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甲府市の市民レポーターがこうふの話題をお届け!

「とびだせ!市民レポーター!」7月号こぼれ話

2025-07-11 17:50:00 | 紹介

〜市民文芸の選者ってどんな人?~


こんにちは。市民レポーター植松です。

甲府市広報誌の7月号「とびだせ!市民レポーター」にて、市民文芸コーナーの3人の選者を紹介しましたが、
今回は誌面に書ききれなかった「こぼれ話」をブログで紹介します。

短歌の選者を務める三枝浩樹さん

三枝さんは現在、甲府市広報誌の市民文芸コーナーをはじめ新聞や短歌大会の選者を務めるかたわら、短歌の講座の講師も務めています。

短歌という日本固有の文学の専門家である三枝さんですが、実は大学は文学部英文科を卒業されています。
卒業後は高校の英語の教師として定年まで教壇に立ちました。

また、三枝さんは5人兄弟の5番目だそうですが、実は4番目のお兄さんが山梨県立文学館の館長を務めている三枝昂之さんです。
短歌を始めたのは兄・昂之さんより早く、中学3年生の時でした。昂之さんは、浩樹さんが始めてから半年後に始めたそうです。

日本短歌界の最高賞である「迢空賞(ちょうくうしょう)」は、昂之さんも受賞されていますが、この賞も実は、昂之さんは浩樹さんの2年後に受賞されています。

三枝さんは、「短歌は一期一会、心の日記であり、ささやかなことが実は大きなことかもしれないと気づかされることもある」とその魅力を語っています。
そして「日々の暮らしの中で感じたことを素直に表現してほしい」と、短歌を作る人たちにエールを送っています。

 

俳句の選者を務める井上康明さん

日本を代表する俳人、飯田蛇笏・龍太の俳誌『雲母』の流れをくむ『郭公』の主宰者である井上さんは甲府市在住で、ご自宅で『郭公』の編集を行っています。

『郭公』は毎月発行されていますが、句を寄せる会員は、北は北海道から南は九州鹿児島までのほぼ全都道府県に及んでおり、遠くはカナダのトロントからも句が寄せられています。

『郭公』の編集者は、主宰の井上さんを含め全部で5人、毎月2回編集会議を開き、110頁前後に及ぶ俳誌の構成を検討したり、企画の投稿者を決めたり、印刷所とのやり取りや俳誌の発送など実に煩雑な作業を行っています。

こうした俳誌刊行の作業以外にも自身の俳句を俳誌へ投稿したり俳句講座を受け持ったりと、実に日々多忙な俳句人生を送っています。

その井上さん、『郭公』に対しては「ベテランと若手がともに活躍する舞台にしていきたい」と語る一方、俳人としては「情熱的な俳句を作った蛇笏が好きで、飯田龍太に学び自分の俳句を作ってきた。だから龍太・広瀬直人・福田甲子男の伝統的な俳句の魅力を後世に伝えていきたい。」と抱負を語っています。

 

川柳の選者を務める深澤弘(ひろむ)さん

双葉町出身の深澤さんは、酒屋を経営するため「酒類販売業」の免許を取得し、28歳の時に甲府市で酒屋を開店しました。
酒屋は50年間経営していましたが、78歳の時に店を閉じました。

そのお店のあったご自宅には今、深澤さんがこれまでに獲得した各種川柳大会での入賞の盾がずらっと並んでいます。

65歳の時に川柳を始めた深澤さんは、75歳の時に池田地区文化協会川柳部門の部長に就任。
そして昨年、山梨県川柳協会の会長に就任しました。

そんな深澤さんは、毎月1回、地区の公民館で仲間と川柳を楽しむかたわら、川柳普及のため今年の1月と2月には合わせて3回にわたり、山梨県生涯学習センターで川柳の公開講座を開催しました。

また毎年、各県持ち回りで開かれている国民文化祭の川柳部門に応募しており、これまでに最高賞の特選を2回、準特選を1回受賞されています。

深澤さんの特選の作品と準特選の作品をご紹介します。

■国民文化祭 川柳部門

2014年 秋田大会  特選  米一粒流した母の独り言

2019年 新潟大会  特選  通帳を開き余生を組み立てる

2019年 新潟大会  準特選 ごめんねが言えたら楽に生きられる

 


「短歌」「俳句」「川柳」いずれも未経験という方、是非一度どのジャンルでもよいので気軽な気持ちで挑戦してみませんか?

年齢がいくつになっても新たな自分の発見があることは間違いありません。


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語り継ぐことの大切さ

2025-07-04 16:35:00 | 紹介

〜甲府市立湯田小学校~


こんにちは。市民レポーターの“クッツー”こと沓間聖です。

今年は、戦争が終わって80年

80年前の7月6日深夜から7日にかけて、甲府空襲がありました。たなばた空襲ともいわれています。

甲府市内の中でも、被害が大きかった湯田地区。400人以上の方が亡くなりました。

ブログのトップ画像は、この湯田地区にある「湯田小学校」の焼け残った旧校門です。
湯田小学校では毎年、1年生がおうちの方といっしょに、甲府空襲についてお話をきくことを続けています。

今年も、『もうひとつのたなばた』の作品を通して、また、戦争を体験された方のお話をきいて、甲府空襲について知る行事がありました。


 


『もうひとつのたなばた』を発表してくださったみなさんです。
笛の演奏を入れたり、子どもと大人の声を使い分けたり…。いろいろな工夫が…。

1年生も「山梨県甲府市」「愛宕山」という言葉が出てきたところで、「えっ!」という反応があり、
自分たちの住んでいるところであったことなんだと感じたようでした。


続いて、甲府空襲を体験された方からお話を聞きました。

「本当にあったことなんだよ。はだしで、甲府駅から武田神社まで逃げたんだよ。学校も焼けちゃったんだよ。」

戦争が終わっても、すぐ平和になるわけではないという言葉が印象に残りました。

1年生なりに感じることがあり、おうちの方と戦争や平和について話し合うきっかけになったのではと思いました。

また、6年生から、こんな話を聞きました。
「1年生の時に見た『もうひとつのたなばた』のこと、とてもよく覚えています。
私たちのときは、コロナで子どもたちだけでしたけれど…。戦争のことを伝えてもらう貴重な機会でした。」


あらためて、
語り継ぐことの大切さを感じました。

 

~おまけ~

相川小学校の青い目の人形、ピ-スフェスタ、甲府空襲・戦争と平和・環境展、山梨平和ミュージアムなど、戦争と平和に関する話題を7~8月を中心に今までブログで取りあげてきました。
今年は戦後80年。
様々な催しが企画されていますので、足を運んでいただけたらと思います。


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国母地区のパワースポットに行ってきました!!

2025-07-02 16:40:00 | 紹介

〜「国母」の歴史と姫見塚~


こんにちは、市民レポーターえだです。

6月ですでに暑い日が続く中、国母地区の歴史について取材してきました!

今回訪れたのは国母地区にある「染殿宮(そめどのみや)」と「姫見塚(ひめみづか」です。

平安時代、国母の地域一帯は第56代・清和天皇の母である藤原明子(ふじわらのめいし/ふじわらのあきらけいこ)の領地であったという説があります。

生まれ育った京都の寺院にちなみ、明子は染殿后(そめどののきさき)と呼ばれていました。


裏手にある「姫見塚」は、この地で72歳の天寿を全うした明子の墓と伝えられています。

清和天皇は甲斐源氏の祖ともされ、その母である明子は「国の母」。
そこから、この地域は「国母」となったとされています。
名前の由来はそこから来ていたのですね!

今年5月の国母地区の運動会で、前日大雨になったにもかかわらず、当日は天候に恵まれ、
国母地区の自治会連合会長さんは「国母は国の母に守られていると感じました。」とお話し
されていました。
染殿宮、姫見塚はまさにパワースポットですね。

染殿宮は、よく見ると彫刻が素晴らしい!
とても細かく獅子などが施されています。
一見の価値ありなので、ぜひ近くを通られた際には見ていただきたいです!


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山梨ファイアーウィンズ紹介第2弾 ~監督・選手編~

2025-07-01 14:00:00 | 紹介

〜地元プロ野球チームに所属する甲府ゆかりの監督・選手にクローズアップ!~


こんにちは、市民レポーターです。

今回は、前回に引き続きルートインBCリーグ所属「山梨ファイアーウィンズ」紹介第2弾として、
地元プロ野球チームで活躍する、甲府にゆかりのある監督・選手のみなさんを紹介します!

甲府市出身、甲府市内の学校出身である監督4名の選手に、以下の質問項目についてご回答いただきました。


①フルネーム(読み) ②背番号 ③ポジション ④出身 ⑤出身校

Q1.「山梨ファイアーウィンズ」の魅力やご自身のアピールポイントを教えてください

Q2.甲府市の好きなところや魅力、またはお気に入りスポット・おすすめスポットがあれば教えてください

Q3.ブログを読んでいるみなさんへのメッセージをお願いします


こちらの凡例に沿って、写真と質問の回答を掲載します。

ぜひ、顔と名前を覚えてくださいね!

 

★五島裕二監督
現役時代にはオリックスの選手としてNPB経験もある、地元甲府市出身の監督です。

①五島 裕二(ごしま ゆうじ) ②85 ③監督 ④甲府市 ⑤山梨学院高校

Q1.
山梨ファイアーウィンズの魅力は、何といっても打撃力のある選手たちがそろっていることです。
そして、明るく爽やかな雰囲気の選手たちもファンの皆さんにとっての魅力のひとつかもしれません!
盗塁の多さもチームの特徴で、機動力を生かしたプレーが見どころです。
さらに、一体感ある守備にも注目してほしいです。

Q2.
昇仙峡が好きな場所です。
小さい頃からよく遊びに行っていて、自然の中でリフレッシュできる、とても思い出深いスポットです。

Q3.
これからもまだまだたくさんの試合があります。
ぜひ球場に足を運んでいただき、山梨ファイアーウィンズのプレーを間近で見て、応援してもらえたら嬉しいです。お待ちしています!

 

 

★橘田純一選手
予告先発で名前を見たことがある方も多いのではないでしょうか。マウンドとオフショットのギャップも魅力的です。

①橘田 純一(きった じゅんいち) ②20 ③投手 ④笛吹市 ⑤甲府城西高校

Q1.
チーム全体、元気がよくその中でもONとOFFのメリハリがありとても良いチームだと思います。
自身のアピールポイントは、制球力ストレートの回転数が多く打者を打ち取るところです。

Q2.
おすすめのスポットは、昇仙峡です。
昇仙峡には滝がありすごく迫力を感じます。そして、渓谷、山の岩がとても素晴らしいです。

Q3.
チーム全体が勝ちにこだわって日々練習しています。
1試合でも多く勝ち、応援してくれる人や興味をもってくれている人たちに元気を届けられたらと思っています。
地域に少しでも貢献できるようにこれからも頑張っていくので、温かい声援、応援よろしくお願いいたします。

 

 

★穂坂晴天選手
特技欄には「工業系の溶接」、甲府工業高校出身のサウスポー高卒ルーキーです。

①穂坂 晴天(ほさか はるたか) ②21 ③投手 ④南アルプス市 ⑤甲府工業高校

Q1.
ファイアーウィンズは一年目のチームですが、チームの雰囲気がよく、そしてのように熱く🔥、一人ひとり個性があり、とても魅力のあるチームです。そして自身としては投手をしており、キレのある変化球で打者を打ち取るところがアピールポイントです。

Q2.
甲府市の好きなところは、昇仙峡です。
高校の競歩大会でのコースにあり、とても渓谷が美しく、季節により景色の良さがそれぞれありとても縁のあるスポットだからです。

Q3.
地元山梨の選手として、山梨県を盛り上げていけるように頑張ります!
ぜひ球場に足を運び、ファイアーウィンズの試合で、一緒に熱く燃え上がりましょう!応援のほどよろしくお願いします!

 

 

★松原宇宙選手
変化球の研究に熱心な高卒ルーキーの投手。気合いの入ったユニークなコメントをくださいました。

①松原 宇宙(まつばら そら) ②52 ③投手 ④甲府市 ⑤甲府工業高校

Q1.
山梨ファイアーウィンズの魅力は、何と言ってもユニフォームです。
山梨の自然の緑・そして武田信玄の風林火山にちなんだチーム名。
これぞ山梨といった名前がもっと関東に広がり、歴史に詳しくない方も山梨、甲府、武田信玄と野球から、私たちの街に興味をもってもらえたらと思っています。
武田信玄(五島監督さん)24武将(選手)はまさにファイアーウィンズだと思います。
自分の名前は、宇宙(そら)と書きます。の如く、の如く、の如く、の如く、そして宇宙の如く頑張ります。

Q2.
現代と歴史のコラボレートした街並みや建造物がとてもきれいな街だと思います。
甲府駅北口の夢小は、野球を見に来た方々、県外の方にも観光気分を味わえる場所だと思います。
武田神社から盆地を見ると歴史を感じる城下町の面影があるところは、とっても魅力的です。
武田神社前の信玄ミュージアムは今、自分が一番行ってみたいところです。

Q3.
今年参入1年目のチームです。
450年前全国にその名を轟かせた武田の騎馬隊の如く、ファイアーウィンズも現代でその名を轟かせたいです。
応援よろしくお願いいたします。

 

 

★宮川隼人選手
今回紹介する中で唯一の県外出身選手。千葉県出身の宮川選手が感じる甲府の魅力とは……?

①宮川 隼人(みやがわ はやと) ②34 ③投手 ④千葉県船橋市 ⑤千葉英和高校―山梨学院大学

Q1.
山梨県初のプロ野球チームとして活動しており、1人1人本気で夢を追い、叶えようとしている姿が魅力です。
また、地域の子どもたちと野球教室などを通じて交流しながら、新たなプロ野球選手を目指す子どもたちの目標になるよう努めております。

Q2.
甲府市は富士山の絶景や昇仙峡の渓谷美など、豊かな自然に囲まれた街です。
周辺には山梨百名山に選ばれた山々が点在し、登山やハイキングも楽しめます。
また、戦国武将・武田信玄ゆかりの地としても知られ、武田神社甲府城跡など歴史ある名所も充実。
自然歴史が調和した、心豊かに過ごせる魅力あふれる地域です。

Q3.
甲府市にある山日YBS球場でも試合を行っています。
主にナイター試合を行っておりますので、ぜひ日中は甲府市で自然や歴史を感じ、夜は夢を追う選手たちの姿を見に来てください。



ということで、今回は甲府市出身・ゆかりの監督・選手を紹介させていただきました!

ファイアーウィンズには、甲府市以外にも山梨県内出身の選手が多く所属しています。ぜひ注目してみてください。

もちろん、出身地に関わらずどの選手もみなさん魅力的なので、実際に球場に足を運んでその活躍を見ていただければ嬉しいなと思います!

山梨ファイアーウィンズの監督・選手のみなさま、スタッフのみなさま、
この度はお忙しいところ取材にご協力いただきありがとうございました!

※今回、監督・選手のみなさんのお写真はファイアーウィンズの広報さんからご提供いただきました。

【山梨ファイアーウィンズ ホームページ】
https://yamanashi-firewinds.jp

 


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甲府市消防団員消防操法大会を見に行きました

2025-06-30 11:00:00 | 紹介

地域の安心安全を守る人々の活動を知る


こんにちは!市民レポーター浅沼佳恵です。

夫の転勤で甲府に来て1年の、小学2年生の娘ともうすぐ2歳の息子がいる専業主婦です。
甲府に来たのも何かの縁。“半分住民、半分観光客”のような目線で甲府の街をめいっぱい楽しんでいます。


甲府市のインスタグラムの投稿から、中央市にある山梨県消防学校で「第60回甲府市消防団員操法大会」が行われることを知りました。

一般の人も見学ができ、消防車がいっぱい来るそうです。

2歳の息子は「はたらく車」が大好き!
消防車ももちろん大好きです。

街なかを走っているのは見たことがあるけれど、実際にホースを伸ばして水を出しているのは見たことがありません。
これは行かねばということで、家族で行ってきました。

駐車場に着くと、すでに赤い消防車両がいっぱい。その時点で息子は大興奮。

会場まわりに並んだ消防車も魅力的で、ずーっとその場を離れませんでした。

開会式の後、いよいよ開始です。

きびきびとポンプやホースの操作をする消防団員の方々の姿はとても格好良く、
どのチームも息の合った動作で感動しました。

消防団の方々は他のお仕事を生業としている方々。
お休みやお仕事後などに訓練を一生懸命されているのだなと思うと、ありがたい気持ちでいっぱいでした。
日頃の訓練を惜しまないからこそ、いざという時に迅速に対応することができるのだと思います。

はじめは多くの消防車が見られるからという理由で見学に行きましたが、
地域を守ってくれている消防団員の方々を知るきっかけになりました。

息子もとても楽しかったようです!


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