市民ブロガーのジョンけけです。
甲府の新米ママたちに捧げるエッセイ書きました。
~一生懸命咲いてまちゅ!~
“育母百科”のオープニングにならってこちらも、“あ”の花。
でも、桜
「サじゃん」
おっしゃる通りです。
でも、“ア”なんです。
ここは甲府市相生の市役所仮庁舎のお庭です。
「2カイの女が木にかかる、と覚えたもんさ」
と、幼い時分に聞かされた“櫻”という文字。
なるほど
清楚な中にもほんのり色香漂う櫻たちが咲き競っていました
~若けりゃいいってもんじゃないの~
でも、根元に生えたちっちゃな方に注目してしまいました。
お美しいお母様はこちら
~私がママよ~
ママの足もとにくっついているのが‘ひこばえ’という名の、木の赤ちゃんです
甲州弁だと‘ほい’と呼ばれます。
ちなみに甲府のお母さんが赤ん坊を「ほい、ほい!」と呼ぶ習慣はありません。
木の株の横っちょなんかに芽生える赤ちゃんに限り、ほい。
どこにでもありそうだけど、それは似てるってだけ。
この花は、ただひとつだけ。
この愛らしさは、この花だけのもの
命名『あいおいのさくらのほい』
名前ひとつで、フツーの写真が、ひょうきんでかわいらしく見えてくる不思議。
そんなこんなで、赤ちゃんつながりのエッセイ、はじまりはじまりぃ
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『“随筆”育母百科・アフリカゾウのさかさまつげ』
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はじめに…
アフリカゾウにはまつ毛があるでしょうか?
答えは、ハイ。
マッチ棒なら箱ごと乗ってしまいそうなほど長いキュートなまつ毛があるんです。
そんな身体の大きなアフリカゾウのつぶらな瞳に刺さったさかさまつげなど誰も気づきませんが、
本人にはチクチクととても酷なものに違いありません。
育児も同じ。
他人は気付きようもありませんが、新米ママの心をいろんなチクチクが襲ってきます。
育児百科には載っていない、得体の知れないそのチクチクを取ってあげられたら、
と願いを込めまくって綴ったエッセイです。
新米ママ以外の方々もどうか思いをひとつに読まれることを切に願います
そうでなければ、腹も立ちましょうから。
くどいようですが本書は“随筆”です。
~“あ”の巻~
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◆あまのはごろも=天の羽衣。
いとおしい場合の我が子の存在。
羽衣とは天女(天人)の衣で羽織ると天にまで昇れるらしい。
育児や仕事で疲労困憊の重い身体も、
我が子の在在を想っただけで心ごとふわりと軽くしてくれる、
摩訶不思議な代物であり宝と呼ぶにふさわしい重要物件
しかし実際に子を背負うとやっぱり重いので疲労困憊の度が増す。
想うだけにした方が腰痛予防になる。
ただし子を産んですぐにこう思える女性は稀有
普通は産むことにより必然となる育ての中において遭遇する感情なのである。
遭遇できなかった場合には羽衣ではなく、
すずめのお宿で意地悪ばあさんが仕返しとしてもらってしまったつづらモドキになることもある。
見かけは宝箱なのだが、やたらと重くて得体の知れないおっかないものがどっさり詰まってるアレ
自分が天女になるか、意地悪ばあさんになるかは人それぞれ。
カギは親としての心構えなのだ。
赤ん坊の体重のせいではない。
母親は一日にして成らず。
でも、心配いりません。
ちゃんと育っていけますから。
子どもがちゃんと“お母さん”を育ててくれますから
(つづく)
◆◇◆甲府市内の子育て関連情報◆◇◆
≪イベント≫
2012年5月5日(土曜日)
・第43回こどもの日えんそう会
・子供の日の為の腹話術とパペットショー
2012年5月5日(土曜日)~2012年5月11日(金)
・市立動物園を無料開放!
期間中、中学生以下の方に無料開放します。(5月7日(月)は休園日)
≪ 教 室 ≫
・まちなか健やかサロン健康教室日程
・パパママクラス
・子育て支援施設