ヘボのアルバム (続編)

四季折々の戯言を・・・
そこから何が読めて来るか?

     『 小さな秋見つけ~~~た!!! 』

2023-09-20 00:05:49 | 日記

             

『鬼灯』探索地の近くに『栃』の木がある・・・発見は昨年! ここ数年『鬼灯』も採取を兼ね『ヘボ』ちゃんや如何に?と欲を描く!!! 当然の事ながら餌の持参は欠かさない。餌を撒きながら急坂を上る。登り切る寸前で栃の実の殻が落ちていた!!! もしや? 案の定、空に交じって実も交じっていた!!!  

花垂らし小僧の時代、栃の実をゴタ小僧達は『トチンブク』と言い夫々の小僧達はお宝にしていた!!! 何で『トチンブク』は流行ったのかは解らないが、『メンコ』と同様かそれ以上の価値があった!!!

 昔も書いた覚えがあるが、諏訪地方で栃木を見る事は先ず先ずない!!土地柄なのかもしれない? 信州も中信地方まで入ると栃木はそれほど珍しい樹でもなくよく見かける。156号線を飛騨地方へと進むと栃木がザラザラとある!!!家を建てた直後庭木に栃木を植えたい!!!と考えたことがあった。花垂らし小僧時代のお宝『トチンブク』の思いが強いからだった。蜂仲間の友人にこの話をすると「止めとけ!!!止めとけ!!!!!」とかなり強い口調で言われたことがある。栃木は巨木になり屋敷に植えると収拾が付かなくなるというのだ。成程!!!と・・・

この位の思い出がある。まだまだこの地に来て土地柄を知らない時は栃木を見付けては木の下をウロウロしたものだった。栃の実が落ちる時期をよく知らなかったので昔々のお宝を見付けることは困難だった!!!しかし、今日では山も知り、『トチンブク』が落ちる時期も承知し出したので沢山拾う事はそう難しくもない!

昨日は昨年の経験を知り尽くしているのでジャストインタイムでその地に出会えた!!! 昨年より木が大きくなったのか?それとも当たり年になったのか?ザラザラ落ちていた!!! 老い耄れ爺がよく出掛ける某地と同じくらいの勢いである!!!!!  10数分程で1升位は拾った!!! その数たるや半端ない!!!!!

序に、鬼クルミや栗さんも… 鬼灯を仲間に入れるのも、また、楽し・・・

 貰ってくれる人もいないので1升位で拾うのは止めた!!!この地の『トチンブク』はやや小振りで可愛い!!! 『鬼灯』を取る作業も残っているのでこの地を去った。

このチョコレート色した『トチンブク』は大好きで長い年月洋間の飾り棚に飾り、また、お仏壇にも飾るのをし続けてきた・・・

今日は、早朝から『トチンブク』を笊に入れ殻に付いている渋を洗い流した。見る間に渋は採れ奇麗になる。 幾つかのグループに分け仏さま、玄関、各所にある飾り棚やテーブルに・・・

序だったが栗も見た・・・ が今年は、天候が良すぎたせいか?虫食いが多く、食べるのは困難に!!! 栗の子は貰い手も多く栗ご飯やお強にするのは大変厄介だが、食すと絶品だ!!!子供の頃、秋祭りが来ると母親に栗拾いを命じられた!!! 1升も拾うと褒められたものだった!!! 栗お強はお祭りの御馳走には欠かせられない!!!

拾い出したが虫食いが多く、また、落ちて日も経っていたのであの栗色した輝きはなく拾うのを辞めた。 昨年は2升近くも拾い、婆のお友達に遣ったが、栗御飯にして美味しく頂いた!!!と後日連絡が来た・・・ 昨今思うのに最近鼠が少なくなったのか?栗を挽く小動物が少ないように感じる。気の所為であろうか?昔々は一晩で栗は引き込まれてしまっていた!!!

こうした木の実が落ち出すともう秋も真近になる・・・  『暑さ寒さも彼岸まで・・・』とはよく言ったものである・・・

 

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