の苦難を忘れずにいたいという思いも強く感じました。


エネルギッシュで優しい野口先生からの、専門職をめざす学生の皆さんへの力強い応援の言葉で講演は終了しました

 

 

日々の暮らしのなかで、専門の技術を身につけた方々にお世話になることが多いので、皆さんに「おかげさまで、ありがとう」の気持ちを伝えたいです。
今、勉強されている専門学校生、これから進学される方々には、頑張ってほしいと思います


                     (写真:小澤 智也)

 


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ろう市民レポーター、日本手話でこうふの魅力を紹介!3

2019-07-12 13:00:47 | 紹介
山梨県立考古博物館

 

こんにちは、甲府市民レポーターの玉置です。
先日甲府城跡 舞鶴城公園散策した際に、観光ボランティアガイド「甲府城御案内仕隊」にお会いしました。
時間の関係であまりゆっくりできなかったのですが、いくつか情報いただきました。

たとえば甲府城跡地から見える八ヶ岳は、昔日常で使われていた石などが採れたため甲府市周辺に多くの人々が住むようになったそうです。

今回は、その暮らしのようすなどを見ることができる【山梨県立考古博物館】へ行ってまいりました!

館内には、国の重要文化財を含む多くの展示物がびっしりと並んでいました。
県内最古の石器縄文土器人々の生活山梨の歴史を学ぶ場としてふさわしいこの博物館で、

私が最も魅力を感じた展示品紹介したいと思います。

<縄文土器> ※動画及び写真をご覧ください。
昭和37(1962)年に、山梨県甲州市塩山で発掘された「深鉢形土器(ふかばちがたどき)」です。

今から4,500年前につくられ、日常生活で使われていたとされています。

のちに、アメリカ、イタリア、フランス、マレーシア(順序不同)でも展示されました。

山梨県立考古博物館には、海外で展示されるほど貴重な縄文土器が収蔵されているのです。

 

私は海外に行った際、必ずといっていいほどその国の博物館訪れます。

同じぐらいの年代に深鉢型土器がつくられていた国はほかにもあり、それぞれの国の特徴がありました。

ここの縄文土器バランスの良い曲線が描かれており、状態もキレイで、シンプルですが実に美しかったです。

その美しさ写真動画では伝えきれないので、ぜひ見に行ってみてくださいね!

 

考古博物館の周りには銚子塚古墳丸山塚古墳があるので、館内を見学したあと、外に出て古墳群を回ることができます。
今回は展示品をじっくり見ていたため古墳までたどり着けませんでしたが、次回はお弁当を持ってゆっくり古墳巡りをしたいと思います。


暑い日々が続きますが、ご自愛ください!
それではまたお会いしましょう(^^)

※ブログの内容の日本語は、動画の日本手話を意訳したものです
※ろう者=日本手話という日本語とは異なる言語を話す言語的少数者


*山梨県立考古博物館*
住所:山梨県甲府市下曽根町923
https://www.pref.yamanashi.jp/kouko-hak/

 

 


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相川地区の「ホタルまつり」に行ってきました☆

2019-07-04 10:19:44 | 紹介
~本と歩こう②~

こんにちは。市民レポーター三井玲子 です。

今回は、6月8日(土)相川地区で開催された「ホタルまつり」のご報告です

まずは明るいうちに、会場の下見へ。相川地区周辺には、数週間前からのぼりが立っています。

(のぼりの下部に、「6月8日(土)雨天6月9日(日)」)と表示あり)

武田通りを北上し、武田神社前の道路を左折相川小学校前を通り過ぎ積水寺方面へ直進

一つめの信号「相川駐在所前」交差点を左折します

200mほど進むと、相川にかかる橋が見えます。手前で川沿いに右折すると、相川の悠遊館が見えます。

ホタルまつり開会式悠遊館の駐車場で行われます

 

日中相川の様子です。新緑のあいだに、清流のせせらぎ野鳥のさえずりが聴こえます

ホタル生息するためには、コンクリートで舗装されていない土壌必要です。

ホタル幼生のエサとなるカワニナ(巻き貝)が、清流のある土壌でないと生息できないからです

相川小卒業生の立て札に、願いがこめられています

そして、夜7時30分ころ。あたりは暗闇に包まれます。

ホタル飛んでいるときに撮影したつもりですが…ほとんど何も写っていませんね(^^;)

「ホタルまつり」は今年で27回目とのこと。地域の方々による開会式の後は、自由観賞の時間です。

会場で受付をすると、記念品タオルハンカチがもらえます(どこの地区からの参加でもOKです

受付近くには、ホタルの一生について学べるパネルが掲示されて

ホタルの幼虫とエサになるカワニナ(巻き貝)も出張展示。希少な生態知る機会に。

「相川地区蛍を守る会」皆様のひとかたならぬご尽力に感謝します

悠遊館近くの橋をはさんで、上流と下流にそれぞれホタル10匹くらい飛翔していました。

ときには川岸からはみ出して、ホタルが道路の参加者の手にとまるハプニングも

ホタルの光が舞うたびに、「あそこに飛んでるよ~!」と人々の歓声があがっていました。

相川小学校の児童の家族連れや、地域の方々が多数参加し、ホタルまつりの夜を楽しんいました

そして、ホタル光の余韻にひたりつつ、それぞれが帰路につきました。

私自身も何年かぶりにホタルを鑑賞しました。いつまでも、ホタルが棲める相川でありますように。

甲府に住む私たち一人ひとりが、環境を汚さない生活を心がけ自然を守る努力していきましょう

 

~本と歩こう②~

さて、今回の本のご紹介です。

『ホタルの歌』 著:原田一美 発行:未知谷(リメイク版2008年初版・学習研究社1971年初版)

出版から40年以上読み継がれている、科学よみものの名著です。

表紙画像(右)は出版社の許諾を得ています。※左側は「ホタルまつり」の参加品ハンカチです。

 

ときは昭和41(1966)年5月なかば。ところは徳島県美郷村の中枝小学校

当時宿直をしていた原田一美先生(男性)は、担任クラスの子どもたちに誘われて、夜の谷間の川へホタル狩りに出かけます。

そこで見た何千何百というホタルの群れに、一瞬で魂をうばわれてしまった原田先生。でも、

「どれがオスでどれがメス?」「どうしてホタルは光るの?」「何を食べるの?」

子どもたちのあふれる質問に答えることができません。こうして原田先生とクラスの子どもたちによるホタルの研究がはじまります。

 

この本は、私が小学生の頃に読んだ本ですが(注:何十年も前の話)、いまだにこの本を超える科学よみものには出会っていないような気がします。

「みなさん、ホタルは光ります。成虫で光ります。卵で光り、幼虫で光ります…。卵の光の美しさは、口ではいえません…。」(伊井英司君の発表より)

いつかこの目で、ホタルの光る卵を見てみたい。読み返すたびにそう思わずにはいられません。

「夏は夜」とホタルを愛でた清少納言のように、ホタルのいる風景を、心の中でもずっと大切にしていきたいと思います。ありがとうございました。


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