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甲府市の市民レポーターがこうふの話題をお届け!

ろう市民レポーター、KOFU×手話

2019-10-29 12:01:02 | 紹介
『広報こうふ』11月号 取材こぼれ話

 

 

※ブログの内容の日本語は、動画の日本手話を意訳したものです

※ろう者=日本手話という日本語とは異なる言語を話す言語的少数者

 


こんにちは、甲府市民レポーター玉置です。

広報こうふ11月号【とびだせ!市民レポーター!】の担当をさせていただきました!
テーマ【甲府にまつわる手話】

インタビューをしたのは、これまで多くのろう活動をされてきた甲府市在住のろう者細川信吾さんです。

▲細川信吾さん

 

皆さん、「甲府」手話はもう覚えましたか?
まだの方はこちらをご覧ください!↓
『広報こうふ』11月号 

 

甲府の次は、
【武田】手話をやってみましょう(詳細は動画をご覧ください)

一般的に知られる「武田」手話は、
両手をグーにして片手を腰あたりに置き、もう片方の手は斜め上から刀を鞘に納めるように動かしたあと、両手をグーの状態から人差し指・中指・薬指を3本立てたものを動画のように「田」という文字になるようにします。

ですが、甲府で有名な武田信玄公手話は、
片手をグーにしてこめかみ辺りから角をつくるように上に少しだけあげます。

次は
【山梨】手話をやってみましょう(詳細は動画をご覧ください)

パーにした片手のてのひらを下にして顔の前に置きます。

その下に、もう片方の手の指先をすぼめながら下方へ回します。

(ぶどうの房を表現するイメージですね)

よく“手話は全世界共通ですか?”という質問を受けるのですが、
英語、フランス語、日本語など、それぞれ言語があるように、

手話もアメリカ手話、フランス手話、日本手話など国によっ異なります。

ちなみに、手話にも方言があるんですよ!

 

 

最後に、細川さんからのメッセージです。
「手話を勉強したい市民の皆さん、ぜひ一緒に勉強しましょう!」

*日本手話に興味がある方、学びたい方は、下記までご連絡ください ↓
nihonshuwa.info@gmail.com (玉置)

それではまたお会いしましょう(^^)


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「芸術&読書の秋」山梨県立美術館・文学館鑑賞散歩

2019-10-28 10:22:15 | 紹介

本と歩こう④


こんにちは。市民レポーター三井玲子 です。
 
季節はすっかり、「芸術」「読書」ですね♪
秋晴れの好日、山梨県立美術館文学館ハシゴして鑑賞してきたので、報告します。
まずは、「萩尾望都SF原画展」から。
 
今年デビュー50周年を迎えた漫画家・萩尾望都(はぎお・もと)
SF作品約400点のカラーイラストや生原稿という、見ごたえのある展示でした。
カラーの表紙絵やポスターが美しいのはもちろんのこと、白黒の生原稿も、鉛筆や筆の跡などが味わい深く…。セリフなどついつい読んでしまい、たっぷりと作品世界堪能しました★★★
(※こちらは撮影可能スペースです)
手前から『百億の昼と千億の夜』『スター・レッド』『マージナル』作品パネルです。
本当は阿修羅王と記念写真を撮りたかったのですが、一人で行ったので撮れず…くすん。(;_;) 
記念写真めあての方は、お友だちと一緒にお出かけしましょう!
(※書影は出版社の許諾を得ています)
 
さて、萩尾望都作品を一冊ご紹介します。
『ポーの一族 春の夢』(小学館 2017年刊)です。
名作『ポーの一族』の40年ぶりの続編。年齢を感じさせない構成力と画力に感服の一冊です。
美術館の閲覧室で、一連の作品群を読むことができます(無料)。お時間のある方はぜひどうぞ。
次は、「宮澤賢治展」へ。
芸術の森公園には、賢治像のシルエットがあちこちにあります。
 
文学館開館30周年記念企画展として開催されたこの展示は、「宮澤賢治の遺した詩・童話や手紙などにより、賢治作品の魅力と、賢治の掲げた理想のあり様」(パンフレットより抜粋)に迫ったものとなっています。
 
特別コーナーとして、『銀河鉄道999(スリーナイン)』作者・松本零士氏の原画と、999号の模型などもあり。
アニメのリアルタイム世代としては、心なごむサプライズでした。
 
宮澤賢治関連図書のご紹介です。
(※書影3点は各出版社の許諾を得ています)
 
『宮澤賢治の青春 ただ一人の友 保阪嘉内をめぐって』(宝島社 現在は角川文庫本) 菅原千恵子著 1994年 (左)
『絵本 銀河鉄道の夜』 宮澤賢治 絵・司修 偕成社 2014年 (中)
『二人の銀河鉄道』 江宮隆之著 河出書房新社 2008年 (右) です。
 
今回の宮澤賢治展では、盛岡高等農林学校時代の友・保阪嘉内(ほさかかない/韮崎市出身)に宛てた書簡(手紙)で、
「私が友保阪嘉内、私が友保阪嘉内、我を棄てるな。」の箇所を確認できたことが収穫でした。
 
菅原千恵子氏江宮隆之氏(山梨県人作家)の著作は、多少見解の違いはあるものの、
◆宮澤賢治と保阪嘉内には、友情以上の絆があった(いわゆる同性愛的ではなく)
◆『銀河鉄道の夜』は、保阪嘉内のために書かれた作品である
という2点で一致しています。
 
― ジョバンニは賢治で、カム(ン)パネルラは嘉内 ―
賢治の魂が求めてやまなかった友への想い。
生涯の友・保阪嘉内に捧げられた物語であることをふまえて読むと、『銀河鉄道の夜』の世界は、さらに透明な輝きを放つように感じられます。
興味のある方はぜひご一読ください。
 
 
萩尾望都SF原画展(山梨県立美術館)11月4日(月)まで。
 
宮澤賢治展(山梨県立文学館)11月24日(日)まで開催中です。https://www.bungakukan.pref.yamanashi.jp/exhibition/2019/01/30-5.html
 
どうぞお出かけください。
 
最後までご覧くださり、ありがとうございました。
皆さまにとって、実り多い秋を過ごされますよう。
 
(三井玲子)
 

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Tリーグ初観戦

2019-10-02 11:00:20 | 紹介

日本トップクラスの女子選手が甲府に集結!


市民レポーター村上由実です。

 2019年9月6日(金)~9日(月)の4日間卓球のTリーグ2期目となる2019-2020年のレギュラーシーズンの試合が甲府市総合市民会館で開催されました

 山梨県では初開催ということで「見逃すわけにはいかない!」と思い、早速チケットを購入して当日を心待ちにしていました。

元々スポーツ観戦は好きで各種競技を観に行ったことはあるのですが、卓球は初めて

勝手がわからず、若干緊張しながら会場入りしました。

 

会場は、アリーナ中央に置かれた1台の卓球台を仮設の観覧席が取り囲む形

どの方向からも試合を楽しむことができます

Tリーグには、男女それぞれ4チームが属しています。

シーズンはレギュラーシーズンとプレーオフの2つがあり、レギュラーシーズン各チーム21試合をホーム&アウェイ戦およびセントラル方式で実施。その上位2チームプレーオフで戦い、勝者が優勝となります

 

私が観戦した9日夜に行われたのは、名古屋市を本拠地とする「トップおとめピンポンズ名古屋」と、大阪府を本拠地とする「日本生命レッドエルフ」の試合。

特に「日本生命レッドエルフ」Tリーグ1期目の優勝チームで、山梨県出身の平野美宇選手在席しています

 

グッズ販売コーナーには、平野選手のタオルが

ただ、平野選手は国際大会に向けた調整のため、全戦出場しないことが決まっているとのこと。

最新(2019年9月発表)世界ランキング9位平野選手ですし、国際大会優先なのはわかるのですが、地元県民としてはやっぱり少し残念な気もします…。

 

会場では公式練習が行われていました

実際に行われる試合台で、両チーム20分ずつが与えられます。

先に行われていたのは「日本生命レッドエルフ」の練習。

次に「トップおとめピンポンズ名古屋」

公式練習が終わると、この日のホームチーム「トップおとめピンポンズ名古屋」マスコットキャラクター「たまたま」が、武田信玄公になって登場

未来の日本卓球界を担う地元の少年少女卓球対決です。

残念ながら「たまたま」は負けてしまいましたが、なかなかお上手でした

いよいよゲーム開始です

選手1人ずつ名前が呼ばれ、入場します。

こちらが「日本生命レッドエルフ」の出場選手。

そしてこちらが「トップおとめピンポンズ名古屋」の出場選手。

 

 

試合中は撮影が禁止なため、ここからは試合観戦に集中させていただきました(笑)

団体競技とは違い、試合中観客の歓声はありません。

選手の息づかいや気合の声が響き渡る以外は、携帯電話の着信音が鳴り響いてしまうくらいの静寂に包まれています。

 

第1マッチダブルス第2・第3・第4マッチシングルス

出場しているのは2名ないし1名ですが、試合中もベンチからは監督の指示や他の選手の声援が飛び、個人ではなくチームで戦っていることがよくわかります。

 

 

また、絶妙なタイミングタイムアウトが取られ、劣勢だったチーム逆転する場面も

試合開始から約2時間が経過し第4マッチ終了

すべてアウェイの「日本生命レッドエルフ」が制し、今シーズン全チームで初となる勝ち点4獲得しました

前日「日本ペイントマレッツ」相手に勝利の女神に見放されていた「日本生命レッドエルフ」は、甲府3連戦最終日を嬉しい勝利締めくくりました。

きっと平野選手も喜んでいるのではないでしょうか

2020年に行われる東京五輪に出場する選手と対等に渡り合う、世界レベルの技間近で体感することができました

 

Tリーグ2019-2020年シーズンはまだ始まったばかり

今後の展開も楽しみです

今シーズン山梨県での試合予定はありませんが、近隣県では開催が予定されています。

みなさんも観戦してみませんか

 

ノジマTリーグ

    https://tleague.jp/

 

 

 


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