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甲府市の市民レポーターがこうふの話題をお届け!

市民緑化教室「ハーブを楽しむ」~育て方のコツ~】に行ってきました♪

2022-06-28 10:27:21 | 紹介

〜本と歩こう(36)~


こんにちは。市民レポーターの 杉浦玲子 (すぎうら れいこ)です。

今回は、5月28()に総合市民会館2階講義室2(結城公民館)にて行われた市民緑化教室のご報告です

 

甲府市では、「緑と花と太陽のあふれるまちづくり」をスローガンに、緑豊かな都市づくりをめざして、市民緑化教室を年に5回開催しています。

第1回の講師は、ガーデナー・ガーデンデザイナーの今村尚人(いまむら なおと)さん。造園会社の代表取締役として、県内外の庭づくりやアドバイザーとしてご活躍中です。

講師の今村尚人さん

 

はじめに「今日では、「ハーブ」という言葉は「暮らしに役立つ香りのある植物」を総称する言葉として使われています。」今村さん

 

もともと、ハーブとして利用されてきた植物は、厳しい自然環境でも育つ植物なので、丈夫で育てるのも簡単だそう。でも日本の高温多湿の夏は苦手な種類もあるので、栽培や環境などを工夫しましょう、というのが講座のテーマでした。

たとえば同じ「庭」(ベランダ)でも、場所によって日あたりの強さや長さも違ってきます。

「そのハーブが生育しやすい環境づくりと適した手入れが大切。育てる場所の状況と、ハーブの特性を確認してみましょう。」と、今村さんがアドバイス。

市販の土の外袋を見本に、成分の見方の説明もあり、参加者のみなさんも熱心に耳を傾けていました。

休憩時間に、参加者のみなさんはハーブの実物に触れて。講座終了時に、今村さんから一人一苗、希望のハーブをプレゼントされました。それぞれのお家で元気に育ってくれますように★彡

今回の講座アンケートでは、「庭づくりを始めたばかりで、ハーブについて広く知りたいと思って参加しました。」「土の説明がわかりやすかった。」などの感想が寄せられました。

 

令和4年度「市民緑化教室」は、年5回開催予定です。(5月6月終了、9月・10月・11月予定)

毎回のテーマと講師は変わりますので、興味のある方は広報こうふの「募集・イベント」欄を要チェックまたは、公園緑地課(055-223-6101までお問合せください。

 

~本と歩こう(36)~

『愛蔵版 みどりのゆび』

モーリス・ドリュオン作 ジャクリーヌ・デュエーム絵 安東次男訳 2009

出版社の著作権に基づいて書影を使用しています

 

チトという小さな男の子は、あらゆる植物を育てるふしぎな「みどりのおやゆび」をもっていました。

チトのゆびは、刑務所や貧乏な人の町に花を咲かせます。そして、おとうさんの工場の「製品」にも。

平和をテーマにした児童文学の名作。愛蔵版はカラー挿絵も豊富です。

今こそ、一人でも多くの人に手に取ってほしい一冊です。

 

取材へのご協力、ありがとうございました―

 

 


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甲府駅北口の重要文化財  甲府市藤村記念館

2022-06-24 13:00:02 | 紹介

旧睦沢学校校舎を移築


こんにちは。市民レポーターの “クッツー” こと沓間聖です。

 

甲府駅北口にあるレトロな洋風の建物、甲府市藤村記念館に行ってきました。

この建物は、擬洋風建築といわれています。

擬洋風建築とは、文明開化の頃に西洋の建築を日本の職人が見よう見まねで建てたものをいうそうです。

甲府市藤村記念館が建てられたのは、明治8年。なんと国の重要文化財です。

 

中に入ってみると…

 

1階の入口の部屋には、藤村紫朗に関係した資料が展示してあります。

藤村紫朗は、今でいう山梨県知事で、擬洋風建築を積極的に勧めた人です。

 

ところで、甲府市藤村記念館は、「睦沢学校」として建てられた学校の校舎だったそうです。当時の校舎の見取り図や創立100年を記念した品も展示してありました。

奥の部屋に置かれていたのは、根津ピアノ。

根津ピアノとは、山梨県出身の鉄道王と呼ばれた根津嘉一郎が県内の全小学校に寄贈したピアノのことです。今も、毎年、調律をしていて、現役のピアノだそうです。

2階に上がると、ベランダ越しに素敵な眺め。当時の教室を再現した部屋もあります。

甲府市藤村記念館の方からのメッセージ

『この建物は何だろうと、訪ねてくる方が大勢います。明治初期の擬洋風建築のすばらしさをぜひご覧いただきたいです。コンサートや展示会もしています。コンサートは、間近で楽器の音色を楽しむことができます。ピアニストの方が、根津ピアノの音色は全然違うとおっしゃっていました。県外からの来館者も多いです。甲府駅からすぐなので、市内の方もぜひ、いらしてください。』

 

アシストエンジニアリングよっちゃばれ広場(北口広場)のベンチに座って、甲府市藤村記念館の建物をながめているだけで、満ち足りた時間を過ごせるように思いました。扉や窓、柱など、この建物には、人を引き付ける魅力があります。中には、貴重な資料がたくさんあり、係の方が丁寧に説明してくださいました。県営の製糸場があったことを初めて知りました。根津ピアノの音色も聞いてみたいです。

 

おまけ

甲府駅北口には、武田信虎公の像があります。信虎公は、甲府市藤村記念館を眺めながら、何を思っているのでしょう。甲府市藤村記念館の中には、躑躅が崎館のジオラマがあります。観光パンフレットもたくさん置いてあります。甲府市藤村記念館からスタートして、武田氏ゆかりの地を訪ねるのもいいですね。

【関連リンク】

・藤村記念館(甲府市HP)

 https://www.city.kofu.yamanashi.jp/bunkashinko/shisetsu/bunka/fujimura.html

 

 

 


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甲府の伝統野菜「長禅寺菜」

2022-06-22 14:25:43 | 紹介

実は6年ぶりの再会でした(「広報こうふ6月号」こぼれ話)


市民レポーター村上由実です。

 

「広報こうふ」6月号「とびだせ!市民レポーター!」でご紹介した「長禅寺菜」。

今回のブログでは紙面でご紹介しきれなかった内容をお伝えしたいと思います。

 

今回の取材でお話を聞かせてくださった千野さんファミリーは、甲府屈指の農業エリア右左口町で、農業を行なっています。

右から、正章さん、そしてそのご両親の健さんと勝恵さん。

健さんは中道地区の認定農業者代表兼新規就農者支援会代表であり、勝恵さんは山梨県指導農業士会の理事を務めておられます。

 

正章さんは私と同年代なので、おそらくご両親は私の親と同じくらいなのではないかと思います。

そうと考えると、まだ第一線で活躍されているのは本当にすごいことです。

 

そんな中、「長禅寺菜」の栽培を始めたのは正章さんでした。

元々在来種に興味があった正章さんは、江戸時代の書物「甲斐廼手振(かいのてぶり)」にも記されている「長禅寺菜」のことを知っていたものの、栽培したことはなく、今回が初めてのチャレンジでした。

 

といっても、長年「野沢菜」を育てていたため、同じアブラナ科の「長禅寺菜」の栽培で苦労することはなかったのだとか。

 

ただ、成長は少しゆっくりなので、収穫量はどうしても少なくなってしまいます。

正章さんは、

「ビジネスベースだと、野沢菜の方が優秀ですね」

とおっしゃっていました。

 

取材でうかがったのは4月中旬。

収穫最盛期を過ぎた「長禅寺菜」は、そのままグングン成長し、きれいな黄色い花を咲かせていました。

 

一般的に「菜花」として売られているものは、花を食べるための品種ですが、今回紹介した「長禅寺菜」や野沢菜の他に、小松菜やチンゲン菜、水菜なども黄色い花が咲き、食べることができます。

 

正章さん曰く、「長禅寺菜」は、菜花と比べると背丈が高く、腰をかがめなくても良いため、収穫はラクなのだそう。

確かに!高いものだと胸の高さほどまで成長していました。

「長禅寺菜」は野沢菜と同じ漬菜としても知られ、漬物としての使い道が主流ですが、正章さんオススメの食べ方は「アーリオ・オリオ・ペペロンチーノ」。

残念ながら収穫最盛期の長禅寺菜はありませんでしたが、花をお土産にいただいたので、春キャベツと一緒に作ってみました。

一般的な「菜花」よりもやわらかく、苦味もマイルドなので食べやすい!

「長禅寺菜」の新たな可能性が見つかったような気がしました。

 

実は、今回ご紹介した「長禅寺菜」とは6年ぶりの再会でした。

2015年と2016年に山梨県埋蔵文化財センター主催で開催されたイベント「ひらけ!玉手箱」内「長禅寺菜復活祭」で調理させていただく機会があったのです。

 

あれから口にする機会がなく、その後どうなったのか気になっていたので、今回再会することができてうれしかったです。

今回の取材記事をきっかけに、多くの人に知っていただき、いつか売り場に並ぶ長禅寺菜を見ることができればいいなと思います。

 

●関連リンク

Go!Go!市民レポーターが行く】

20226月号・信玄公の母の菩提寺の名がつく甲府の伝統野菜「長禅寺菜」

https://www.city.kofu.yamanashi.jp/daisuki/reporter/shimin/tobidase/202206.html

 

【国立国会図書館デジタルコレクション 甲斐廼手振】

https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1209124/150?tocOpened=1

 


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みしま家の“ファミリーで訪れたい”甲府市のスポット紹介②

2022-06-17 11:37:06 | 紹介

「甲府市役所」


こんにちは♪甲府市民レポーター「みしま」です

6歳と1歳の子どもを育てるお母さんである私は今回、甲府市役所を訪れてみました

 

市役所というと、普段は住民票を取りに行くなど用事がないと中々、行かない場所なのですが、今回は甲府市役所の1階にある市民活動室にて「ウォーターアート」を行っているとの情報をGETし、家族で参加

 

市民活動室というのは、市役所1階のローソンの隣にあるスペースのことです。近づくにつれて青い風船がぶら下がっているのが見えて、家族でワクワクしました。

このイベントは64回の水道週間に合わせて行われたイベントで、

「大切な水と一緒に暮らす日々」

というスローガンが掲げられています

 

そもそも水道週間ってなんぞや?という話なのですが、

簡単に言うと甲府市の水道についてより深く知ってもらいたい!ということを目的に活動を行う週間だそうです(毎年61日~7日実施)

 

甲府市の水道は大正2年から給水が開始されたそうで、なんと今年で109年!家族みんなでいつもお世話になっております。

 

早速、ワークショップへ

 

甲府市の水をイメージした青と黄色を使用して、風船か紙にペイントをしていきます。

娘は「風船」を選びました。

 

水道水をごくごく飲む人を描いているみたいです。

完成しましたー

完成した風船はギャラリーの一部となりました。

姉妹でポーズ。

紙にペイントしたものも、とっても素敵ですよね

【参加してみての感想】

甲府市の水がどんな風に水道水となっているかなんて今まで考えたことがありませんでした。頂いた資料(ぐるぐる回る水のしくみ)によると甲府市の水は「荒川ダム」に貯えられたあと、山梨県内で一番大きな平瀬浄水場へと行き、消毒などをしてから甲府市と甲斐市の一部へ送られるそうです。水道から出てくる水は「安全で美味しい」というのが当たり前の感覚でしたが、身近である水こそ知識を持っておくのも大切なのかもと思いました。

 

【関連リンク】

甲府市上下水道局HP

 https://www.water.kofu.yamanashi.jp/news.html

第64回 水道週間

https://www.city.kofu.yamanashi.jp/shise/koho/kohoshi/r4/documents/20220625.pdf

 

 


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みしま家の“ファミリーで訪れたい”甲府市のスポット紹介①

2022-06-15 16:03:28 | 紹介

遊亀公園


はじめまして♪甲府市民レポーターの「みしま」です。

6歳と1歳の子どもを育てるお母さんのため、私のレポートでは主に「公園」など、ファミリーで楽しめる場所をレポートしていきたいと考えています。

 

今月は2022年4月28日にリニューアルオープンしたばかりの「遊亀公園」の「乳児・幼児ゾーン」「未就学児ゾーン」を訪れました!

遊亀公園といえば今までは左上の小学生ゾーンのみ遊具がありましたが、今回のリニューアルで、新たに「乳児・幼児ゾーン (1~3歳対象)」「 未就学児ゾーン(3~6歳対象)」が加わりました。小さい子と大きな子では遊びの内容が変わるから、ゾーンで分かれていると嬉しいですよね。

 

まずは「乳児・幼児ゾーン」へ。

入る前からウキウキの娘ちゃんです。

こんな「柵」で乳児・幼児ゾーンが囲まれているのが特徴のひとつ。迷子になってしまうなどの危険性がぐっと低くなりました。もちろん、親が目を離していいという訳ではありませんよ♪

このゾーン内で私のオススメは「2連ブランコ」!小さい子どもってブランコが大好きなのですが、公園にある一般的なブランコだと落下の危険性が高くて以前は躊躇することもありました。このブランコだと安心して楽しめます。

そのほかにも、

でこぼこ山

リトルポップ(ライオンバージョンもあります)

ちびっこワゴン

ちびっこスライダー

が設置されていました。でこぼこ山は登ったり、降りたり、走ったりと大興奮でした。ゴムチップ素材で出来ているので、滑りにくいのも嬉しかったです。

お次は「未就学児ゾーン」。

このゾーンに来たら絶対にみんなやりたがると思う注目遊具「モーグルヒル滑り台」。この凸凹がなんとも言えない面白さなんですよね。ぜひ訪れて滑ってみてください。

後ろに回るとボルダリング仕様になっていて6歳のお姉ちゃんが一生懸命、チャレンジしていました。

「ザイルクライミング」もお姉ちゃんが何度もチャレンジしていました。いろんな場所から登れるから飽きないようです。

そのほか、

丸太渡り

スプリング縁台

などの遊具がゾーン内にあります。

すぐ隣に「小学生ゾーン」も見えますよ。今回はリニューアルオープンしたばかりの「遊亀公園」の「乳児・幼児ゾーン」「未就学児ゾーン」をレポートしてみました♪

 

ちなみに・・・

遊亀公園内には「遊亀公園附属動物園」があるのをご存知でしょうか。現在は開園していますがリニューアルのため令和4年10月から約4年半、休園となるそうです。この動物園に思い入れのあるお母さん、お父さんも多いのでは?ぜひ休園する前に足を運んでみてくださいね。

 

【関連リンク】

・甲府市HP 「遊亀公園をリニューアルいたしました!」

 https://www.city.kofu.yamanashi.jp/koenryokuchi/yuukiparkrenewal.html

・甲府市遊亀公園附属動物園HP

 https://www.city.kofu.yamanashi.jp/zoo/


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