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甲府市の市民レポーターがこうふの話題をお届け!

茶道・さどう・ japanese tea ceremony

2024-03-06 10:09:38 | イベント

やさしい日本語会話・異文化体験サロン


 

こんにちは。市民レポーターの “クッツー” こと沓間 聖です。

今回取材したのは、『やさしい日本語・異文化体験サロン』

甲府市が行っている『多文化共生プラン』のプログラムの一つです。

 

『多文化共生』って?

『国籍や民族の違う人たちが、お互いの文化の違いを認め合うこと。そして、対等な関係を築こうとしながら、地域社会を作るメンバーとして一緒に生きていくこと。(甲府市多文化共生プランのパンフレットより)』

 

甲府市には、202341日現在、中国、ベトナム、韓国をはじめ、6,654人の外国人市民が住んでいるそうです。甲府市の人口の3.5パーセント。最近はベトナムから来る人が増えているそうです。

さて、215日に行われた『第7回やさしい日本語・異文化体験サロン』今回は、茶道・japanese tea ceremony。前回までは、盆踊りや絵手紙などを取り上げたそうです。

 

会場には、お道具やお茶碗が用意され、気分はわくわく・どきどき…

まずは、自己紹介からスタート。今回は、フランス、韓国、メキシコの方が参加。

日本の方も…。赤ちゃん連れで参加されている方も…。

 

続いて、講師の方から、お道具やお作法について教えていただきました。

 

さあ、いよいよ、一人ずつ、お茶を点てることに挑戦!!

私のお隣にいらしたMさんもトライ!メキシコから日本語の勉強に来ているそうです。

Mさんから

『お抹茶をいただいたことはあるけれど、お茶を点てることは初めて。前にビデオで見た時は簡単そうに思ったけれど、実際は詳しくて細かくて…。シャカシャカがむずかしくて緊張したけれど、おもしろくて楽しかった。日本文化に興味があります。このような機会をつくってくれた市役所の人に感謝。』

と、とても上手な日本語で感想をきかせてくださいました。

茶道のお楽しみの一つはお菓子。今回は〈ゆず〉のお菓子。Mさんによると、メキシコには〈ゆず〉はないそうで、似ているとしたら〈ライム〉かな?だそうです。

 

さて、講師の方のお着物も素敵ですが、もう一人、お着物の方が…。

茶道は2回目だそうで、お着物もお茶の点て方も、きまっていました。

 

甲府市では、来年度のイベントを企画中。参加者からは、『いけばな』『アニメ』などの声が上がっていました。日本文化に触れ、外国の方と交流もできる楽しい機会だと思いました。

このイベントが行われていたのは、甲府市役所の1階の市民活動室。ローソンの隣。市役所にみえた方々が、興味深そうにのぞいていました。

『やさしい日本語・異文化体験サロン』の様子は、甲府市のホームページからもご覧になれます。

 

おまけ

あちこちで春の気配が感じられますね。

会場に飾られていた梅

旧堀田古城園(信玄ミュージアム)に飾られていた横沢雛と押絵雛

 


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日本の伝統文化を令和に引き継ぐ子どもたち

2020-01-28 11:31:48 | イベント

まちなかの文化芸術イベント「こうふで楽しむ伝統文化」


市民レポーター村上由実です

先日、甲府市役所1階市民活動室で行われました、

「まちなかの文化芸術イベント こうふで楽しむ伝統文化」

に参加しました

三味線など、子どもたちが一生懸命練習してきた成果の発表会です

 

この日出演されたのは、

・やまなし邦楽合唱団「響鳴」

・邦楽研究会

2団体

 

まずは、やまなし邦楽合唱団「響鳴」さんから

 

最初は童謡メドレーということで、尺八箏、十七絃を使って、「さくらさくら」「たなばたさま」「赤とんぼ」などの演奏です

中でも「十七絃」

通常の箏は13本ですが、こちらには17本の絃があり、通常の箏よりも低音が出るそうで、これによって演奏に深み加わっているのがわかります

続いて「薄霞」

三味線が登場し、メンバーの平均年齢が少し上がりました。

(といっても中学生~大学生ですが。笑)

今度は演奏だけでなく唄付き

演奏するだけでも大変なのに、唄も一緒なんて

本当にすごい子どもたちです。

やまなし邦楽合唱団「響鳴」の演奏最後は、「パプリカ」です

老若男女問わず大人気「パプリカ」は、2019年の大みそかに放送された紅白歌合戦でも披露され、2020年春選抜高校野球大会入場行進曲にも決まっています。

紅白歌合戦では小・中学生5人組が歌っていましたが、この日は小学3年生から大学生まで幅広い年齢層の子どもたちが、テレビとはまったく異なるオリジナルな形に仕上げてくれました

続いては「邦楽研究会」さん

全員が着物姿での演奏です。

私が子どもの頃着物を着たのは七五三のお祝いときくらいでしたが、こちらの子どもたちは普段から着る機会があるのか、長い袖や草履に戸惑うこともなく、みんな上手に着こなしていました

 

最初は姉妹の「荒城の月」

なんと、妹さんはこの日が10回目の演奏とのこと。

先生曰く、三味線を教える際は、譜面は使わず、真似をして覚えるようにするのだそう。

10回目でもこの舞台で立派に演奏できるということは、相当努力をしたのだろうということがよくわかります

続いては「紙人形」

こちらは先ほどの姉妹の演奏に合わせ、年中~小2の子どもたち歌を披露してくれました

その後は、先生の演奏に合わせて子どもたち長唄を披露してくれました。

ちなみに、子どもたちが持つ唄本は、すべて自分で書いているのだそう。

先生曰く、大人が見ると暗号のようで何が書いてあるかわからないのだとか(笑)。

小さな子どもたちでも、大人に流されることなく意志をしっかり持ち伝統文化に取り組んでいるのだな、と感じました

これまで三味線などに触れる機会はなく、特に三味線の演奏を生で聴いたのは、生涯で初めてだったような気がします。

 

古くから演奏されている曲だけではなく、童謡時代の流れに合わせた曲も加えることで、あまり馴染みのない人にも聴きやすいイベントなったのではないでしょうか

 

甲府の日本の伝統文化を気軽に楽しむことができる有意義な時間となりました

 

 

まちなかの文化芸術イベント「こうふで楽しむ伝統文化」

 https://www.city.kofu.yamanashi.jp/bunkashinko/documents/machinaka2019dentou.pdf

 

 

 

 


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「第28回 山梨県民 第九演奏会」へ行ってきました

2019-12-10 15:30:19 | イベント

本と歩こう⑥


こんにちは。市民レポーターの 三井玲子 です。

今回は、12月1日(日)YCC県民文化ホールにて行われた「山梨県民 第九演奏会」のご報告です。

 

日本各地の年末の風物詩としてもおなじみの、ベートーベン作曲「交響曲第九番(合唱付き)」

ここ山梨の甲府においても、28回目の演奏会が開催され、今年も多くの観客が集いました。

 

▲胸が高なる開演前♪

 

第一部は、メゾ・ソプラノの山下牧子、バリトンの小林由樹両氏ご夫妻による、「オペラ/アリア、日本歌曲の調べ」

細田詩織さんのピアノで、詩情豊かな「からたちの花」「落葉松(からまつ)と、オペラ「カルメン」より「ハバネラ」「闘牛士の歌」の情念の世界を、大人の魅力たっぷりにそれぞれ表現されました。

 

そして第二部「第九」

指揮者は井戸田善之氏。コンサートマスターは山口裕之氏。

ソプラノ渡辺智美、アルト山下牧子、テノール片寄純也、バス小林由樹の各氏で演奏されました。

(プロフィールによると、渡辺智美さんは甲府西高小林由樹さんは甲府東高の卒業生だそうです)

 

山梨県民第九演奏会管弦楽団と、合唱団のみなさんの演奏もすばらしく、

「今年も来てよかった。生きててよかった。」としみじみ思いました。

あとはもう言葉にできません。

 

出演者の方々の全熱量が集結した「第九」から、今年も生きる力をいただいたような気がします。

「山梨県民の第九」がずっと続きますように。

演奏会に関わるすべての方々に感謝いたします。

 

終演後は、高校生のみなさんによるクリスマス・ソングの合唱がロビーを包みました。

トナカイやサンタも歌う、明るく清らかな歌声に、あたたかく幸せな気持ちで会場をあとにしました。

来年(次回)の開催は、令和2年12月13日(日)に予定されています。

初めての方も、リピーターの方も、ぜひお出かけください♪♪

 

 

さて今回は、「第九をもっとすきになる絵本」のご紹介です。

(※書影は発行所の許諾を得ています)

 

①『はじめてのオーケストラ』 佐渡 裕/原作 はたこうしろう/絵 小学館 2016年 (左)

②『交響曲「第九」 歓びよ未来へ! 板東俘虜収容所 奇跡の物語』 (右)

  くすのき しげのり/作 古山 拓/絵 PHP研究所 2018年

 

は、日本を代表する指揮者として活躍中の、佐渡裕(さど ゆたか)さんの原作による絵本。

娘さんが小学生になって、はじめてコンサートに行ったときの経験をもとにつくられた本だそうです。

少女「みーちゃん」が体感した音楽のよろこびを、はたこうしろうさんの絵がみずみずしく彩ります。

「第九デビュー」をしてみたいお子さんや、ご家族の方にもおすすめの一冊です。

 

は、児童文学作家・くすのきしげのりさんの出身地でもある、徳島県鳴門市での奇跡のような事実の物語。

ベートーベンの「第九」がアジアで初演されたのは、坂東(ばんどう)の地に100年ほど前にあった俘虜(ふりょ)収容所でのことでした。

絵本『あなたの一日が世界を変える』でもコンビを組んだ画家・古山拓(ふるやま たく)さんの絵が、当時の日本人とドイツ兵との交流をあたたかく描きます。

信頼・友情・自由・平等・希望・平和・・・そして「歓び(よろこび)/Freude(フロイデ)」音楽のすばらしさを教えてくれる絵本です。

 

最後までご覧くださり、ありがとうございました。新しい年も、皆様にとって良い年でありますように。

 

 

 


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ラジオ体操で楽しく健康に!

2018-02-28 13:47:30 | イベント
幻のラジオ体操第3と甲州弁ラジオ体操でリフレッシュ

 

東公民館で行われた女性学級家庭学級合同学習会

本年度は、ラジオ体操教育に熱心に取り組まれている岡部和子先生にご指導いただき、誰もが知っているラジオ体操の効果を学び、楽しく実践してきました

HAPPYランドがお伝えします。

まずはラジオ体操の魅力についてお話がありました

その一つが、手軽にできる共有体験であるということです。プロ野球の球団や、コンサート前のミュージシャンもラジオ体操を取り入れて、親睦を図っているとか。

動きが簡単で続けやすいこと、いろいろな動きが含まれているので脂肪燃焼や筋力アップ、姿勢の改善など多くの効果が得られることも魅力にあげられます

替え歌で脳を活性化してから、立ち上がって身体をほぐしていきます。先生の元気な声に励まされてグッと握りこぶし


腕を振って体側を伸ばします。この動きが幻のラジオ体操第3の一部

テンポが早くて動きが大きなラジオ体操第3は、難しすぎて普及しなかったそうですが、今回は見よう見まねで先生についていきます

甲州弁で録音したCDに合わせて、お馴染みの第1、第2もやってみます。なんだかいつもの

ラジオ体操より、動きが軽いような

あっと言う間の2時間でしたこれをきっかけに、ラジオ体操で気軽に健康増進したいです


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市立甲府病院でやすらぎコンサート!

2017-11-15 13:34:53 | イベント
音楽でひとときのやすらぎを・・・

こんにちは。

市民レポーターホソウチです。

市立甲府病院では患者様とそのご家族のかたのために「やすらぎコンサート」が定期的に開かれています。

93回目の今回は、美しい歌声アンサンブルとピアノによる演奏会です。1階ホールに響きわたる素敵なソプラノの声に感激です。

日本の唱歌メドレーでは、知っている曲に一緒に口ずさんだりして、みなさん思い思いに楽しんでいました。

アンコールはみんなで唱歌「故郷(ふるさと)」を合唱しました

素敵な歌声を聞き、一緒に声を出して歌い、身体も心も元気になりました


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