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甲府市の市民レポーターがこうふの話題をお届け!

子育てを応援!! 『甲府市幼児教育センター』

2023-03-28 10:14:23 | 紹介

『広報こうふ』4月号こぼれ話


こんにちは。市民レポーターの “クッツー” こと沓間聖です。

 

『広報こうふ』4月号 とびだせ!市民レポーターのコーナー

陽だまりのようなあたたかさで子育てをサポート 『甲府市幼児教育センター』

ご覧いただけましたか

今回は、紙面ではお伝えできなかった、こぼれ話です。

 

 

~楽しいスペースがいっぱい

受付をする〈陽だまりコーナー〉は、名前のとおり、おひさまの光が差し込み、あたたかい雰囲気。また、〈プレイルーム〉は、広い空間で、思いっきりはいはいしたりごろごろしたりできます。授乳コーナーもあり、落ち着いて授乳することができます。トイレもかわいいイラストが貼ってありました。消毒液が、目に入らないようにジェルタイプのものを用意したり、口に入れたおもちゃは決められた場所に返してもらい、すぐ消毒するようにしたり、空気清浄機にサーキュレーターと安全面もとても配慮していました

外にも楽しい遊具

 

~いろいろなイベントを開催

幼稚教育センターでは、毎月の身長・体重測定、月齢別講座など、いろいろなイベントを開催しています。取材した日は、『親子で楽しむ絵本とわらべうた』のイベントが行われていて、予約した5組の親子が参加していました。わらべうたに合わせてハグしたりくすぐったりと、親子で楽しい時間を過ごしていました。講師の方から、『絵本やわらべうたは、子どもを育む大切なもの、家庭でも楽しんでください。』とお話があり、家で絵本を読むときのアドバイスや絵本の紹介もありました。絵本やわらべうたで、私もほんわかした気持ちになりました。

イベントの日時や内容は、センター内に掲示したり、センターだよりでお知らせしたりしています。センターだよりは、3つのセンターでそれぞれ発行しています。絵本や離乳食の紹介、季節のイラストなど、見やすいようにとても工夫してあるセンターだよりです

~穏やかな雰囲気に包まれて~

幼児教育センターは、お母さんだけでなく、お父さんにおじいちゃん、おばあちゃんとおおぜいの方が利用しています。保護者の方から、心配事やちょっとした悩みも気軽に相談できるというお話も聞きました

ほんわかする掲示があちこちに

 

職員さんから

『はいはいしていた子どもが歩けるようになったり、幼稚園の帰りにこんなことができるようになったと知らせに来てくれたりと、子どもたちの成長を保護者の皆さんといっしょに見守っていけることがうれしいです。コロナ禍で、子どもさんとずっとステイホームしていた方が、ここに来てみようと一歩踏み出した勇気を大切にして、あたたかい気持ちでお迎えしたりお声をかけたりすることをこれからも心がけていきたいです。』

利用者さん一人一人を大切にして、楽しい気持ちをもってもらおうとする職員さんのあたたかさがあふれた、ほんわかした気持ちになれる幼児教育センターでした。

 

おまけ

暖かくなってきました。

武田通りには、菜の花のフラワーポットが並びました。

こちらも、ほんわかしますね

 


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こうふ歴史散策~穴切神社に行ってきました♪

2023-03-24 15:38:49 | 紹介

〜本と歩こう(45)〜


 

こんにちは。市民レポーターの 杉浦玲子 (すぎうら れいこ)です。

今回は38日(水)に行われた「こうふ歴史散策~穴切神社~」のご報告です

 

甲府のまちなか(宝二丁目)にある穴切(あなぎり)大神社は、本殿が重要文化財に指定されています(昭和25829日指定)。

好天に恵まれた当日、中央公民館の芦澤文男館長と、宮司の秋山忠也さんのご挨拶の後、甲府市教育委員会・歴史文化財課の講師・志村憲一さん金子裕太郎さんのご紹介があり、二手に分かれて、午後1時30分から3時まで、参加者16名が見学しました。

今回は30年ぶりの修復ということで、いざ!足場が組んである本殿へ。通常では間近で見られない屋根部分を、目の前で見ることができました

本殿は一間社流造(ながれつくり:正面側の屋根のほうが長い構造)、檜皮葺きで、現在の本殿は1500年代後半(桃山時代)の建立と考えられています。

長年風雨にさらされると檜の皮にカビが発生して屋根が損傷してしまうため、30年に一度くらいは職人の手で葺きかえなければならないそうです。階段を下りて1階部分へ移動。

軒下部分にあたる柱には動物などの彫刻が施され、当時のままの鮮やかな彩色と推定されています。両脇の猪頭や中央の蟇股(かえるまた:八の字がつながったような黒い部分)が、この時代様式の特徴だそうです。

次は、本殿手前の拝殿へ。内部の天井付近には江戸時代の奉納額(絵)が何点か飾られています。その中には、和銅年間(708-715年)の頃、甲斐国一帯が湖水で、時の国司が穴を切り開いて排水し、良田が開発されたという社伝にちなんだ絵もあり。切り開いて開墾した伝説から、穴切神社は運を切り開く、すなわち悪縁を断つ「悪縁切り」のご利益があるとされています。

 

元々こちらの神社は、黒戸奈(くろとな)神社という名前だったそうですが、穴が切り開かれてからは「穴切大明神」と呼ばれるように。

そして、国造りの開墾時に祈願したという「大己貴命(おおなむちのみこと)」をはじめ、「少彦名命(すくなひこなのみこと)」と「素戔嗚尊(すさのおのみこと)」が、穴切神社のご祭神となっています。

拝殿の北側には、神楽殿があります。屋根の上の鳩が歓迎してくれました。縁下組物の形式から、神楽殿は隋身門(江戸時代後期)より少し前の建造物だと推定されています。

ちなみに穴切大神社のシンボルは八咫烏(ヤタガラス)。素戔嗚尊のお使い(眷属:けんぞく)で、太陽の化身でもあり、三本の足があります。三本の足はそれぞれ天・地・人を表すそうです。

手水場には、柳沢家の家臣が寄進したという水盤があります。(裏側に氏名が刻まれています)

甲府市指定文化財の随身門。江戸時代(1974年)建立の三間一戸楼門。大工は下山大工、彫刻は立川流初代による職人集団で建設。

随身門の組木には、見事な動物・植物の彫刻が施されています。

今年の11月末には本殿の修理工事も終わる予定とのこと。その頃また見学会が開催されるそうなので、興味のある方はぜひ穴切神社を散策してみてください

本と歩こう(45

【新版】『日本の民話17 甲斐の民話』

土橋里木著 未来社 2015年発行

出版社の著作権に基づいて書影を使用しています

 

民話とは、私たちの祖先が残してくれた「愛と教え」である―

その信念のもとに、甲州各地の語り手から著者が採集した民話の数々。甲州弁で綴られた民話からは、地域ごとの自然や動物との共生、異界との交流や甲州人気質などがいきいきと伝わってきます。巨人の神々の偉業・穴切神社の伝承話「甲斐のみずうみ」も収められています。

 

取材へのご協力、ありがとうございました―

 

 


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かずさんの街散歩 vol.35

2023-03-22 11:33:43 | 紹介

かずさんの街散歩vol.35


 

こんにちは。今年度の市民レポーター、「かずさん」こと武田和巳(70才)です。

私は2022年10月までに市のホームページに掲載されている甲府市ウォーキングマップ31地区のコースを歩きブログにまとめました。

引き続き健康のために甲府の街を散歩しながら、新しい発見をする”目標に甲府市の魅力をご紹介していきます。

 

甲府市31地区コースのブログは以下にまとめて掲載されています。是非ご覧ください。

https://blog.goo.ne.jp/portal/tags/%E3%81%8B%E3%81%9A%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%AE%E8%A1%97%E6%95%A3%E6%AD%A9

 

  • 甲府市ウォーキングマップ

https://www.city.kofu.yamanashi.jp/kenkoese/kenko/kenko/kehatsu/walking.html

 

****コースの紹介****

今回は「低山散歩」として、甲府市にある低山の一つ、千代田地区の山梨県立武田の杜にある標高665mの片山を散歩しました。

昭和の時代に片山の下で昭和天皇をお招きし、第1回全国植樹祭が行われました。展望台からは、富士山や甲府盆地を一望でき、冬季には甲府市内で唯一北アルプスを望むことができるそうです。

片山に登る他、「健康の森コース」として、癒しの小径・中の平コース、癒しの小径・西の平コース、互換の森コース、外周コースが整備されています。

 

2022年10月21日に登りました。

武田の杜サービスセンター前からスタートします。

出発時に職員の方から、草むらに入るとズボンの裾から「ヒル」が足に入るから、ズボンの裾を靴下の中に入れたほうが良いと言われ、早速それをやってスタートしました。

しばらく歩くと、左手に森林学習展示館が見えてきました。帰りに寄ってみます。

建物の周りの庭には、山梨県で産出される石を展示した珍しい「岩石園」があります。

岩石と並んで森林軌道の説明版と当時のレールが保存されていました。

森林軌道は昭和30年代まで木材搬出や山梨の交通機関として利用されていたそうです。

最盛期には、全長350キロメートルにもおよんだとのことです。

岩石園の間の道を片山方面へ登っていきます。

程なく歩くと展望台の道標があります。左右どちらのコースでも構いません。

今回は左のコースを登りました。すぐに駐車スペースのような広場に出て、平成天皇皇后両陛下の行幸啓記念碑があり、通り過ぎると山頂に着きます。

スタートして山頂まで約20分で着きました。歩数は往復で4,000歩でした。

**** 森林学習展示館 ****

森林学習展示館は、山梨の森林・林業をより多くの人に知っていただくための施設です。無料なので、誰でもビデオやパソコンで楽しく学習できます。

**** コースの感想 ****

標高665mの片山を、車で武田の杜サービスセンターまで行き歩いたので、歩数は往復4,000歩と物足りなく感じましたが、山頂からの景色は素晴らしかったです。

森林学習展示館を初めて知りました。岩石、木材の特徴などの標本展示があり、また、いろいろな野鳥の鳴き声を聞けるので、楽しめました。

「武田の杜」には4つのウォーキングコースがあり、車椅子でも利用できます。

今度は、こちらのコースも歩こうと思います。

車は、武田の杜サービスセンター前の駐車場に停めました。

トイレは、武田の杜サービスセンターと森林学習展示館にあります。

帰宅する頃の秋空には、ひつじ雲(うろこ雲かもしれませんが)」が見られ、気持ちの良い日でした。

 

 

 


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食の知識をアップデート!「食の安全・安心を語る会」

2023-03-13 11:15:50 | 紹介

遺伝子組換えとゲノム編集食品について学ぶ


市民レポーター村上由実です

 

先日開催された、

令和4年度 食の安全・安心を語る会

「食の知識をアップデート!遺伝子組換えとゲノム編集食品って何だろう?」

に参加しました

 

参加したきっかけは、以前受講した「食品リスクコミュニケーター養成講座」。

当時全国初の取り組みとして開催された講座で、全13回の講座を受けて

「令和元年度甲府市食品リスクコミュニケーター」

となり、学んだ知識を多くの方々に伝える活動を心がけていましたが、果たして効果があったのかどうか・・・

 

そういったご縁もあり、今回の講座を受け、食に関する知識をアップデートしたいと考え、参加することにしました。

 

最初は、1つ目の基調講演として、東洋大学食環境科学部教授田部井豊氏による、

「遺伝子組換え食品とゲノム編集食品の特徴と安全性を解説」

をお聴きしました

こちらでは、

・そもそも品種改良とはどういうものか

・遺伝子組換え技術による品種改良について

・遺伝子組換え作物の安全性評価について

・ゲノム編集技術による品種改良について

・ゲノム編集作物の安全性確認について

等々、通常ならば学生向けの講義で10時間程度時間をかけて話すような内容を、30分に凝縮してお話してくださいました

 

遺伝子組換えについてはこれまでも何度か耳にする機会があり、多少知識もあったのですが、ゲノム編集技術については初めて聞くような内容も多くありました。

中でも、遺伝子組換え作物の利用には安全性審査が厳しく求められていることに対し、ゲノム編集作物に対しては義務的が規制はないことにとても驚きました。

これを聞いた時には少し不安を覚えましたが、ゲノム編集技術の内容を聞くと、これまで行われてきた品種改良と大幅に変わることはないため、事前相談のみが求められていることにも納得ができました。

続いて、2つ目の基調講演として、サナテックシード株式会社管理部住吉美奈子氏による、「ゲノム編集技術の可能性と活用した食品の具体例や安全・安心に向けた取組を紹介」をお聴きしました。

サナテックシード株式会社さんは、ゲノム編集技術を使って野菜のポテンシャルを引き出す取り組みを行なう種苗会社で、実際ゲノム編集技術を使ったトマトを開発し、それを市場で販売するまでの取り組みについてお話をいただきました。

 

現時点の規制だと、事前相談のみで販売ができるゲノム編集作物ですが、ゲノム編集技術を施すことによる環境への影響や食品としての安全性、飼料としての安全性等の情報を、日本で初めて農林水産省や厚生労働省に届出し、受理されているとのこと。

そうすることで、消費者の不安感を減らし、少しずつ理解を深めながら販売を行なっているのだそうです。

ゲノム編集技術は、農作物を安定供給する上で不可欠なものであることは理解できましたが、まだまだ認知度が低いため、一般の消費者に容易に受け入れられるにはもう少し時間がかかるような気がしました。

 

その後は(特非)食の安全と安心を科学する会(SFSS) 理事長の山崎毅氏をコーディネータに迎え、意見交換会。

パネリストには、先ほど講演をいただいた、田部井氏・住吉氏の他に、甲府市食品リスクコミュニケーター代表のお二人。

そして、消費者庁食品表示企画課係長の石田森生氏や、甲府市生活衛生薬務課課長補佐の安岡良訓氏が名を連ねました。

基調講演内で話題に上がった内容を基に、さらに補足をしたり、質疑応答などに応じたり、理解を深めるために大切な意見交換が行われました

 

正直2時間では足りないと感じるくらい濃厚な時間で、私の知識も少しアップデートできたように思います。

今後は、今回学んだ「新しい知識」も多くの方々に伝えていければと思います

 

【関連リンク】

  • 令和4年度「食の安全・安心を語る会」開催(甲府市HP)

https://www.city.kofu.yamanashi.jp/kenko_zoshin/sekatsueisei/comtor/r4katarukai.html

  • 食品リスクコミュニケーター養成講座(市民レポーターブログ 過去ページ)

https://blog.goo.ne.jp/kofu-reporter/e/310132c7a64fd1dedf95ae426e639c20

 


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~ガラスペンの魅力~

2023-03-10 11:38:58 | 紹介

11回 甲府まちゼミ


 

こんにちは。市民レポーターの “クッツー” こと沓間聖です。

 

“甲府まちゼミ”って、ご存知ですか?

 

【まちゼミって何? お店の人が講師となって専門店ならではの専門知識やプロの技、暮らしに役立つ豆知識を無料で学べる少人数制の講座です。(まちゼミのパンフレットより)】

 

11回甲府まちゼミは、21日~228日、18のお店や施設で行われました。

 

今回、オリオン通りにある『山梨万年筆商会』さんで、

〈ガラスペンを使って、カラーインクを楽しもう!〉の講座を取材しました。

ガラスペンのしくみや使い方を教えていただき、さっそく挑戦しました。

インクをつけて、書いてみると…

ガラスというと、固いというイメージがありましたが、思ったより柔らかく、すらすら書けました。

 

さて、ガラスペンは、インクの種類がとてもたくさんあります。

ご当地インクやラメ入りインクもあるそうです。

「山葡萄」「月夜」「霧雨」など、すてきな名前がついたインクもありました。

色を変えるときは、ペン先を洗って軽くふけばOKということで、扱いも簡単です。

 

お店の方が用意してくださったカードに、いろいろな色を使って、メッセージを書きました。どの色にしようか…あの色もこの色もと、とても楽しかったです。 

講座に参加した方から

1回インクをつけただけで、たくさんの文字が書けて、ビックリしました。とても書きやすかったです。このお店(山梨万年筆商会さん)は、前から気になっていたお店でした。まちゼミをきっかけに、お店の方とお話ができてよかったです。』

 

『山梨万年筆商会』さんから

『ガラスペンは、知っているけれど、使ったことがないという方がいらっしゃると思います。書きやすさと色の豊富さが魅力です。ケーキ屋さんがプレートに使ったり、プロのアーティストさんで使っている方もいます。おしゃれなプレゼントとしても、おすすめです。また、まちゼミは、お店のことを知ってもらえるいい機会です。』

『山梨万年筆商会』のみなさん。

ガラスペンを何本も用意してくださったり、インクもどれを使おうか迷うほどたくさん並べてくださいました。カードだけでなく、便箋や原稿用紙もあり、いろいろな紙でガラスペンをためすことができました。あたたかい雰囲気に包まれたお店の中で、ガラスペンの魅力をたっぷり味わうことができました。まちのイベント情報も教えていただきました。いっしょに講座を受けた方と、楽しくお話しできたこともよかったです。まちゼミは、知識や体験を深めるだけでなく、交流を深めることもできるなあと思いました。他のお店の講座にもぜひ参加したいです。

 

おまけ

取材した214日は、『山梨万年筆商会』さんの近くの『岡島百貨店』が、この建物での営業最終日でした。

屋上の遊園地、食堂のお子様ランチ、発表会のお洋服と、思い出いっぱいです!!


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