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甲府市の市民レポーターがこうふの話題をお届け!

日本女性会議2021in甲府

2021-12-21 10:35:41 | 紹介

未来へつなぐ まちづくりは 人づくり


市民レポーター村上由実です

 

令和3年10月22日・23日に開催された

「日本女性会議2021 in 甲府」

をご存じでしょうか。

 

日本女性会議は、男女共同参画社会の実現に向けた課題の解決策を探ると共に、参加者相互の交流の促進やネットワーク化を図ることを目的として開催されているもので、昭和59年に名古屋市で第1回大会が開催されて以来、今回で38回目を迎えました

 

コロナ禍により、日本女性会議初のオンライン開催となった前回の「日本女性会議2020あいち刈谷」に続き、オンラインでの開催となった甲府大会ですが、この大会に私はなんとパネリストとして登壇させていただいたのです。

 

最初に打診をいただいたのは昨年の6月。

市民部人権男女参画課から「農業・食育」分科会でお話をしてほしいという依頼がありました。

私は普段、農政課と連携しながら、地産地消の推進や農産物のPR、食育活動を行なっている野菜ソムリエグループ「こうふるふぁーむ」の代表をしているということで、白羽の矢が立ったようです。

 

当初は“私で大丈夫か”という不安の方が大きく、引き受けるべきか悩みました。

しかし、大会事務局の皆様もサポートをしてくださるということ、そして、分科会運営リーダーが同じグループの信頼できる仲間であること、それらを踏まえ、引き受けることにしました。

 

そこからしばらくし、同じ分科会の講演者と顔合わせの場が設けられました。

といっても、オンライン。パソコン画面を通じての顔合わせとなりました。

 

そこから何度か打ち合わせを行いましたが、すべてオンラインでの開催

皆様それぞれお忙しいため、オンラインだからこそ時間が合わせられたというメリットもありましたが、結局一度も他の講演者と対面でお会いすることなく当日を迎えることになるなんて、当初は想像もしていませんでした。

インターネット形式のみでの開催が決まったのは、大会開催約1カ月半前の9月上旬。

この頃はコロナの新たな変異株の感染が全国的に急拡大し、全国7割の都道府県が緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の適用になるなど、災害レベルの状況となっていました。

大会実行委員会は、「会場参加型のイベント形式」と、大会後に大会記録を配信する「インターネット形式」の2パターンで開催することを予定し準備を進めていましたが、感染が収束する見通しがつかない状況下で、参加者や大会関係者など大会に携わるすべての皆様にとって、安心・安全な大会として開催するためにはどうするべきか、ギリギリまで協議を続けた中での決断だったそうです。

 

とはいえ“中止もありえる”と考えていた私にとっては、むしろ朗報だったかもしれません

 

そうと決まればラストスパート

打ち合わせで事前収録日を決め、当日を待ちました。

 

いよいよ収録日

朝はそれほど緊張していなかった私ですが、パソコンの前に座り、他のみなさんの顔を見た途端、緊張感が高まってきました。

 

メンバーは、以下の通りです。

 

[コーディネーター]

田中 進様((株)サラダボウル代表取締役)

[パネリスト]

織田 久美子様((株)ヴァインヤード甲斐国物語代表取締役)

菅沼 祐介様(菅沼農園代表)

村上 由実(甲府市×野菜ソムリエプロジェクト「こうふるふぁーむ」代表)

 

私たちの分科会では「農業」「食育」の2本立てでお話を行なうこととなっていました。

第1部は「農業」について

そして、第2部が「食育」について

 

どちらも

「未来へつなげる「農業・食」の魅力」

テーマに掲げ、コーディネーターの田中様を中心に、それぞれの立場から直面する課題や方策を検討すると同時に、農業への理解を深め、地域への愛着を育む食育について考えるお話などをしました。

 

極度の緊張で、何を話したかもあまり覚えていない、というのが正直なところ。

しかし、今までこういった経験をしたことがないうえ、コロナ禍でさまざまな活動が制限されている中での開催は、私にとっても、とても貴重な経験となりました。

開催にあたり、声をかけてくださった人権男女参画課の皆様、内容を検討してくださった分科会運営メンバー、ご一緒したコーディネーターの田中様、パネリストの織田様、菅沼様、そして聴いてくださったすべての方々にも、この場を借りてお礼を伝えたいと思います。

本当にありがとうございました

 

分科会の様子は、こちらからご覧いただけます。もしよろしければ、チェックしてみてくださいね

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第7分科会活動報告

https://www.city.kofu.yamanashi.jp/nadeshiko-plus/jyoseikaigi/documents/07houkoku.pdf

 

日本女性会議2021in甲府

https://www.city.kofu.yamanashi.jp/nadeshiko-plus/jyoseikaigi/index.html

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世界最高峰の音色をひとりじめ! 「スタインウェイを弾いてみませんか?」に行ってきました♪

2021-12-15 13:25:43 | 紹介

~本と歩こう㉚~


こんにちは。市民レポーターの 杉浦玲子 (すぎうら れいこ)です。

今回は、11月21日(日)に行われた、甲府市総合市民会館のイベントでの体験報告です

世界三大ピアノと言われる、ベヒシュタイン(ドイツ)、ベーゼンドルファー(オーストリア)、そしてスタインウェイ・アンド・サンズ(通称スタインウェイ、アメリカ)。

なかでも、スタインウェイは力強さと華やかさをもつ世界最高峰の名器として、あのショパンコンクールをはじめ、世界各国の有名ホールや演奏家たちに愛用されているピアノです。


 
芸術ホールのスタインウェイ(D-274) 

平成2(1990)年の甲府市総合市民会館開設時から所蔵しているという、芸術ホールのスタインウェイ
そのスタインウェイ50分間2,000円で借りることができるという企画イベントが、今年6月から始まりました。
1日限定5組までで事前申し込みが必要ですが、2回目の11月に運良く参加することができました♪


さあ、弾いてみましょう

憧れのピアノの前で、もう胸はドキドキ。勇気を出して弾いてみると、透明感のある音びっくり!
どこまでも広がっていく澄んだ音色に、自分自身も音になって消えてしまうような感覚がしました。

現実の自分の演奏はさておき。弾く人の気持ちに寄り添ってくれるような、懐の深いピアノだと思いました。さすが、世界の名器スタインウェイです★★★

「スカボローフェア」、「炎(鬼滅の刃)」、「暁の鎮魂歌(進撃の巨人)」、「Lemon」等を弾いていたら、あっという間に50分が終了。もっと練習して、いつかまた参加したいです😊

コロナ禍における緊急事態宣言で、市民会館でのすべてのイベントが中止になってしまったとき。
「市民の方に喜んでもらえることは何か」という主旨で発案されたのが、この企画だったそうです。

次回開催は、12月24日(金)※受付終了。来年は2~3月にホールの改修工事が入ってしまうため、その次は4月頃の開催予定とのこと。
すぐに定員が埋まってしまう人気企画のため、申し込み希望の方はこまめにHPチェックを。
みなさんもぜひ、スタインウェイの音色を体感してみてください

甲府市総合市民会館
http://www.aluty.com/

~本と歩こう㉚~


 出版社の著作権に準じて書影を使用しています
『左手のコンチェルト 新たな音楽のはじまり』 舘野 泉著 佼成出版社(2008年)

2002年に脳梗塞で倒れ、右半身不随の身体になったピアニスト・舘野 泉(たての いずみ)
2004年からは左手だけのピアニストとして演奏活動を再開。現在も世界中で活躍しています。
本書は舘野氏からの聞き語りを書き下ろしたもの。絶望と葛藤をのりこえ、自然体で「音楽とともに生きる」姿が心に響く一冊です。叙情的な北欧音楽の舘野氏のピアノもぜひどうぞ。

―取材へのご協力、ありがとうございました―


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かずさんの街散歩vol.23

2021-12-14 10:45:12 | 紹介

能泉地区


こんにちは。市民レポーター、「かずさん」こと武田和巳(68才)です。

私は“健康のために甲府の街を散歩しながら、新しい発見をするを目標に、

市のホームページに掲載されている『甲府市ウォーキングマップ』を見ながら31地区のコースを歩き、中高年の立場で各コースを紹介していきます。

 

前回<vol.22 宮本地区>の記事はコチラ

 

■これまで歩いたコース

1.東地区Aコース、2.千塚地区北側コース、3.大里地区<アイメッセコース>、4.里垣地区西コース、5.住吉地区全周コース、6.玉諸地区、7.北新地区、8.湯田地区、9.春日地区 、10.石田地区、11.中道地区、12.池田地区、13.国母地区、14.朝日地区、15.甲運地区、16.貢川地区、17.伊勢地区、18.相生地区、19.千代田地区、20.羽黒地、21.大国地区、22.宮本地区

番外編1:「米倉山太陽光発電所」と「ゆめソーラー館やまなし」

番外編2:市立甲府病院 栄養管理士さんのお仕事紹介

 

****コースの紹介****

第23回は、<能泉地区>です。

能泉地区は、国の特別名勝に指定されている、甲府市最大の観光名所「御嶽昇仙峡」や甲府市民の水瓶である「荒川ダム(能泉湖)」のある地区です。

地区名のいわれは、明治8(1875)年に、竹日向村、高成村、川窪村、搭岩村が合併して能泉村となった際、各村にはそれぞれ湧水があり、能(確かな)泉湧水があることから、“能泉”と名付けられたそう。甲府市で最も少ない世帯数の地区です(令和元年度/29世帯)。

昇仙峡を含む一帯が、令和2(2020)年6月19日に「甲州の匠の源流・御嶽昇仙峡~水晶の鼓動が導いた信仰と技、そして先進技術へ~」として、日本遺産に認定されました。

 

『甲府市ウォーキングマップ』p.28に掲載

能泉地区のウォーキングマップはコチラ

 

① 2021年11月12日、天気に恵まれ紅葉も見頃になり、街散歩に出かけました。

車を県営駐車場(無料)に駐車して、スタート地点の「能泉連絡所」まで歩いていきます。紅葉シーズンなので、平日10時過ぎに着いて空きは一台だけでした。ラッキー!!

駐車場を出て、昇仙峡渓谷方面に歩いていきます。紅葉に囲まれた大きな岩穴を抜け、お土産屋の横を通り過ぎて、スタート地点の「甲府市役所能泉連絡所」に到着。

この岩穴は、約200万年前の「水ヶ森火山」の岩脈で、固い安山岩は取り残され、周囲の花崗岩は侵食されて無くなりできたそうです(山梨新報2021年11月26日版より)。

② スタート地点の「甲府市役所能泉連絡所」です。遠くに見える「覚円峰」を背景に、マップと飲み物を持っていざ出発!!

この連絡所は、文化年間(1444年~49年)甲斐国で曹洞宗の僧が建てた自昌(性)院の本堂だそうです。人懐っこい猫が出迎えてくれました。

③ 「覚円峰」はどこからでも見え、存在感抜群!いろいろな角度から撮った写真をご紹介します。

昇仙峡に「夢の松島」がありました。

覚円峰など昇仙峡の成り立ちは、約1,000万年前に古期岩体深部にマグマが貫入し結晶した水晶を含む「御岳昇仙峡花崗岩体」で、その後隆起、侵食され長い年月をかけできたそうです(山梨新報2021年11月26日版より)。

④ 仙娥滝までの道のり、渓谷美と紅葉がみごとでした。

⑤ 遊歩道途中にある「石門」は巨大な花崗岩で囲まれており、先端がわずかに離れている珍しいものです。

⑥ 昇仙橋を渡り、遊歩道に突き出た岩の下(石門ではありません)をくぐり抜け少し歩くと、地殻の断層によってできた高さ30mの「仙娥滝」に着きます。この日は虹が見えました!

多くのカメラマンが写真を撮っていました。

仙娥滝は白い花崗岩なので「白滝」ともいわれ、少し離れた「板敷渓谷」にある大滝は、黒い粘板岩の滝で「黒滝」といわれているそうです。

⑦ 階段を上って行くと、仙娥滝の上部の川の流れが見られます。

お店で休憩して、公共トイレを利用してから静観橋に向かいました。

⑧ 仙娥滝上から静観橋を渡って右折し、昇仙峡グリーンラインを歩いてスタート地点をめざします。

トンネルがいくつかあり、その中を歩いて通るのも楽しかったです。

車通りはあまり多くありませんでしたが、途中歩道が無い場所が数か所あるので、遊歩道で戻ることをおすすめします。

⑨ 県営駐車場が見えてきたら手前の交差点を右折し、泉連絡所へGOAL!!お疲れ様でした。

 

**** 見所紹介 昇仙峡の水はおいしい!! ****

昇仙峡の水は、おいしい水として甲府市民の水源となっています。遊歩道の途中に説明の看板がありました。

**** コースのお楽しみ紹介 ****

最近話題の「食べる水晶玉」を食べてきました。ゼリー、きな粉、黒蜜でできています。

この先に公衆トイレがあり、利用者が善意で100円募金する、いいやり方でした。

 

**** コースの感想 ****

<能泉地区>は、昇仙峡の観光道路、遊歩道を歩くコースで、紅葉の季節はとても景色がきれいでした。有名な観光地なので、歩数、駐車場、トイレ、休憩所、お楽しみどれも満点!県営駐車場からオムニバス(乗合マイクロバス)が出ているので、仙娥滝上までバスで行き、遊歩道を下って来るのもおすすめです。

紅葉の季節だけでなく、今度は春、夏、冬の昇仙峡を歩き、四季による変化を楽しんでみようと思います。

****【かずさんの 勝手に5段階評価☆】****

※トイレ、駐車場は、必ず施設の許可を得てから使用してください

 

甲府市ウォーキングマップ

https://www.city.kofu.yamanashi.jp/kenkoese/kenko/kenko/kehatsu/walking.html

 

 <参考>

■『こうふ 私の地域・歴史探訪 ~甲府を紐解く31地区の軌跡~』

https://kofu-tourism.com/news/77

 

■御岳昇仙峡(甲府市観光情報)

https://www.city.kofu.yamanashi.jp/welcome/shizen/syosenkyou.html

https://www.city.kofu.yamanashi.jp/kanko/shosenkyoinfo.html

 

■日本遺産認定!(甲府市観光情報)

https://www.city.kofu.yamanashi.jp/kanko/nihon-isan.html


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もうすぐクリスマス!~クリスマスツリー点火式~

2021-12-06 13:25:48 | 紹介

山梨英和中学校・高等学校 クリスマスツリー点火式


こんにちは。市民レポーターの“クッツー”こと沓間 聖(くつま せい)です。

 

11月22日(月)に、山梨英和中学校・高等学校で行われた“クリスマスツリー点火式”を取材しました

 

校門を入ると、点火式を待つ、高さ8mの大きなクリスマスツリーが

LED電球なんと7,000球、大きな星も飾られていました

午後4時半、あたりがだんだん暗くなってきました

生徒たちも集まってきました。

あいにくの雨模様ですが、いよいよ、点火式が始まります

 

静かに前奏がスタートし、続いて讃美歌

聖歌隊をはじめ、150人以上の生徒が歌声を響かせました

次は聖書朗読

司会の生徒を中心に、厳かな雰囲気の中で式が進んでいきました

いよいよカウントダウン

5・4・3・2・1 点火

 

クリスマスツリーの電飾が一斉に点火すると、歓声が上がりました

 

校舎の壁に、クリスマスカードも映し出されました

生徒会のみなさんからのメッセージ

「1年に一回の貴重な体験で、今日は朝からわくわくしていました。雨模様で心配しましたが、雨の中の点火式は思っていたよりも雰囲気があって、素敵でした。校舎の中の電気もすべてつけて、学校全体がイルミネーションになった感じがします。自分の学校で点火式をし、しかもそれを間近で見られる。そういうことができる学校を誇りに思います。1月6日まで、夕方4時半から8時の間点火しているので、ぜひ、見にいらしてください」

<おまけ>

クリスマスは教会に行ってみるのもよいかもしれません。甲府市内の多くの教会は、12月19日にクリスマス礼拝をするとのことです。24日の夜、クリスマスイブ礼拝をする教会もあるそうです。チキンやケーキとは、ちょっと違ったクリスマスを過ごすことができるかもしれませんネ


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