こんにちは、甲府市民レポーターの玉置です。
先日甲府城跡 舞鶴城公園を散策した際に、観光ボランティアガイド「甲府城御案内仕隊」にお会いしました。
時間の関係であまりゆっくりできなかったのですが、いくつか情報をいただきました。
たとえば甲府城跡地から見える八ヶ岳は、昔日常で使われていた石などが採れたため、甲府市周辺に多くの人々が住むようになったそうです。
今回は、その石や暮らしのようすなどを見ることができる【山梨県立考古博物館】へ行ってまいりました!
館内には、国の重要文化財を含む多くの展示物がびっしりと並んでいました。
県内最古の石器や縄文土器、人々の生活と山梨の歴史を学ぶ場としてふさわしいこの博物館で、
私が最も魅力を感じた展示品を紹介したいと思います。
<縄文土器> ※動画及び写真をご覧ください。
昭和37(1962)年に、山梨県甲州市塩山で発掘された「深鉢形土器(ふかばちがたどき)」です。
今から4,500年前につくられ、日常生活で使われていたとされています。
のちに、アメリカ、イタリア、フランス、マレーシア(順序不同)でも展示されました。
山梨県立考古博物館には、海外で展示されるほど貴重な縄文土器が収蔵されているのです。
私は海外に行った際、必ずといっていいほどその国の博物館を訪れます。
同じぐらいの年代に深鉢型土器がつくられていた国はほかにもあり、それぞれの国の特徴がありました。
ここの縄文土器はバランスの良い曲線が描かれており、状態もキレイで、シンプルですが実に美しかったです。
その美しさは写真や動画では伝えきれないので、ぜひ見に行ってみてくださいね!
考古博物館の周りには銚子塚古墳や丸山塚古墳があるので、館内を見学したあと、外に出て古墳群を回ることができます。
今回は展示品をじっくり見ていたため古墳までたどり着けませんでしたが、次回はお弁当を持ってゆっくりと古墳巡りをしたいと思います。
暑い日々が続きますが、ご自愛ください!
それではまたお会いしましょう(^^)
※ブログの内容の日本語は、動画の日本手話を意訳したものです
※ろう者=日本手話という日本語とは異なる言語を話す言語的少数者
*山梨県立考古博物館*
住所:山梨県甲府市下曽根町923
https://www.pref.yamanashi.jp/kouko-hak/