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甲府市の市民レポーターがこうふの話題をお届け!

昇仙峡ふれあいウォーキング大会に参加して

2025-05-21 15:15:00 | 紹介

昇仙峡の遊歩道は魅力がいっぱい!


こんにちは。市民レポーター植松です。

去る4月20日、甲府市教育委員会が主催する「昇仙峡ふれあいウォーキング大会」に参加しました。
天神森から昇仙峡の滝上まで遊歩道を歩き続けました。

昇仙峡の遊歩道は、これまでにも何回か訪れたことはありましたが、これを歩いて走破したのは甲府市に住んで50年以上経つなかでも今回が初めてでした。

滝上にある旧市営滝上駐車場にて開会式を行い、その後2台のバスに分乗して天神森まで降り、ここが出発地点となりました。
この日の参加者は、子どもから高齢者まで約70人でした。


集合場所となった旧市営駐車場での開会式


2台のバスに分乗して出発地点へ

この日の天気は、前日の真夏日とは打って変わり曇天で、ちょっと肌寒い陽気となりました。
それでも汗っかきの私は汗を拭き拭き歩き続け、先を目指しました。


出発地点の天神森


遊歩道から眺める景色には、昇仙峡名物の奇岩がところどころで顔を出します。


猿岩


ラクダ石

この日は、ほとんど葉桜となっていましたが、新緑可憐な花々が私たちを迎えてくれました。


今回、最も印象に残ったのは与謝野晶子若山牧水らの歌碑があったことです。
昔来た時には確かなかったはずで、与謝野夫妻らがこの昇仙峡を訪れて短歌を詠んだことは白黒の記念写真を見たことがあり知っていましたが、このような形でその歴史を今に伝えていることに感服しました。


与謝野晶子の歌碑


若山牧水の歌碑

道中には、実に微笑ましいモノが登場して私たちの疲れを癒してくれました。
金色の七福神とソフトクリームを持ったゴジラです。
ここ昇仙峡から平和を祈らずにはいられませんでした。


名物の「石門」を抜けると昇仙峡の主峰・覚円峰が目の前に!
実に雄大!見る者を圧倒させるその姿に脱帽!


石門


覚円峰

さあ、いよいよ大トリの仙娥滝が近づいてきたと思ったら、遊歩道沿いに一円玉がそこかしこに…。
同行の職員の方に伺うと、観光客が何かしらの願いを込めているそうです。昇仙峡はパワースポットともいわれているからでしょうか。

そして、昇仙峡に行ったら必ず見たいスポットが「仙娥滝」。
この日も、水しぶきを上げながら豪快に流れ落ちていました。しかしここ数か月まとまった雨が降らなかったせいか、水量が昔見た時に比べるとちょっと少なかったかなと思いました。


仙娥滝


ということで、久しぶりに気持ちの良い汗をかいた半日でした。

参加者の皆さん、このイベントを準備し開催して下さったスタッフの皆さん、大変お疲れさまでした。
またこのようなイベントがあれば、健康づくりのため是非参加してみたいと思います。

ありがとうございました!

編集後記
2月3月は花粉症のため全くウォーキングができず、久々のしかも長距離のウォーキングでしたので、大会後2、3日は足が筋肉痛でした。

 


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日本の技と美の世界

2025-05-16 09:15:14 | 紹介

〜山梨県立美術館展覧会〜


こんにちは。市民レポーターの“クッツー”こと沓間 聖です。

県立美術館で開催されている展覧会『皇室の美と山梨~皇居三の丸尚蔵館の名品~』のオープニングセレモニーに行きました。

皇居三の丸尚蔵館は、皇室に代々受け継がれた美術品を保存・調査研究・展示をしています。今回の展覧会では、山梨に関係する名品を紹介しています。

 

館長さんが見どころを解説。

山梨ゆかりの画家、野口小蘋(しょうひん)の色彩豊かで、吸い込まれるような大きな屏風と細かくて緻密なボンボニエールについて、お話してくださいました。私は、ボンボニエールに惹かれました。

 

オープニングセレモニー当日、美術館の庭からの富士山

富士山をテーマにした作品もたくさん展示してありました。ぜひ美術館に足を運んで鑑賞してみてください。

 

展示品の写真撮影はできませんが、この作品だけは、写真撮影OKでした。

 

おまけ

お出かけをするには、いい季節です。文学館にも足を延ばしたり、美術館の庭でお花を楽しんだりするのもいいですね。


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わたしのおすすめ公園紹介①

2025-05-14 14:55:00 | 紹介

“あじさい広場”お城も電車も見ながら遊べる駅チカの公園


こんにちは!市民レポーターの浅沼佳恵です。

夫の転勤で甲府に来て1年、小学2年生の娘ともうすぐ2歳の息子がいる専業主婦です。甲府に来たのも何かの縁。
“半分住民、半分観光客”のような目線で甲府の街をめいっぱい楽しんでいます。

もうすぐ2歳になる息子と過ごす毎日。子どもといると毎日どう過ごそうか迷うことが多いのですが…。
車の運転ができない私は、徒歩か公共交通機関を使って行ける公園をローテーションしています。

前置きが長くなりましたが、今回は甲府市おすすめの公園をご紹介します!

舞鶴城公園の“あじさい広場”です。

(地図の左下の現在地の場所にあります。)

こちらは甲府駅南口から線路に沿って徒歩3分の駅チカ。なんと、“お城&電車が見える公園”なのです!!
特に、電車好き&公園大好きな息子には楽園です。

踏切も近いのでカンカンカンと音が聞こえると「あ、でんしゃ!」と喜んで待っています。一番手前に走る身延線、
その奥にはJR線で特急あずさや貨物列車なども多く見えます。

(見にくいですが、写真の右奥に移っているのが電車です。肉眼ではもう少し大きく見えます。)

公園の施設も綺麗です。

手入れされているお砂場や、未就園児から小学校低学年くらいの子が楽しめるすべり台のある遊具があります。
小学校2年生の娘も楽しんでいました。

お砂場で遊んだり、すべり台しながら電車を見たり…。

少し前は桜も綺麗でした。

今は新緑が綺麗です。

手前に見えるのがあじさいの木です。
その名の通り、あじさいの時期にはあじさいがとても綺麗なようです。昨年は見逃したので、これからの季節が楽しみです。

 

また、公園に飽きたら踏切まで行って電車を待ったり…。

公園から踏切の道には和菓子屋さん“五味餅菓子店”さんがあります。
名物のきび大福をはじめ、おだんごやおいなりさんもあります。

 

息子はここのきなこ大福が大好き!
いっぱい遊んで大福を食べながらいつの間にか寝てしまうのがあるあるです。
線路を渡れば北口、甲州夢小路もあります。ぐるっと舞鶴城の石垣にそってまわれば、新しくできた小江戸甲府花小路も。
ぜひ、遊びに行ってみてください!

あじさい広場
★トイレは舞鶴城公園内にあります。少し歩くのでお早めに。
★車で行く場合は近くにコインパーキングもあります。
★手洗い用水道があります。

 

 


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世界で注目されている『アースデイ』が甲府にも上陸!

2025-05-12 13:52:33 | 紹介

〜4/22は地球を考える日。自分にできることを少しずつやろう!


皆さんこんにちは! 市民レポーターの「てらはる」です。

私は登ることが大好きで、山梨県の色んな山をトレッキングしたり、坂道をロードバイクで走ったりして週末を過ごしています。

甲府市の魅力はなんと言っても360°見渡す限り視界に写る山々!

「自然」をキーワードに、皆さんが足を運びたくなるおすすめスポットを紹介していきたいと思いますので、よろしくお願いします!

 

今回は4/19(土)に甲府市の県庁噴水広場で行われた「アースデイ山梨」に行ってきましたので、そのイベントをレポートしていきたいと思います。

皆さん、「アースデイ」をご存じでしょうか?

「アースデイ」とは、国連が定めた”地球のことを考え、感じ、行動する日”です。

世界的には毎年4/22と定められていますが、今年は平日のため、直前の土曜日4/19にまちづくり法人山梨タンク主催の「アースデイ山梨」が開催されました。

■アースデイ(Earth Day)とは?

地球環境の保護と持続可能な未来のために行動を呼びかける国際的な記念日で、毎年4/22に世界中で様々なイベントや活動が開催され、環境問題への意識を高めることを目的としています。この日は、環境汚染や気候変動、生物多様性の保護など、地球環境に関わる幅広いテーマについて考え、行動を促す日とされており、日本では1990年から各地でアースデイイベントが開催され、代々木公園を中心に音楽やトーク、ワークショップなど多彩な催しが行われています。

甲府市でも2023年から毎年アースデイの催しが行われており、今年で3回目の開催になります。

エコロジーやサステナブルをキーワードとするマルシェや、水素エネルギーに関する展示、ステージでの発表などでとても賑わっていました!


【詳細情報】

・イベント名:アースデイ山梨

・開催日時:2025/4/19(土) 10:00~16:00

・開催場所:山梨県庁噴水広場

https://maps.app.goo.gl/i4KHfuLHXnJGMSVD9

・主催:アースデイ山梨2025実行委員会

・出店数:約30団体

・公式HP:アースデイ山梨 - アースデイ山梨 ・ EARTHDAY YAMANASHI 2025


4月5日(土)・6日(日)に開催された「第51回信玄公祭り」で山本勘助役を務めた女優の優ひかるさん(やまなし大使、・元宝塚歌劇団月組男役)が、ナビゲーター(全体進行)として会場を盛り上げていました。

実は私“てらはる”も、市民レポーターとしての取材だけではなく、「めだか屋あじさい」の屋号で、めだかを通じた環境教育をメインとしたブースを出店しました!

当日はなんと4月にも関わらず、30°を超える真夏日。たくさんの方にご来店いただきました!

空き時間に散策してみると、他にもエコロジーに関係するブースがたくさんあり、とても興味深かったのでご紹介します。

 

①コンポストによる地域全体での生ごみ減量化システム

甲府のまちなかエリアの飲食店と連携し、コンポストによる堆肥づくりと菜園化・緑化を目指した循環システムの紹介ブースがありました。甲府市では家庭における生ごみの減量化の推進のためコンポストの購入補助金制度もありますので、コンポストの普及率が上がればとても良いと思います。

 

②国内の食料自給率の見える化

■ 生活クラブ生活協同組合・山梨

現在の日本の食料自給率38%で料理を「まかなう」場合に、どうなってしまうのかを見える化した展示がありました。

例えば一番左に写っているオムライスを見てください。

スーパーで売っている鶏卵を産む親鳥はほとんどが輸入に頼っているので、オムライスの卵が1/5程度になってしまっています。

 

③みつろうで作った再利用可能な食品ラップ

■ green earth

「みつろう」とは、ミツバチが巣を作るときに分泌する蝋。

柄も豊富で、食品に対してぴったりくっつく素材で使いやすく、洗って再利用できるためごみが出ないというとてもエコな商品。

 

④魚が食べられる洗剤

■ FOLKWOOD VILLAGE 八ヶ岳

石油由来の合成界面活性剤を使わない、水と天然素材で作られたせっけん。合成洗剤使用禁止のキャンプ場でも使え、最後は微生物や小魚のえさになり自然に還っていくとのこと。

 

⑤役目を終え捨てるしかない物を活用した商品

■PLANETME

役目を終えて行き場のなくなったパラグライダーを再利用して作られたバッグは軽くて丈夫、そしてデザイン性も高いと良いことづくし。

また、破けたTシャツからスマホショルダーやストラップを作るワークショップなどもやっていました。

 

他にもキッチンカー販売、カラオケ大会やバンド演奏、ダンス発表などがあり、1日を通して大盛況のイベントでした。

「アースデイ山梨」は来年以降も開催されると思われますので、参加してみてはいかがでしょうか。

 

【おまけ】

アースデイイベント会場近くの「こうふ亀屋座」と「小江戸甲府花小路」は同日オープン。

こちらもとてもにぎわっていました。


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信玄ミュージアム企画展「長篠の戦いと武田二十四将」

2025-05-09 10:30:52 | 紹介

長篠の戦いから450年、武田の武将たちを知る


はじめまして。今年度、甲府市市民レポーターになりました(わか)と申します。

甲府市の魅力について発信しながら、わたし自身も楽しく学んでいきたいと思います。

よろしくお願いします!

 

今回は、現在、甲府市武田氏館跡歴史館(信玄ミュージアム)でおこなわれている企画展「長篠の戦いと武田二十四将」に行ってきました。

今年は長篠の戦いから450年という節目の年。

常設展示とあわせて、長篠の戦いや武田二十四将について思いを馳せることができる展示でした。

今回の企画展で展示されているのはこちらの3点の二十四将図と『甲陽軍鑑』です。

長篠の戦いというと、武田氏滅亡へのきっかけとなった負け戦、というイメージが強い方が多いかと思います。実際、織田・徳川連合軍に武田勝頼率いる武田軍は大敗しました。

二十四将の中でも8名の武将がこの戦いで命を落としたと言われています。

 

今回、取材させていただくにあたり「なぜ、長篠の戦いから450年という節目の年に、二十四将というテーマで企画展示をおこなったのか」という点を伺いました。

合戦図ではなく、二十四将図を展示した意図は?着目してほしいポイントは?それに対しての回答のひとつに「人物を知ってほしい」というものがありました。

 

前述したように、長篠の戦いというとどうしても武田氏にとってはマイナスイメージになりがちですが、ただ「大敗した戦」というだけでなく「そこで戦った武将たち」を知るきっかけになれば、とのこと。

 

そもそも、武田二十四将図というのは江戸時代に『甲陽軍鑑』がベストセラーとなり、そこから芝居や錦絵などエンターテイメント的な部分で広がっていったもののひとつだそうです。

要するに、戦国時代に「武田のこの武将がすごい!」と記録されたものではなく、後世の人間が『甲陽軍鑑』を読んで「武田のすごそうな武将を集めてみた!」というもの。

現代で武将を題材にした小説や漫画、ゲームなどが作られているのとあまり変わらないということです。

こちらが展示されている『甲陽軍鑑』です。ここには各武将の名前や旗印、有していた兵の数などが記されています。現代語訳も展示されていますので、どんな内容か我々でも読むことができます。

 

天下を取ることが叶わず、戦国の騒乱の中で滅亡の道を辿った武田家。にもかかわらず、こうして後の世で創作の題材にもされるほど人気があったのだな、と感じました。つまり、それだけ武田軍、武田の武将たちは魅力的であったということ。

この展示を機に、現代に生きる我々ももっと二十四将ひとりひとりを深く知っていけば、新たな発見があるかもしれません。

 

ちなみにわたしは、二十四将の中では馬場信春が好きです。

信玄の父・信虎の時代からの武田家臣であり、年配者としてときには信玄を𠮟ることもあったとか。信玄亡き後は息子である勝頼に仕え、長篠の戦いでは撤退を進言するも受け入れられず、最期は殿を務め散っていった将です。多くの戦で武功を挙げた知勇兼備の将ですが、合戦においてはかすり傷ひとつ負わなかったとも言われています。

 

そういった“つよつよ”エピソードを持つ猛将知将が24人もいるのです。興味が湧いてきませんか?

二十四将図をまとめて3点も見られるこの展示、ぜひ足を運んでみてください。

二十四将について説明してくれるパネル展示もあります。

また、こちらの展示室では、躑躅が崎館周辺の出土品の展示や音声と映像で学ぶことのできるシアターもあり、当時の暮らしや甲府のまちの様子を知ることもできます。

合戦で活躍した武田の武将たちが普段はどんな生活を送っていたのか、と考えながら見ると、より一層楽しめますね。

 

個人的には、馬の骨の出土の展示が大変興味深かったです。

出土の状況や骨の状態から、非常に大切に扱われていたことがわかるそうで、まさに戦国最強の騎馬隊とうたわれた武田に相応しい出土品であると感じました。もしかしたら、二十四将の誰かの愛馬だったのかもしれません。ロマンがありますね。

 

なお、常設展示では武田三代や甲府の歴史について学べる展示が無料で見られます。

長篠の合戦に関するパネル展示もあります。

今年は山梨県立博物館でも特別展「武田勝頼 日本に隠れなき弓取り」が開催されていました。

武田信玄だけでなく、近年はその父である信虎、息子である勝頼についても再考される機会が多くなっているように感じています。

長篠の戦いというと、どうしても武田氏滅亡というイメージがありますが、この機会に、改めて長篠の戦いでの勝頼や武田の武将たちの活躍に注目してみるのもいいかもしれません。

 

さて、ここからは余談ですが……。

信玄ミュージアムといえば、わたしは実はトイレ内の掲示が好きなんです。

今回は職員の方にお願いして、特別にトイレ内を撮影させていただきました。

【女性用】

武田家に縁のある女性の名前がそれぞれの個室に貼られています。どこに入ったらいいか、迷ってしまいますね。

【男性用】

よくある「一歩前へ」の掲示にもユーモアがあって思わず笑ってしまいます。英語版での案内があるのもいいですね。

 

実はコインロッカーも面白いです。

「鬼」に関する二十四将たちが選抜されています。

 

他にも、信玄ミュージアムには見どころやフォトスポットが数多くあります。武田神社の目の前にある施設ですので、武田神社へお参りの際に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

職員のみなさま、この度はお忙しいところご対応いただきありがとうございました!

※写真は全て許可を得て撮影しております。本来は撮影禁止となっている展示もございます。

 

【甲府市武田氏館跡歴史館(信玄ミュージアム)】

https://shingen-museum.com/

〒400-0015 山梨県甲府市大手3丁目1-14

055-269-5030

開館時間:9:00~17:00 休館日:火曜日(その他臨時開館・休館あり)

観覧料:特別展示室300円

 

企画展「長篠の戦いと武田二十四将」2025年3月20日(木)~6月2日(月)


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