★ Zoom Up ☆ KOFU 市民レポート ★

甲府市の市民レポーターがこうふの話題をお届け!

『育母百科・アフリカゾウのさかさまつげ~“は”の巻 その壱』

2014-10-28 11:45:05 | 育母百科

新米ママたちに捧げるエッセイ


市民ブロガーのジョンけけです。

甲府の新米ママたちに捧げるエッセイ書きました。

※エッセイについて詳しくはこちらをご覧ください。 

…の前に、こうふでうふふ。

“は”から始まるいいもの、みっけ。うふふのふ。

~木漏れ日と呼ぶにはまぶし過ぎる~!~

 

朝、牛乳屋さんの配るびんがぶつかりあって、

キン、

と、かわいた音を奏でます

お日さまが満作の葉っぱに話しかけました。

「おはよう、まんさくさん。いい朝ですね」

ところが満作はどこやらごきげんななめなようすでした。

「おはよ、お日さま…ねぇ、ぼく、おかしいでしょ」

「いいえ、どこも。どうかしたのですか?」

お日さまは満作をのぞきこみました。

「いつもどおり、スマートな枝ぶり、それについているハンサムなまんさくさんですよ」

けれども満作は信じません。

「おかしいって言ってよ。だって、ぼく、花でもないのに、こんなに黄色くなっちゃったんだよ。おかしいよ、ぜったい!」

「まぁまぁ、おちついてください。

ねぇ、まんさくさん…まんさくさんの心にある、大好きなものってなんですか?」

お日さまに言われて、満作は目をとじて考えました。

「う~んと…庭のあっちで毎日笑ってたヒマワリさん、と、

それから、ぼくがまだ枝の中で眠ってたとき、そのすぐ上で子守唄のハーモニーを聞かせてくれてた小さなお花さんたち、かな」

お日さまはにっこり笑って言いました。

「その枝にさく花たちも、ヒマワリも、どちらも黄色です。

あなたは今、あなたの心の色にそまったのですよ」

満作は自分のからだの色をもう一度見直しました。

「あ!…ホントだ。じゃあ、そこのサクラの葉っぱは?」

「サクラさんは、たしか、夕焼けの空が大好きだと言っていました」

「それで赤か。じゃあ、その向こうの松は

お日さまは声を小さくしました。

「ないしょですよ…マツさんは、すききらいがないんですよ。何を見ても“フツー”。

だから、何色にもならないのです」

「へぇ。だから緑色のまんまなんだね。なんだかうらやましいような気もするなぁ…」

満作はためいきを一つつきました。

お日さまは満作に言いました。

「私は、まんさくさんやサクラさんたちがうらやましいですよ。

だって、この季節をまるごと自分たちの色に染めてしまうんですから」

「そうかもしれないんだけど、やっぱり、ぼく、緑色も好きだったし…。

また、緑色に、もどれるんだよね?」

「それは、“はい”でもあるし、“いいえ”でもあります」

お日さまは、ちょっとくちごもりました。

「つまり、今年のあなたはもどれませんが、来年のあなたはまた緑色です」

「どういうこと?」

「これから先、もっと、寒くなると、あなたは枝にサヨナラをしなければなりません。

けれど、死んでしまうわけじゃないんです。

しばらく土のベッドで休んで、私の日差しがすこしずつ強くなりはじめるころ、

また、スマートな枝ぶりの木のどこかから、あなたはハンサムな顔を出すのですよ…緑色の」

そう言って、お日さまはほほ笑みました。

満作はちょっと泣きそうになりましたが、声をふりしぼって言いました。

「ねぇ、お日さま。ぼくのこと、ずっと見ていてくれる?」

「見ていますとも。

たとえあなたがやめてと言っても、

たとえあなたがかくれてしまっても、

ずっと見ていますよ。ずっと」

お日さまの返事を聞いて、満作の顔がみるみるぱぁっと晴れました。

「ありがとう、お日さま…うん、いい朝だね

満作の葉っぱの上には、大きなダイヤモンドが輝いておりました

 

今回のうふふな“は”の付くもの、それは…

『ハンサムな紅葉満作とゴージャスな朝日…ダイヤモンド満作って呼んでね』

なのでした。うふふのふ。

※満作・・・落葉高木

ということで、新米ママと赤ちゃんのエッセイ、“は”の巻 その壱、始めます。

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“随筆”育母百科・アフリカゾウのさかさまつげ~

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◆はじめはあるけどおわりはない=始めはあるけど終わりはない。

ズバリ、子育て。あるいは母親としての人生。

スタート地点は大概産婦人科付近だったとはっきりわかるのだが、ゴールなど見えない

ゴールの方向もその道程も皆目見当がつかない。子どもの成人式も結婚式もゴールではない。

母親自身の人生が幕を下ろした時点のような気もするが、おそらくはあの世でも子の心配はし続けるであろう。

女という生き物は、母親となったなら、その身体は死んだように見えたとしても魂はずっとどこかで生き続ける、
そんな、生物学だけでは語りつくせない超生物になるのだ。

メビウスの輪とはまた意味合いの異なる終わりの無さを有する。

お陰で育てられた子どもは、年齢という社会的な尺度に当てはめれば高齢者という立場になろうが、
生涯子どもという未完成なポジションを心の奥の秘密の小部屋に隠しておくことができ、
越えられそうもない壁にぶち当たったときなどは、そこいらへんで絶えず待機してくれているであろう母の前で泣き言を言う“子ども”に戻れるのだ。

つまり、母親というものは子どものために終わりがあってはいけない存在なのである

 

母親は一日にして成らず。

でも、心配いりません。

ちゃんと育っていけますから。

子どもがちゃんと“お母さん”を育ててくれますから。

(つづく)

◆◇◆甲府市内の子育て関連情報◆◇◆

≪イベント≫

11月12日水曜日
・甲府市立図書館ちびちびひろば

2014年11月18日火曜日
子ども☆わくわく映画会 

≪ 教 室 ≫
まちなか健やかサロン健康教室日程
パパママクラス
子育て支援施設


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めざすは、ケイかお蝶夫人か!

2014-10-14 09:32:28 | 公園

スポーツの秋・到来


いよいよ、涼しくなってスポーツするには、うってつけの季節ですね。

運動するのに最適な公園を紹介するのは、

公園インストラクター「なでしこママ」です。

 

今日は、「国母公園」を案内します。

 

錦織くんの全米オープン準優勝に続け!テニス少年少女にはベストスポット!

「エースをねらえ」で、若い時テニスブームだったお父さんお母さんも再チャレンジ。

本格的テニスコート4面完備。(有料)

▼きちんと管理されているテニスコート

 

イヤイヤ、そんなにハードな運動はムリよって方は、ストレッチ系のこちら

 

 

▼下のプレートにのって、回転します。ウエスト、―3cmめざせ

 

▼腹筋も、足を掛けるところがあるので、ラクにできます

 

▼跳馬(馬とびをやるのは、小学校以来。なつかしー)

それも、キツイという方は、ウォーキングをどうぞ

▼モニュメントもある都市型公園で、園路もよく整備されています。
 

▼もちろん、チビッコたちにも充実遊具。

<テニスコート等使用方法>

公園事務所で受付をしてください。(代表者の氏名住所等記入)

甲府市民でない方の利用もできます。土曜・日曜は、混みあいます

使用月の前月の1日から電話で予約を受け付けるので、確実に使用したい方は、予約した方がよいでしょう。

詳しくは、→甲府地区広域行政事務組合ホームページ

 


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秋の風を感じる甲府市内のワイナリー【その2】

2014-10-08 09:47:31 | 地域スポット

ひと足早く、ポイントを紹介


次回担当する広報11月号で、甲府市内のワイナリーをご紹介予定のHAPPYランドです。
市内には4か所のワイナリーがあり、それぞれの魅力をお伝えできるよう、準備しています。
ご期待ください。

前回に引き続き、誌面でご紹介しきれないポイントをひと足早く、ご紹介します。
このブログでは、信玄ワイン株式会社、シャトー酒折をご紹介!
 


一度聞いたら名前を覚えてしまう「信玄ワイナリー」。
木の看板と手描きのぶとうの絵が目印のショップでは、
ぶとう作りから一貫して手がける「葡萄蔓(えびかずら)」というワインを販売しています。
和風の名前に和紙のラベルが合うこのワイン、
ぶどうの栽培から、粒の選定、醸造、ラベル貼りまで、
社長自らが手をかけて生み出している
ために、
他ではほぼ手に入らない限定生産品です。

お店の裏には駐車場もあり、ワインの醸造所を見学することもできます。

 


自社農園を中心に、甲府の風土に合うぶどう栽培にこだわる「酒折ワイナリー」。
時間制で、ガラス張りの通路からワインの醸造過程を見学することができます。
効率よく機械化された醸造所では、酵母の働きをサポートする環境づくりに力を入れ、
機械をバラしてネジまで洗うサニテーション(洗浄)を徹底しているのが特長です。

国産、輸入品ともに、豊富な品揃えのショップでは、
銘柄により、無料、有料で試飲が楽しめます。
旬の情報はフェイスブックで随時公開中です。


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秋の風を感じる甲府市内のワイナリー【その1】

2014-10-07 09:06:25 | 地域スポット

ひと足早く、ポイントを紹介


次回担当する広報11月号で、甲府市内のワイナリーをご紹介予定のHAPPYランドです。
市内には4か所のワイナリーがあり、それぞれの魅力をお伝えできるよう、準備しています。
ご期待ください。

ここでは、誌面でご紹介しきれないポイントをひと足早く、ご紹介します。
まずは2つのワイナリーをご紹介!


秋には、ぶどう畑の紅葉と市街の景色が楽しめ、県外の観光客もバスで訪れる
ワイナリー「ドメーヌ Q」。

急斜面のぶどう畑が広がるのは、大きな岩石がゴロゴロと転がっている石の山
その石が、太陽の熱を集めることで、市場より1か月早いペースでぶどうを栽培できるのが、この地区の特長です。
ショップでは、日本一早い新酒を扱って、人気を集めています。

予約制でご案内いただける畑からの景色は、知られざる甲府の絶景
ワイナリー見学に合わせて、敷地内のレストラン「ボルドー」でワインと料理を味わえるマナー教室を企画することも可能です。

 


朝の連続ドラマ放映に合わせてワイン「赤毛のアン」を発売し、赤、白ともに購入できる「サドヤ」。
村岡花子さんが教鞭をとっていた甲府北口の地域とともに、約1世紀にわたって歩んできました。

先ごろ改修し、敷地内におしゃれなチャペルが誕生。
新たな歴史を刻んでいます。
よそゆきの気分でお食事できるレストランや、ワインセラーの見学に訪れるのもおすすめです。

甲府駅から、蔵造りの建物が並ぶ「甲州夢小路」を歩いて、
南仏プロヴァンス風の「サドヤ」でゆっくり過ごし、
山裾古(いにしえ)の道のみはらし台へと続く、散策コースも一度試してみては?

 

今回は、ドメーヌQ、サドヤをご紹介しました。

次回は、信玄ワイン株式会社とシャトー酒折。お楽しみに!!


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懐かしいあの日へ…ピアノサロン

2014-10-01 11:31:33 | 地域スポット

タイムスリップワールドへようこそ。


こんにちは!すっかり秋めいて涼しい季節になりましたね(^o^)

今回はオリオンストリートのピアノサロンにて9月27日まで開催されている村岡花子とアンの世界をあおあらしがご紹介します(^^)

ピアノサロンは、オリオンストリートにお店を構える方々が甲府の中心が元気になればいいなという思いを込めて立ち上げた場所です

 

入り口では、オリオン通り物語という名のコーナーがあり、写真と共にオリオンストリートの歴史を知ることができます。

 

ドラマに登場した赤毛のアンや王子と乞食はもちろん、みつばちマーヤや幸せな王子様など…

幼い頃、夢中になって読んだ本が並びます。

 

さらにこちら、ただ眺めるだけでなく実際に手にとって読むこともできちゃうんです

私も一冊読ませていただいたのですが、夢中になって読んでいた頃を思い出すと同時に、
村岡花子さんが作品に込めた思いを感じられた気持ちになりました(^o^)

今回は懐かしいあの日を感じられる場となっているピアノサロン、写真展や体験講座など様々なイベントが行われているそうです(^o^)

皆さんも一度訪れてみては…?何か素敵な出会いに会えるかもしれません(^o^)


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