Arma2のマシニマがすごい

2012-10-04 21:15:34 | ArmA2

海外の人達が作ったArma2のマシニマがすごい。
マシニマとはゲームで作った映画のような映像作品で、
過去にはCoDシリーズなどで多く作られて話題となった。


ArmA 2 Movie: The Beginning of Sorrows


ロシア軍がアメリカ本土に侵攻してきたというもので、
去年発売したCoD:MW3も同じような始まり方なので、
Arma2版だとこうなるみたいな感じ。
特に冒頭のほうは一瞬実写かと見紛う。
A-10攻撃機のVoooooo!!!!もあり、
最後はなかなか衝撃的な終わり方をする。

やっぱArma2といえば大規模戦争であり、
DayzのようなゾンビMODが大流行してるようだが、
本分は圧倒的にこっちなのだ。
みんなDayz目的であってもせっかくArma2を買ったなら戦争しようぜ!!

新情報が出なくなって久しいArma3ももうすぐ発売のはずなので楽しみである。

ARMA2戦場日誌その7 ~ 投槍ジャベリン ~

2012-02-02 21:06:34 | ArmA2

久々にArma2戦場日誌。
クラン員のimoutupと共にロシア軍の本拠地を攻め込む。
俺たちが参戦した時、このラウンドは開始から6時間も経過しており、
既にゲームは佳境といったところで、広大なMAPの9割のエリアをアメリカ軍が掌握していた。
そこで残るロシア軍の本拠地を陥落させるべく本隊に混ざったわけだけど・・・

さすがに最後の拠点は抵抗が厚い。
拠点の街自体が大きいし、街道には何輌もの戦車や装甲車が配備されており、
街の周囲にも機関銃座や歩兵部隊が山ほど布陣している。

俺とimoutupは山の上から軽装甲車で一気に駆け降りて街に取り付く作戦をとったが、山を越えて街を見下ろすなり、
各所に配備された機関銃座からの曳光弾がいくつもの筋となり飛んできてあっという間に蜂の巣にされる。
強烈な弾幕網だ、まるでア・バオア・クーの戦いだ。
別の方向からアプローチした友軍部隊も跳ね返されており、
完全にこの街は要塞化されている。

しかし所詮は最後の抵抗。
悪あがきにすぎず、そのうち圧倒的に物量で優る我軍の前に要塞は陥落するはずだが、
敵兵の決死の抵抗により消耗戦で長引くのはおいしくない。
数に頼った力押しではなく最善の方策を採るべきだろう。




ということで、俺が採った戦術はアウトレンジ戦法。
FGM-148対戦車ミサイル「ジャベリン」を使い、1km以上離れた山の上から狙撃する。
ジャベリンは歩兵携行用ミサイルだが重量がある為、歩兵1人が持ち運べる弾頭は1発が限界だが、
ハンヴィーに車載して運搬することで連射してやろうという試み。
結局ハンヴィーには5発のジャベリンミサイルを載せたので、
全弾を上手くあてれば5輌の敵装甲車両を屠ることができるだろう。
街に立て篭もる連中には反撃の術がないはずである。

山の上からロックオンし発射すると、1km以上先であってもミサイルは敵車両に向かって正確に向かっていく。
これでT-90戦車やBTR-90装甲車などを撃破し、味方部隊の攻撃を支援した結果、
熾烈な市街戦の末に見事に本拠地を陥落させることに成功したのである。




その後はクラン員のtotoくんも合流し、3人行動に。
彼とはリアルでもサバゲー仲間であり、デルタフォース並の洗練された身のこなしを見せるが、
口を開けば大好きなキャバクラが飛び出すアラフォーのおじさまでもある。
M16A4にM136ランチャーと、米軍兵士として平均的な装備だ。
ちなみにArma2は初プレイである。

一緒にimoutup,totoと俺の3人でヘリに乗って敵の残党を狩りに行く。
Arma2の他では有り得ないスケール感にいたく感動したようで、
やたらテンションが上がってた。


一応今年の秋ごろには続編のArma3が発売予定であるので、それまでにArma2のシステムに慣れ、
スムーズに移行できるようにしてもらいたいものである。
Arma3楽しみだなー。

ARMA2戦場日誌その6 ~ タンク・ハンター ~

2011-05-19 18:27:29 | ArmA2



この日はゲリラ戦。
深い山奥、視界も遮る森林の中、
どうやらカモフラージュして待ち伏せする敵の戦車が、
味方の行動の妨げとなっているらしい。

俺と相棒のpesくんはTank Hunterとして、この脅威の排除に従事する。
徒歩による移動でこの森林に忍び、どうにかして先に待ち伏せしている敵戦車を発見し、撃滅する。
歩兵による対戦車戦闘という危険極まる任務だが、森林という紛れやすい環境は歩兵に味方してくれるだろう。
サプライズアタックを仕掛けてやる。


深緑の中、耳と気配だけを頼りに進む。
味方の報告と地図から推測される位置に向かい、
ヤツのエンジン音や駆動音に耳を澄ませる。
敵も隠れているのだ、慎重に歩を進めなければ。

最初はおぼろげながら、しかし進むにつれ確実に、
ヤツの気配が確かなものとなって感じられてくる。


「こっちかな? 南東の方向。」

「だんだんと近づいてる。」

「この方向からなら気づかれないはず。」

「・・・近い、恐らく300M以内だ。」


「・・・いた! 発見、俺から10時の方向、100M先にM1エイブラムス戦車!」


pes 「こちらでも目視しました。」


ロシア製の無誘導対戦車ロケット砲である、RPG-7に持ち替えながら、pesくんに合図する。
これは近距離戦用の兵器なので危険も伴うが、森林に紛れてなら戦車にも十分に接近できる。
100Mの距離、相手は静止目標、木々の合間を狙う。
この距離なら外さない。

「こちらは射程内に収めた。 そっちは?」

「こちらも狙いをつけました。 撃てます。」

「オーケー、射撃準備、同時にいくよ。 ・・・3、2、1、撃て!」



瞬間、戦車から見て凡そ12時方向と9時方向から、
つまり正面と側面の異なる方向から、白い尾を引く2本の矢が放たれた。
木々の合間を縫って、戦車に突き刺さる。

「命中!」

「こちらも命中! ・・・爆発炎上!」

「オーケー、対象の撃破を確認。」





100M先で爆発炎上する戦車。
この距離から先に発見し、狙いをつけた。

RPG-7はタンデム弾頭を用いる強力な対戦車弾といえど、
米軍のM1エイブラムス戦車は世界最強の性能を有する戦車だ。
1発当てた程度で戦闘不能にすることは望めず、同時に射撃して確実に初撃で撃破しなければ、
鋼鉄の反撃によりたちまち俺達は肉片と化していただろう。




近づいて戦果確認。
森の中でアンブッシュするM1エイブラムス戦車を撃破したことで、
この範囲における味方部隊の通行の安全を確保した。
小規模なゲリラ戦といえど、この勝利は大きな戦果である。

ARMA2戦場日誌その5 ~ アンブッシュ ~

2011-01-06 19:25:08 | ArmA2



時刻は早朝4時10分。
空が白み始めた暁のもと、
作戦は開始される。




適当に走っているハンヴィーを捕まえ、戦友たちと乗り合って作戦地域へ。
早朝とはいえまだまだ暗く、敵は闇にまぎれている。
このドライバーのように、暗視ゴーグルは欠かせないだろう。


武装ゲリラ、もしくはロシア軍とおぼしき敵を撃ち、
手近な拠点からいくつか占領していく。
そのような任務に1時間ほど従事していただろうか。

次第にだんだんと空は明るさを増していき、
兵士たちの頭からは暗視ゴーグルが取り外され、
5時半も回ると完全に大地は陽の光に照らされた。




時間の概念があるのがこのゲームの特徴の一つ。
リアルタイムという気長な進行ではあるが、
時間の歩みとともに戦況も違う顔を見せることになる。

夜間や未明ならば闇に紛れての隠密作戦といった性格があるが、
朝日が顔を出すと、視界が開けると共に正面戦闘の傾向が強くなり、
遠距離からの狙撃、ミサイル、砲撃と、実に騒がしくなってくる。




時刻が6時を回った頃、クラン員のpesくんと合流。
Arma2ではプレイヤーはそれぞれ自分の顔などを設定できる為、彼は初老の出で立ちで、
まるでザ・ロックに出てくるような古参兵といった雰囲気を醸し出している。

pesくんの装備は対物狙撃銃と対戦車地雷。
俺の装備はSCARライフルと対戦車ミサイル。
嵩張るこれらの持ち物は、今回の作戦に深く関係している。




今回の作戦は、敵の勢力下に潜入し、ゲリラ戦を展開するというもの。
地雷、対戦車ミサイル、狙撃銃などで待ち伏せと奇襲でのアウトレンジ攻撃を行い、
後方地域の敵軍の増援部隊、装甲部隊などを未然に撃破することを目的とする。
援軍阻止、漸減作戦である。

Arma2の戦域は果てしなく広大な為、待ち伏せるにしても上手く地点を選ばなければ何十分も待ちぼうけになってしまう。
そこで今回は、ココ、重要拠点BastamFalarを南北で結ぶ幹線道路を目標地点とした。
Falar以南にはさらに戦略上重要な拠点群があり、Falarはそこに至るまでの通り道である。
これまでの戦況から、ロシア軍の本拠地はBastamより北方にあると仮定し、
重要拠点群を取る為にこのFalarへ至る道路は必ず敵の交通があると予想した。
ここを封鎖すれば、敵の増援が遅れ、Falar以南の友軍部隊が優勢となり、戦線を押し上げてくれるはずである。




これが目標の道路である。
地雷敷設に走るpesくん。

言うまでもなくここは敵の勢力下で、東西南北どちらを向いても敵の拠点しかない。
つまり隠密性が最重要となる作戦である。
この地雷を敷設している間、2機ほどロシア軍ヘリが上空を通過するも、
俺たちには気づかずに通りすぎていった。
まさかこんなところにゲリラ部隊が入り込んでいるとは思っていないであろう。


敷設した後、丘に登り岩の後ろで待ち伏せる。
ここは忍耐との勝負である。
しりとりでもしながら待っていたところ、
しばらくすると・・・

「車輌の走行音!」




眼下を見ると、北から南に、3輌編成の車列が走っている。
予想的中!
先頭はロシア軍のBMP歩兵戦闘車、後ろにAPC(装甲兵員輸送車)、そして救護車。

俺は持ってきた対戦車ミサイルのスコープを覗きながら、
固唾を飲んで車列の動向を見守っていると・・・




踏んだ!
まず先頭のBMPが地雷を踏み、続くAPCも地雷で撃破。
吹っ飛んだ車内から乗員の死体が四散する。

3輌目の救護車はそれを見て緊急停止するも、俺が持ってきた対戦車ミサイルで撃破する。
コレは1km先からロックオンし誘導する、長距離戦用のスグレモノ。
赤十字を撃つのは気が引けるが、ここは戦場なのだ。




大部分の敵は地雷とミサイルで死亡したと思われるが、
少数、かろうじて脱出した敵の乗員が走ってきたので、
ライフルに持ち替え交戦を開始する。

pesくんは12.7mm狙撃銃、俺は7.62mmライフル。
標準の5.56mm弾の銃ではなく、どちらも大口径ライフルを持ってきている。
大口径弾のほうが弾道直進性に優れ、長距離での命中精度は高い。
要するに徹底的にアウトレンジ戦なのだ。
かろうじて生存した敵兵も満足に反撃できぬまま、
丘の上から狙撃されるだけの運命だった。


「1人ダウン、2人目ダウン、3人目・・・4人目、ダウン。」
「クリア!」
「オーケー、殲滅完了だ。」


たった2人の待ち伏せと奇襲により、1個小隊(20人超)と2輌の装甲車、1輌の車輌を撃破した。
作戦成功!

2人で今回の戦果についてウキウキと語りながら、
ハンヴィーに乗り自軍拠点への帰路へついた。
そして弾薬の補給をし、再び次の作戦へと向かうのだ。

ARMA2戦場日誌その4 ~ 空中騎兵 ~

2010-12-29 20:18:30 | ArmA2



この日の戦いは、我がロシア軍が劣勢に立たされていた。
太陽が照りつけるここTakistanの砂漠地帯では、
各地で米軍部隊との戦闘が勃発していたものの、
重装甲兵器を多量に投入している米軍を駆逐するのは容易ではなく。

戦力を集中しての強力な一打により、損害を出しつつもやっと米軍拠点を占領しても、
その間に他の戦線で我がロシア軍部隊が敗退を喫するという戦局だった。


俺とクラン員のmojaは、司令部にて新たな攻撃作戦の準備を行っていた。
カラシニコフ小銃のマガジンやグレネード類、
RPGなどの対戦車ロケット弾や対空ミサイルなど、
補給用の弾薬をせっせと装甲車に積み込む作業。

前線での火力を十分に維持できるように、
できるだけ長時間前線で戦えるように。

作戦についての話や、ただの談笑を交えながら、
対戦車弾は何発で、対空ミサイルは何発で・・・
と指示した配分どおりに、装甲車に積載していく。


すると、西の方向の山岳地帯から航空機の飛行音が接近してくる。
ヘリの音・・・友軍かなと思いながらも注視してみると、
太陽を背に突如姿を現したのは、米軍の攻撃ヘリだった。
瞬間、ロケット弾が大量に放たれる。
鉄の雨だ。

俺とmojaはとっさに伏せたりして、運良く負傷はしなかったものの、
司令部は炎に包まれていた。

ロケット弾が尽きたらしく、米軍ヘリは西の方向へ引き返そうとする。
逃がすか!
とっさに、装甲車に積載したばかりの肩撃ち式のIGLA対空ミサイルを取り出し装填。
既に3kmぐらいは遠ざかった米軍ヘリに向けてロックオン。
IGLAは歩兵が肩撃ちできる小型ミサイルだが、射程は5kmはある。
トリガーを引くと、攻撃ヘリはフレアを放出するが回避しきれず、
地面に急降下したあとに、遠くで爆発音が鳴り響く。




mojaと歓声を上げるも、またすぐに米軍ヘリはやってきた。
次は2機、3機と立て続けに急襲してくる。
他の味方も対空ミサイルを担ぎ始め、空には白い尾を引く光の矢が3本、4本、5本と次々と打ち上がっている。
敵のヘリもフレアで回避したり撃墜されたり、うかつには近づけなくなったが、
次は米軍の大型輸送ヘリであるCH-47「チヌーク」が高速で接近してきた。
そして後部扉が開き、そこから次々にパラシュートが大量に降下する。
次は空挺部隊か!

あげくにさらに別のチヌークが装甲車なども吊り下げて空輸してくる始末。
敵はなにがなんでも空からこの本拠地を攻め落とすつもりらしい。


結果的に、この波状的な空中騎兵部隊(ヘリ・コマンド) による空襲攻撃を受け続けたロシア軍司令部は、
その全機能を喪失し、敗北となった。


今回は作戦準備段階の補給作業中という日常の中の奇襲攻撃で、
油断してSSツールを起動してなかった為、
ろくにSSを撮影できてないので文章主体です。