◆新米ママたちに捧げるエッセイ◆
市民ブロガーのジョンけけです。
甲府の新米ママたちに捧げるエッセイ書きました。
※エッセイについて詳しくはこちらをご覧ください。
おっとその前に、これこれ。
こうふでうふふ。
“つ”から始まるいいもの、みっけ。うふふのふ。
~さわってごらん。ウールだよ。~
ってなコピーがずっと昔にあったわね。
寒い季節にはやっぱり純毛製品が一番あたたかいもんなんです
っていう意味だったと思うの。
で、このあたし。
実におもしろい。
ぼわっとあったかそうなベージュをしているのよ。
うふっ。な~んだ
~吹きすさぶ風に、疲れ果てた旅人のロン毛が揺れる~
と思ったでしょ。
ブ・ブーハズレよ。
ぼわっとあったかそうなベージュから一転、
雄々しいほどに強さを秘めた光と影。
絵に描いたお日さまのように輝いているのは、
絵に描いたようなお日さまなの
ビンとビンのぶつかる音が
キンッ――と澄んだ冷たい朝、
そのベージュは力強く輝いた。
まるでたてがみをなびかせて立つライオンのように。
…な~んだ
~ありゃま!悠々自適なススキさんじゃありませんの~
市内のとある庭先。
初秋、あたしは
買ったばかりのハタキのように、
ストレートパーマヘアのように、
そろりと揺らめいていたの。
十五夜、部屋でお団子とご一緒したわ
そのあとは、花瓶から抜かれてこの通り、お外で青空眺めてすごしてた。
枯れるっていう事実を受けとめながら。
そしたら、いつのまにか、ワイルド系パーマヘアになってた。
~ほうら、この通り!~
こんなことになるなんて、ちょっと意外だったんだけど、
結構、似合ってるって、通りがかりの人も言うの。
あのまま花瓶の水につかってたら、たぶん、もう…
かなりさっぱりしていたと思うわ。
ある意味、放っておかれてよかったかもしれないわね。
だから、
うふふな“つ”の付くあたしは、
『つめたい朝の空気の中で、金色の陽ざしをバックに晩秋を満喫するススキの穂』
ちょっぴり奥が深いでしょ。
じゃ、ここらへんで、新米ママと赤ちゃんのエッセイ、“つ”の巻、始めましょうね。
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『“随筆”育母百科・アフリカゾウのさかさまつげ』
~“つ”の巻~
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◆つぶれそうなほど=つぶれそうな程。
いとしい我が子を抱きしめる際のちから加減。
子どもといつもべったりしていて
「はぁ・・・10分でもいいから、隣の部屋で一人になりたい。この子と離れてみたい」
と画策している母親なれど、本当に何かの用事で我が子と丸一日くらい物理的に離れてしまった場合、
再会の抱擁は子どもの肋骨がきしむほどになる
こんなに愛しいこの子と離れてみたいなどと思ったあの時の自分はなんと悪いママだったのだと自己嫌悪に襲われ、
「悪いママでちゅね。こいつめ、こいつめ」などと、何が起きているのかまったく理解していない我が子の手首を握り、
ママ本人の頭を子どもの手が能動的に叩いているかのようなジェスチャーを中心とするモノローグを繰り広げた後、
締めくくりに瞬きも忘れてママを見つめていた我が子に向かって「てへっ」とほほ笑んで、今一度ぎゅうっと抱きしめる
スペシャルな念願は叶うと同時に、普段の良さを強烈にしらしめてくれてしまうもの。
かわいさのあまり、本当につぶしてしまわないようにちから加減を忘れないのはもちろんのこと、
いつもの自分になり替わり、我が子とつきたての餅のようにべったり張り付いていてくれた人物への
「ありがとうございました」の一言こそ決して忘れてはいけない
「子どもは社会の宝なんだから、なんでもかんでもみんなが見てくれて当たり前よ」などと言葉の意味をはき違える前に、
「なんてったってママといっちょ(一緒)がいいんでちゅ」という我が子の純粋な感情を、
自分の行動優先順位のトップに掲げてママの道を歩んでいこう。
母親は一日にして成らず。
でも、心配いりません。
ちゃんと育っていけますから。
子どもがちゃんと“お母さん”を育ててくれますから
(つづく)
◆◇◆甲府市内の子育て関連情報◆◇◆
≪イベント≫
2013年12月5日
・子ども☆わくわく映画会
2013年12月8日
・甲府きょういくの日コンサート
2013年12月13日
・はっぴい♪♪クリスマス
≪講座≫
2013年12月14日
・親子クリスマスお菓子作り教室
2013年12月14日
・親子でリース作り教室
2013年12月15日
・クリスマス親子エコキャンドル作り教室
≪ 教 室 ≫
・まちなか健やかサロン健康教室日程
・パパママクラス
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