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甲府市の市民レポーターがこうふの話題をお届け!

かずさんの街散歩vol.45

2024-01-26 10:34:32 | 紹介

荒川ダム編


 

こんにちは。今年度の市民レポーター「かずさん」こと武田和巳(70才)です。

私は2022年10月で市のホームページに掲載されている甲府市ウォーキングマップ31地区のコースを歩きブログにまとめました。

引き続き“健康のために甲府の街を散歩しながら、新しい発見をする”を目標に甲府市の魅力をご紹介していきます。

 

甲府市31地区コースのブログはこちらにまとめて掲載されています。是非ご覧ください。

 

 

 

****コースの紹介****

広報誌2024年2月号記事の取材で、能泉地区にある「荒川ダム」を訪問しました。

今回、普段の見学ではあまり行かない場所を特別に見学させていただき、広報誌では紹介しきれなかった「見所」をブログにまとめました。。

 

能泉地区の「かずさんの街散歩vol.23」はこちらをご参照ください。

 

荒川ダムの諸元などは、山梨県ホームページ「ようこそ荒川ダム管理事務所へ」をご覧ください。

2023年12月20日に訪問しました。

荒川ダムは甲府市等の小学4年生が見学することが多く、ご存じの方も多い場所だと思います。私は普段近くの道路から荒川ダムを見ていましたが、ダム下流側のダム真下から約88mの高さのダム堤を見上げたく、事前に事務所の許可を得て今回案内して頂きました。

集合は「荒川ダム管理事務所」なので、ダム堤頂を進みます。

 

管理事務所にて、荒川ダム管理事務所の常盤様から簡単にダムの説明を受け、早速ダムを真下から見上げに行きました。ダム堤下流側にある斜度30度ほどの階段を88m下まで下りていきます。およそ360段ありました。石積みに使われている石は、近くの「原石山」を一山爆破粉砕して出た石との事です。

この後、ダム建設工事の際、荒川の流れを迂回させていた仮排水路に向かいます。

この先で、ダム真下の「監査廊」にぶつかり左折し、西側(管理事務所と反対側)に進みます。「監査廊」はダムの漏水等の保全調査に使うそうです。監査廊中間点で常盤様よりダムの構造を説明していただきました。

ダム堤頂まで一気に上る斜度約45度、約350段(タワマン20階以上相当)の梯子のような急階段。小学生の見学コースではこの階段の上部から下を覗き、必ず「ウォー!」と歓声が上がるそうです。

さすがにこの階段は上り切れないので、途中に踊り場のある東側の階段で事務所に戻ることにしました。しかし、こちらも斜度約45度の急階段で、最初の踊り場までは約180段(10階以上相当)あり、一瞬上り切れるか不安がよぎりましたが、「上るしかない!!」。ちなみに高さ60m以上、20階建以上をタワマンと呼ぶそうです。

必死の思いで無事階段を上り切り、能泉湖が一段ときれいに見えました。

見学を終えて、事務所で「荒川ダム開発の記録」を約30分のDVDで視聴しました。

ダムに沈む前の川窪の様子、原石山を発破で一瞬にガレキにする映像、ダムコア部の下部を手作業で粘土を敷き詰めている様子、ダムの石積みを大型トラックで積上げている様子等はどれも貴重な映像です。荒川大橋は建設当初は白色でした。

 

その後、更にダムについての説明を受けました。

荒川ダムの果たす役割は、

①洪水の調節 ②流水の正常な機能の維持 ③上水道用水の補給 ④管理用発電

との事です。

暴れ川と呼ばれた荒川流域の甲府市、甲斐市、昭和町、中央市の水害を防ぐ事が最大の目的で建設された事を初めて知りました。

また、常盤様より

「ダムのある川は洪水調整で大量の水を放流することがあり、その時はサイレンで知らせる。」ので、大人も子供も知った上で川遊びをして欲しいとの事でした。

また、5月頃、6月頃にはダムからの放流が見られるそうです。

 

**** 見学の感想 ****

荒川ダムは甲府の水瓶と思っていましたが、実は洪水対策なども目的として作られたダムでした。念願のロックフィルダム型式のダム下流側からダムを見上げることができ、大満足でした。ただ、安易にダムを下りたはいいけど、帰りの急階段を目にしたときは、いくばくかの後悔がありました。最後の方は10段上って一休みしながら無事に上り切りましたが、ふくらはぎがパンパンに腫れて数日痛かったです。常盤様をはじめ職員の方は保全活動で苦も無く上り下りしているそうです。今回の見学コースは約3,600歩でしたが、それ以上に脚に来た散歩でした。脚に自信のある方は、荒川ダムを真下から眺めるのはいかがでしょうか。

PS

①頂いた荒川ダムのダムカード。

②ダムの構造図。

③下流の警報推移観測局のある万年橋と金石橋。

 

 


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『クリスマス・コンサートin 山梨県立図書館』に行ってきました♪

2024-01-23 11:17:12 | 紹介

本と歩こう(54)


 

こんにちは。市民レポーターの 杉浦玲子 (すぎうら れいこ)です。

今回は12月23日(土)に、山梨県立図書館の2階多目的ホールにて行われた『クリスマス・コンサート in 山梨県立図書館』のご報告です

この山梨交響楽団所属のメンバーによるクリスマスコンサートは、山梨県立図書館の指定管理者である株式会社SPSやまなしの主催で行われました。

第一部は、「Ensemble vif(アンサンブル ヴィフ)」のメンバーによる弦楽四重奏で、クリスマス曲の数々やディズニーなどのなじみのある曲が演奏されました。

(ヴァイオリン2本、ヴィオラ、チェロ)

 

【第一部】弦楽四重奏

ティヴェルティメント ニ長調K136 モーツァルト作曲

ツイン・プリンセス・メドレー いつか王子様が チャーチル作曲

眠れる森の美女より「ワルツ」 チャイコフスキー作曲

メドレー ジングルベル ピアポント作曲

サンタが町にやってくる クーツ作曲

メドレー きよしこの夜 グルーバー作曲

ホワイト・クリスマス バーリン作曲

情熱大陸 葉加瀬太郎作曲

合奏協奏曲 作品6第8番ト短調 「クリスマス協奏曲」よりパストラーレ コレッリ作曲

第二部は、「梨響木管五重奏」のメンバーによる木管五重奏で、この季節にぴったりな曲の数々が演奏されました。(フルート、オーボエ、ファゴット、ホルン、クラリネット)

【第2部】木管五重奏

ノヴェレッテ プーランク作曲

「千と千尋の神隠し」より いつも何度でも 木村弓作曲

ジェ・トゥ・ヴ サティ作曲

「水上の音楽」より ホーンパイプ ヘンデル作曲

冬のメドレー 小笠原寿子編曲

主よ人の望みの喜びよ バッハ作曲

クリスマスメドレー 山本慶太朗編曲

この一年や遠い日のことを振り返りつつ、しみじみと音楽に聴き入りながら、穏やかで豊かな時間をもつことができました。

山梨交響楽団山梨県立図書館からの心温まるクリスマス・プレゼントとして、コンサートのひとときを参加者の方々も持ち帰った様子でした

新しい年も心穏やかで幸せな一年でありますように

 

山梨交響楽団では団員を随時募集中とのことです。興味のある方はぜひお問い合せを。

今後の山梨交響楽団のご活躍にもぜひご注目ください

 

本と歩こう(54

『急行北極号』

クリス・ヴァン・オールズバーグ絵と文

村上春樹訳

あすなろ書房

2003.11.10初版

1500円(税別)

出版社の許諾を得て書影を使用しています

 

クリスマス・イヴの夜中に、子どもたちを乗せて走る「急行北極号」

この絵本と出会ったのは、自分がもう大人になってからでした。

手に取ると、いつしか夢と現実の間を漂うような、幻想的な絵の中に引き込まれている自分がいます。

まだ、この本の存在を知らない方にはぜひ、不思議な物語の世界を体感してほしいと思います。

クリスマスの季節に、プレゼントとしてもぴったりな一冊です。

 

取材へのご協力、ありがとうございました―

 

 

 

 

 


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描き初めを美術館で!ミレーを描く会

2024-01-19 13:19:49 | 紹介

甲府の魅力はっけん!子どもとおでかけ


 

こんにちは! 市民レポーター武居みおです

7歳と5歳の2児のママ目線で、子供と一緒に、家族と一緒に出かけたいなと思う甲府市のスポットを紹介していきたいと思います

 

今回は令和613日に開催された、甲府市貢川の山梨県立美術館のお正月スペシャルワークショップ「ミレーを描く会」に参加した様子をレポートします。

普段は企画展で訪れる事が多いのですが、幼児を連れてイベント参加することは初めてだったので、親子で楽しみに訪れました。

会場は、県立美術館の2階、ミレー館前に特設されたスペースで、子どもから高齢者まで多くの人が参加していました

会の参加自体は無料で、絵を描く画用紙や画材も貸し出してくれました。この日に限り、ミレー館の中が写真撮影可だったので、本物の絵を見て描く方、描き終わった自分の絵と一緒に名画を撮影する方など、思い思いに楽しんでいました

私達は何枚かある名画の絵のサンプルから落ち穂拾いを選んで、描いていきました。周りの方々もモナリザや種をまく人など好きな絵を選んで、集中して描いている様子でした。

娘も頑張って描いています。美術館の方が「いいね。よくみて描いているね。」などと褒めてくれました

描き終わった絵は写真を撮って飾られますが、描いたものは持ち帰ることができました

美術館の中で絵を描くという特別な体験はなかなかないので、描き初めに参加できてよかったと思いました。参加している方が皆楽しそうに集中して描かれているのが印象的でした。

ぜひこれからも美術館を身近に感じられるワークショップをつづけてほしいと思います。興味がある方は、ぜひ次回のワークショップを訪れてみてはいかがでしょうか

 


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童心に返る 贅沢な時間

2024-01-12 17:49:39 | 紹介

甲府市立図書館 ききみみずきんおはなしの会


 

こんにちは。市民レポーターの “クッツー” こと沓間 聖です。

 

今回取材したのは、ききみみずきんおはなしの会のメンバーによる大人のためのおはなし会18日(月)成人の日に甲府市立図書館で開催されました。

おはなし会というと、子ども向けというイメージがあるかもしれませんが、大人もほっこりする楽しいおはなし会でした。

 

さて、当日のプログラムは…

日本の昔話に外国のおはなし、昭和生まれの作家さんのおはなしとプログラムを見ただけでわくわくしました。私の大好きなおはなし『こすずめのぼうけん』もありました。

6人の方がおはなしを語ってくださいました。本を読む楽しさとはまた違う、耳で聞く楽しさで、まさにこころほっこりする時間を過ごすことができました。

途中にお手玉を使った手遊びもあり、童心に返って楽しみました。

 

今回のおはなし会で語られた本やそれに関連する本が紹介されていました。

最後にきいた『すずめのおくりもの』は、はじめて聞くおはなしでした。主人公は豆腐屋さん。私は年を取った豆腐屋さんをイメージしていたのですが、挿絵を見ると若くてびっくり!!語りならではのおもしろさを感じました。

 

ききみみずきんおはなしの会の方からのメッセージ

『大人が思わずクスッとなるおはなしがたくさんあります。もともと口伝えで継承されてきたものなので、おはなしは子ども向けとは限りません。おはなしの楽しさを大人にもぜひ、知ってもらいたいと願っています。』

 

私は以前おはなしを覚えて語ることにちょっとだけ挑戦したことがあります。なかなかどうして、とても覚えられませんでした。今回、ききみみずきんおはなしの会のみなさんは、おはなしをゆっくり味わって語っていらっしゃるからこそ、こちらがおはなしの世界に引き込まれていくのだなあと思いました。

贅沢な時間を提供してくださったききみみずきんおはなしの会のみなさん。メンバー募集中だそうです。

 

 

おまけ

空気が澄んで山がよく見える季節になりました。山に囲まれた甲府市。市役所の屋上からの山のながめもすてきですが、電車の窓から見る山々もすてきですよ。そこでおすすめの本を一冊。『車窓の山旅 中央線から見える山』 電車の旅のお供にいかがでしょうか。

 

 

 


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かずさんの街散歩vol.44

2024-01-05 13:17:42 | 紹介

甲府市地方卸売市場 開設50周年記念イベント紹介編


 

こんにちは。今年度の市民レポーター、「かずさん」こと武田和巳(70才)です。

私は202210月で市のホームページに掲載されている甲府市ウォーキングマップ31地区のコースを歩きブログにまとめました。

引き続き“健康のために甲府の街を散歩しながら、新しい発見をする”目標に甲府市の魅力をご紹介していきます。

 

甲府市31地区コースのブログはこちらにまとめて掲載されています。是非ご覧ください。

 

甲府市ウォーキングマップ

 

 

**** 今回のブログ ****

私は、202310月に「第25次甲府市地方卸売市場運営協議会委員」の「消費者代表」に委嘱されたことで、20231125日に開催された「甲府市卸売市場開設50周年記念イベント」の様子を取材しました。

 

甲府市地方卸売市場は、「かずさんの街散歩vol.13 国母地区」で紹介しています。

こちらをご参照ください。

 

 

1.甲府市地方卸売市場開設50周年記念式典(10;0010:30) 甲府市地方卸売市場青果配送センター2階会議室で執り行われました。

2.開式の言葉、樋口甲府市長の式辞、実行委員会会長あいさつ、表彰状授与、長崎山梨県知事の来賓祝辞と続き、市場発展を祈念して三本締めで閉会となりました。長崎知事からは、「県内唯一の公設市場であり、地域の魅力を発信する場でもある。県としても生産および流通の発展に取り組んでいきます。」とのお話がありました。

3.市場まつりの様子(110014:00) 式典が終わり場内中央に行くと、青果棟、水産棟や中央通路に開設された屋台にはたくさんの行列ができていました。

**** まつりの感想 ****

海なし県に居ながら新鮮な魚介類を食べられるのは、まさに甲府市地方卸売市場のおかげだと思います。今日はマグロ中トロサクが売切れだったので、新鮮なホタテの貝柱を買って、刺身でいただきました。美味しかったです。

お祭りは、こんなに人がいるんだと思うほどの人出で賑わいました。

2023年に再開された「さかなっぱ市」も楽しみです。

 


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