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甲府市の市民レポーターがこうふの話題をお届け!

「研磨体験ワークショップ」に参加しました♪

2021-04-27 09:14:48 | 紹介

『広報こうふ』5月号こぼれ話 ~本と歩こう㉒~


 

こんにちは。市民レポーターの 杉浦玲子 (すぎうら れいこ)です。

 

皆さん、広報こうふ5月号「とびだせ!市民レポーター!」記事

「最高の輝きを刻む 伝統工芸士 大寄智彦さん」は読んでいただけましたか?

『広報こうふ』5月号

 

今回は、12月に「城のホテル」で行われた大寄さんの「研磨体験ワークショップ」のご報告です

 

研磨の指導を行うのは、甲州水晶貴石細工・伝統工芸士大寄 智彦(おおより ともひこ)さん

「貴石彫刻オオヨリ」の三代目で、市内オリオンイースト(オリオン通り横)にて、研磨体験ができるショップ工房「TO LABO(トゥ ラボ)」を経営されています。

この日のワークショップは、1部、2部に各6名ずつ参加。

まずは大寄さんから作業の説明を聞きます。

その後、参加者はそれぞれ気に入った原石を一つ選択。

選んだ石に輝きと光沢を出すため、研磨作業を行います。

始めにキャラメルワックスで、プラスチック棒に原石を接着して固定します。

そして、CD盤のような研磨台に原石を接しながら、研磨していきます。

研磨台の回転方向と、石目の向きを揃えて磨きをかけます。

ずれてしまうと光らなくなってしまうため、ルーペや顕微鏡で確認しながら作業します。

とはいえ、手元で何が起こっているのか、全然わからない私(汗)。

研磨中の音を聞きながら、慎重に作業を進めます。

表面が光るようになるまで削ったあと、仕上げの研磨を行います。

さあ、1時間ほどで作業終了です!

私が研磨した「ゾイサイト」。輝きが増しました✨

参加者の皆さんも、自分の石を記念撮影。お互いの石を褒め合っていました。

研磨した石は、そのまま飾って眺めるのもいいですが、

オプションでネックレスやリングに加工してくれます。

私は加工した石をリングにしてもらいました。

じゃじゃーん!✨

素敵なジュエリーのできあがりです

この春、社会人になった娘にプレゼントしました。

取材へのご協力、ありがとうございました―

 

 

~本と歩こう㉒~ 『十力(じゅうりき)の金剛石』

書影は出版社の許諾を得ています。

 

『十力の金剛石』 『宮沢賢治童話全集7 オツベルと象』より

岩崎書店 2016年

 

「石っこ賢さん」と家族から呼ばれていたほど、石集めが好きだった宮沢賢治。

科学者・宮沢賢治としての宝石へのこだわりが伝わってくる童話です。

 

ある霧の深い朝。王子と大臣の息子が、虹の脚もとにある宝石を探しに、森へ散策に出かけます。

森に迷い込んだ二人が出会ったのは、「十力の金剛石」が降ってくるのを待つ、自然界の草木たちでした。

はちすずめが歌って降らす宝石の雨。宝石でできた花々。十力の金剛石の真の姿とは…。

自然界において人もまた、大いなる宇宙の一部であることを感じさせてくれる作品です。

宮沢賢治の生命賛歌ともいえる、幻想的な宝石の世界をお楽しみください。

 


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信玄公を知る初めの一歩

2021-04-23 16:44:38 | 紹介

信玄公生誕の地・甲府展 ~THE SHINGEN 500 PARK~


こんにちは。新たに市民レポーターに加わりました、 野呂貴美恵(のろ きみえ)です

 

今年2021年は、郷土の英雄・武田信玄公が生まれて500年目の記念の年。

武田信玄公生誕500年を記念して、信玄公にまつわる身近なことをフォーカスレポートしていきます。

 

今回は、去年の年末から展示されている『信玄公生誕の地・甲府展 THE SHINGEN 500 PARK』へ行ってきました

展示場所は、甲府駅北口ペストリアンデッキ。時間は午前9時から午後6時までです。

 

検温してから入場します。入場無料です。

信玄公の戦の歴史年表があります。

すべてにルビがふってあるので、漢字が読めない小学生のお子さんも楽しく学べます。

私が今回驚いたのはコレ、山八幡神社(東光寺1丁目)にある信玄公の像です。

大正時代にはすでに存在していたようで、甲府駅南口にある信玄公の銅像のモデルにもなっているそう。

信玄公が、甲府市民にとって誇れる英雄だと感じられる一つかなと思いました

伝統工芸「甲州だるま」の前に展示されている、『今もなお伝わる信玄公の言葉』のコーナーです

代表的な名言をひとつ紹介します。

「為せば成る 為さねば成らぬ成るわざを 成らぬとすつる人のはかなき」

~やればできることも、できないと思ってやめてしまう人は愚かである~

 

背中を押してくれる力強さがあります

私もこの展示されている言葉を初めてみたときに、“市民レポーターに応募してみよう”と思いつきました。

それから何度もここを訪れています。

 

 

オリジナルフォトフレームで写真を撮れるコーナーもあります

QRコードで、スマートフォンにフレームを取り込むタイプなので、

スマートフォンを持っているかたは、ぜひ記念に撮ってみてください

自撮りで写すにはちょっとコツがいりますので、誰かにうつしてもらうといいかも

 

何度訪れても、毎回発見があります。

信玄公の魅力にハマっていく、初めの一歩にはオススメです

 

 

 


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ノーベル賞受賞博士「大村智記念学術館」

2021-04-21 16:11:22 | 紹介

水晶庫も必見!


こんにちは市民レポーターの“クッツー”こと沓間 聖(くつま せい)です。

山梨大学構内にある「大村智記念学術館」に行ってきました。

ここでは、大村智博士の業績の展示だけでなく、登録有形文化財に指定されている水晶庫も見学できます。

水晶庫の中には、たくさんの貴重な水晶が展示されています。

 

学術館入り口では、大村博士の胸像がお出迎え

中に入ると、ノーベル賞のメダルや研究業績が展示され、研究について解説したビデオも上映されています。

さらに奥に進むと水晶庫です。水晶の大きさや色に魅せられます。

2階には大村記念ホールがあり、授業でも使われるそうです。

バルコニーに出ることもできました。

 

 

学術館の方から、メッセージをいただきました。

 

「大村博士は山梨大学の卒業生です。卒業論文や学生時代の写真など、ここならではの展示品があります。半年ごとに展示替えをするほか、特別展示コーナーもあります。内容はホームページでお知らせしますのでチェックしてください。バスツアーなど県外からも多くの方がいらっしゃいます。地元の方も、ぜひいらしてください!」

 

山梨大学が面している武田通りは、春は桜のトンネルです  学術館を見学した後、散歩するのもいいですね。

<おまけ>

3月21日は、『日本百名山』で有名な、登山家・小説家、深田久弥(ふかたきゅうや)の命日です。

山梨県の茅ヶ岳を登山中に急逝しました。今年は亡くなって50年です。

山梨県には山梨百名山があり、甲府市にはこうふ開府500年を記念し選定された、甲府名山25山があります。

新緑の季節、山登りも楽しいですね。

 

 

山梨大学 大村智記念学術館

https://omura-museum.yamanashi.ac.jp/

 


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かずさんの街散歩vol.15

2021-04-12 10:18:09 | 紹介

甲運地区


 
こんにちは市民レポーター「かずさん」こと武田和巳(68才)です。

私は“健康のために甲府の街を散歩しながら、新しい発見をする”を目標に、

市のホームページに掲載されている『甲府市ウォーキングマップ』を見ながら31地区のコースを歩き、中高年の立場で各コースを紹介していきます。

 

 

前回<vol.14 朝日地区>の記事はコチラ

vol.1:東地区Aコース vol.2:千塚地区北側コース vol.3:大里地区<アイメッセコース> vol.4:里垣地区西コース vol.5:住吉地区全周コース vol.6:玉諸地区 vol.7:北新地区 vol.8:湯田地区 vol.9:春日地区 vol.10:石田地区 vol.11:中道地区 vol.12:池田地区 vol.13:国母地区 vol.14:朝日地区

番外編1:「米倉山太陽光発電所」と「ゆめソーラー館やまなし」

番外編2:市立甲府病院 栄養管理士さんのお仕事紹介

 

****コースの紹介****

第15回は、<甲運地区>です。

『甲府市ウォーキングマップ』p8に掲載

甲運地区のウォーキングマップはコチラ

 

 

~甲運地区~

甲運地区は、横根町、桜井町、川田町、和戸町、三ツ石からなります。ぶどうづくりが盛んで「ぶどうの碑」があり、中央本線の北側には横根・桜井積石塚古墳群、横根山田古墳、大坪遺跡などがあります。今回は中央本線の南側の川田町と和戸町コースを散歩しました。武田信虎公(信玄公の父)が住んでいた館跡がある、歴史のある地区です。

後半ではマップのコースを外れて、平等川の水を川田、桜井、和戸3地区に分水している珍しい水路の「三ツ俣」を探しに行きました。

 

①2021年3月14日、「県立青少年センター」からスタートしました。

マップと飲み物を持っていざ出発!!

②城東通りに出たら、像を背にして右手方面(西)へ歩いていきます。青少年センターのリバース和戸館の入口を過ぎたら、左側にある細い農道に入ります。

➂農道に入り、ぶどう畑の間をのんびり歩きます。一面ぶどう棚。さすがぶどうの産地です!

目の前の御坂山系の上には、雪をかぶった真っ白な富士山がちょこっと頭を出していました。後ろを振り返り北側の景色に目をやると、大蔵経寺山(715.6m/山梨百名山)が迫ります。甲府は盆地であることを感じます。

しばらく歩き、十字路を左折すると、その先には秩父山系が見えました。雪をかぶっている山は雲取山(2017.1m)でしょうか。

④道なりに進むと、ファッション団地「アリア」の西側に出ます。団地内に入ったら、左に結婚式場を見ながら歩きます。

⑤「アリア(ARIA DI FIRENZE/アリア・ディ・フィレンツェ)」は、ファッション産業振興を目的に、ファッション性豊かで、緑の多い美しい街として開発されたエリアです。イタリア語で“フィレンツェの香り”を意味するそう。

結婚式場は「至福の庭園」、エフエム富士は「太陽と大地の記憶」、㈱印傳屋 上原勇七は「透明な空間に封印された伝統文化の結晶」など、それぞれの建物にコンセプトがあり、コンセプトを見ながら建物を見るのも一興です。

歩道は緑が多く、植木や芝生は綺麗に手入れがされていました。横断歩道のT字路を左折します(マップでは直進)。

⑥組合会館を左に見て、一時停止を右折します。街路樹の綺麗な道です。

左手にエフエム富士の建物が見えたら、しばらく直進。気持のよい散歩道です。

⑦㈱印傳屋 上原勇七の建物の前を直進し、住宅設備機器会社の横を通り、平等川方向へ道なりに歩きます。

ぶどう畑に突き当ったら左折します。

⑧ぶどう畑を過ぎたら、右折して細い道を進みます。

しばらく歩くと平等川の川岸に出るので、そこを左折します。

城東通りに向かい、角のコンビニで左折して青少年センター方面に歩いていきます。

⑨城東通りを、スタートした「青少年センター」方面に歩きます。

青少年センター本館を通り過ぎて、リバース和戸でトイレをお借りしました。

その先には新しい道祖神が祀られています。和戸の謂れが書いてありました。昔この一帯は「表門郷(うわとのごう)」と呼ばれており、「表門(うわと)」が転じて「和戸(わど)」になったそうです。

さらに進み山梨信用金庫のある「和戸町」の信号を右折します。

⑩約100m先の定食屋前で右折します。

道なりに歩いていると、下校途中の甲運小の児童達とすれ違いました。みな元気な声で「こんにちは!」とあいさつしてくれました。気持ちいいですね。

しばらく歩くと、十字路に出て、左側に「藤建神社(ふじたてじんじゃ)」があります。

藤建神社は、古文書では「白山権現」といわれ、慶長6(1601)年に「藤建神社」と称された古い神社です。祭神は「菊理姫命(ククリヒメノミコト)」。狛犬は玉と子を携えた私好みの狛犬でした。さっそくお参りしました。

⑪藤建神社を通り過ぎ北に進むと、甲運小が見えてきます。その手前を右折し道なりに歩きます。

甲府市立甲運第一保育所を通り過ぎ、さらに歩きます。

山梨学院のグラウンド横を通り過ぎると、左手に「寿徳院」が見えてきます。

⑫寿徳院は室町時代の天文3(1534)年に建立され、武田信玄公の信頼の厚いお寺だそうです。本堂の屋根には「武田菱」が見られました。境内には延命地蔵尊も祀られています。

⑬寿徳院を出て、左の角に「二宮神社」の鳥居があります。うっかりすると通り過ぎてしまいそうな佇まいです。

創建は不詳ですが、貞観5(863)年とも言われ、別名「大井俣神社」と呼ばれています。近くにある「三ツ俣」(平等川から川田・桜井・和戸地区に分水する水路)の鎮守として祀られていたと推定されます。

⑭来た道を戻り、寿徳院を通り過ぎ、左手前方に見える「東勝寺」に向かいます。

東勝寺の山門をくぐって直ぐにある石灯籠は、東京の芝増上寺に隣接する徳川家霊廟にあったものを移設した貴重なものだそうです。

⑮東勝寺を出たら、青少年センターのグラウンドとリバース和戸館の間の道を城東通り方面に進み、左折して青少年センターへ。やっとGOAL!!おつかれさまでした。

 

**** 見所紹介1 「エフエム富士」 ****

管理業務本部管理業務部副部長の永井さんにお話を伺いました。

放送開始は、1988年8月8日8時8分8秒。「8」にこだわり、末広がりの「八」が7つ並んだ時間にスタートしました。アリアでの放送開始は2006年7月3日とのこと。現在はアリアのスタジオと代々木のサテライトスタジオで放送しています。

周波数は、

・坊ヶ峰送信所(83.0MHz):山梨県中西部、長野県の一部

・三ツ峠局(78.6MHz):山梨県東部、東京、神奈川、埼玉

・身延局:(80.5MHz):山梨県南巨摩郡、静岡県の一部

※インターネットの「radiko」での放送もしているで、全国各地で聴けます。

第1、3、5水曜日11時頃から「ACTUS」という番組内の「甲府いろいろ」というコーナーで、甲府市の紹介もしています。

■「ACTUS」甲府いろいろ

http://fmftp.lekumo.biz/actus/06_iroiro/

■2021年3月までの放送分はコチラ

http://fmftp.lekumo.biz/good/9_iroiro/

放送中のスタジオを窓ガラス越しに見ることができるので、運が良ければDJさんと目が合うかもしれません(現在は新型コロナウイルス感染症対策で公開を控えているとのこと)。

また、建物の前のケヤキは、秋になると葉が紅くなる木と黄色になる木が交互に植えてあるそうです。アリアの街路樹は甲府市で管理し、芝生はアリアの各企業の方々が整備しているそうです。整備の行き届いた気持ちのよい景観でした。

 

**** 見所紹介2 「三ツ俣と川田館跡」 ****

散歩を終えてから、近くの「川田館跡」と「三ツ俣」まで足を延ばしました。

場所は下図です(「こうふ私の地域・歴史探訪」より)

川田館は、武田信虎公(信玄公の父)が永正16(1519)年に躑躅が崎に館を移すまで住んでいたところです。現在はぶどう畑で、説明板がありました。

「三ツ俣」は、ぶどう畑の中にありました。

三ツ俣は、水路の分岐点です。農業に不可欠な水を均等に分配していた先人の智慧に感心しました。現在平等川から取水していますが、昔は笛吹川から取水していたそうです。

 

**** 見所紹介3 甲運地区の“桜” ****

せっかくなので、桜が満開になってから、コースにある桜を見に行きました(3月27日)。

1段目:青少年センターの桜

2段目:東勝寺の燈篭と桜

3段目:アリア南側の平等川沿いの桜並木

**** コースの感想 ****

<甲運地区>は、ぶどう畑がたくさんある川田町と和戸町を歩きました。車通りが少なく、のんびり、しかもたくさん歩くことができました。山に囲まれており、特に北側の大蔵経寺山は迫力があります。この地区が、甲斐武田の影響を強く受けていることもわかりました。ファッション団地「アリア・ディ・フィレンツェ」は環境の良い場所で、綺麗に整備された歩道が歩きやすかったです。今度は中央本線の北側の地区を散歩してみたいと思います。ぶどう畑を潰して宅地化もされていますが、山梨の名産としてぶどう畑が残って行くことを願います。

 

****【かずさんの 勝手に5段階評価☆】****

甲府市ウォーキングマップ

https://www.city.kofu.yamanashi.jp/kenkoese/kenko/kenko/kehatsu/walking.html

 

エフエム富士「甲府いろいろ」

http://fmftp.lekumo.biz/actus/06_iroiro/

(2021年3月までの放送はコチラ↓)

http://fmftp.lekumo.biz/good/9_iroiro/

 

アリア・ディ・フィレンツェ

http://www.aria.or.jp/

 

 <参考>

『こうふ 私の地域・歴史探訪 ~甲府を紐解く31地区の軌跡~』

https://kofu-tourism.com/news/77

 

 


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「縄文」といえば中道!地元愛から名づけられた幻の豚肉

2021-04-07 10:16:36 | 紹介

「縄文スイートポーク」(『広報こうふ』4月号こぼれ話)


市民レポーター村上由実です

 

皆さん、『広報こうふ』4月号「とびだせ!市民レポーター!」、ご覧になっていただけましたでしょうか

広報誌では、昨年10月に甲府市のふるさと納税返礼品に仲間入りをした「縄文スイートポーク」をご紹介しました。

今回のブログは、紙面でご紹介しきれなかった内容をお伝えしたいと思います!

『広報こうふ』4月号

 

取材で最初にお話を聞かせてくださったのは、現在の社長・千野豊仁さんの姉・恵美香さん

「宣伝部長」として縄文スイートポークを支えている恵美香さんは、幻の豚肉「縄文スイートポーク」の名付け親。

「生まれ育った中道地区にちなんだ“縄文”というキーワードは絶対に入れたかったんです。よく、縄文時代からいた豚だと勘違いされますが、そうではないですよ(笑)」

 

千野ファームのある地域は、日当たりや風通しが良く、養豚に向いている環境なんだとか。

先代の千野豊一さんが常々言っていた

「豚は空気で飼う」

という言葉。幼い頃は意味がわからなかった恵美香さんも、大人になった今ならそれが良くわかるそうです

 

千野ファームの1日は、親豚への餌やりから始まり、糞の掃除、種付け、生まれた赤ちゃんの牙切りやワクチン接種など、朝から大忙し

 

複数並ぶ豚舎では、それぞれ同時期に生まれた豚を飼育しています。

生まれて間もない子豚は、親豚と同じ豚舎に入ります。

別の豚舎に移動するときは、こんな感じ

こちらの豚舎には、間もなく旅立つ豚ちゃんがいました。

なんだか少し淋しそうな気も

生後約半年で出荷を迎える縄文スイートポーク

最初からそのために育てている豚だと頭ではわかっているものの、大切に育てた豚の旅立ちはやっぱり淋しいと感じるそうです

▲写真は、豊仁さん、恵美香さんのお母様(豊一さんの奥様)

でも、だからこそ、大切に食べてくれるところに巣立ってほしいとおっしゃっていました

 

 

こちらが縄文スイートポークの生みの親、千野ファーム2代目社長の千野豊仁さん。

現在は自社での直売と県内一部スーパーで販売を行なっていますが、将来的には併設の豚肉専門店をやりたいのだとか。

「いずれは“世界進出”!文字化すれば叶う気がするから、ちゃんと書いておいてね(笑)」

冗談のようにも聞こえる一言でしたが、その表情からは本気を感じました

 

最後に「広報誌用に集合写真を!」とお願いして撮った写真がコチラ▼

これももちろんかっこよいのですが、サービス精神旺盛な千野ファームの皆さんは、こんなショットも撮らせてくれました。

密かに、豚ちゃんがカメラ目線なのがわかりますか(笑)

命をいただく大切さに向き合いながら、こだわりのオリジナル品種「縄文スイートポーク」を育てる千野ファームの皆さんは、魅力的な人ばかりでした。

こんな人たちが育てた豚肉なら、おいしくないはずがありません

 

ぜひ、多くの食卓に届きますように

 

■Go!Go!市民レポーターが行く

縄文文化が根付いた土地で育ったオリジナル品種「縄文スイートポーク」(2021年4月号)

https://www.city.kofu.yamanashi.jp/daisuki/reporter/shimin/tobidase/202104.html

■甲府市ふるさと納税制度

https://www.city.kofu.yamanashi.jp/kikaku-somu/shise/kifu/oen.html

■千野ファーム

http://www.chinofarm.jp/

 

 


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