ヘボのアルバム (続編)

四季折々の戯言を・・・
そこから何が読めて来るか?

     『 掘り損ない:連荘巣!!! 』

2019-08-07 08:07:48 | 日記

               


この不作の年に「連荘巣」に遭遇するとは!!! 
内心この出会いには衝動を覚えた!!!
見付けた瞬間、眼を疑った!!!  まさか!!! 
紛れもなく飛びこんだ巣穴横1mの所で騒ぎ出したヘボちゃんが地面に吸い込まれて行った!  
最初出たのは1匹だったが瞬間5~6匹になりこれはオカシイ?・・・
蜂感と言うものだろう?
巣穴を覗き込んでいて振動、刺激が加わったのだろう? 警戒蜂だった!!!!!
蜂追いをしていてウッカリ巣穴近傍をフン掛けることが暫しある??? 当にこのケースだった!!!
内心シメタ!!!と思った。
前日百ちゃんと悪戦苦闘この巣の近傍50m先まで追い込んだがそのヘボちゃんは若檜7~10mの樹上を越えて行った!!!と言う・・・
爺は飛ばしをしていたのでこの場の雰囲気は皆目判らなかった。
昔仲間の百ちゃんがギブアップする位だから難物だったに違いない!!!
この働き蜂は超優れ蜂だった!!!
餌元に短時間で帰って来た。そして、留守の間に黒集となる糞蝿を瞬時に追い払い餌を齧り出していた・・・そして直ぐ様帰るモノの追い掛け出すと100~150mは軽く飛んだ! その先は風倒木だらけでどうする事も出来なかった!

「これ見付けたいなァ~~~」 2人は異口同音に話した!!! 
見失った先に餌撒きをする・・・
暫くしていいヘボちゃんが付いた・・・ これが、若檜を越えていく御仁さんだった!!! これとて80~90mは飛んでいた・・・

2人ガッカリして帰る身支度をし始める・・・
百ちゃんは次の仕事を抱えているので今日が打ち止めだった!!!

2日程間をおいて爺が単独でこの地点に赴く・・・
この日は中々ヘボちゃんが付かなかった!!!
檜林の林淵に20個程餌撒きをしたが中々反応が無い?
諦めかな?と思った瞬間1匹直ぐ戻って来るヘボちゃんだったが、檜林内に持ち込むと途中から消えてしまう!!!
上空に出ているのだろうか? 

何回か持ちこんで放すが巧く行かない? 飛ぶ方向は更に左に振っている・・・
?????
次の餌に行くと3匹程付いていた!!!
これ等も日の麒麟何に持ち込むと上空に消えていく・・・

次の策は檜林内に餌撒きをした。
10個程移したが今度は殆ど付かない!!!!!  
何回か見回る内に一番奥の餌に1匹付いた。
これが爺用に4~5m飛んでは一服、そして直ぐ様飛び出す・・・こんな事を6~7回やってくれ地面に吸い込まれた!!!
なんだこんな方向か?
先日サンザ追い込んだ延長路線の先だった!!!
通いはそれ程でもない!!!
それにしても消えていく飛ばし蜂? 果たしてこの巣だろうか?

この確認に脅かしのドンドン踏ジャラかしをした・・・
そして、巣穴を覗き込む為1m近傍を歩いた・・・




こんな事で偶然の発見に至ったのだ!!!


3時過ぎ連荘生掘りを敢行!!!
こういう例は過去何例かあり既に経験済み!!! どちらかと言うと得意作業の部類だ!!! 朝飯前!!!と言う訳・・・ 
先ずは大きそうの偶然発見巣を撮り始めた・・・
穴掘りは予想外に難航した!!! 檜の根があり、鋸を使う・・・ そして、拳ほどの石ころがかなり有る!!! そして深そう?
巣盤は石の下にあった。
これを外すとワヤの一部がやや壊れた・・・ そしたら攻撃蜂が噴き出た!!!
50~100匹なんちゅうもんじゃァ~ない!!! 見ると一斉に爺に襲い掛かる!!! 腕は真っ黒!!! 定かではないが200~300匹いやそれ以上出たのだろうか?
一寸ビビり出した!!!  
これじゃァ~連荘掘りは到底無理だ!
一寸現場を離れ考えた・・・
巣穴に戻ると襲いかかる!!!
コイツ等をどうにかして宥めるしかない!!! タモが大活躍した!!! タモを振りタモ袋が重くなるとペットボトルに移す・・・
こんな作業を4~5回してペットボトルの攻撃蜂を巣盤に被せ攻撃蜂の移動を計る!!! これは実に妙種で爺の専売特許?
大分治まり掛けた所で連荘掘りに掛かった。
が30~40㎝四方を20~30㎝深く掘ったが巣が出て来ない!!!  
とっさに思ったのはこれ以上やるとまたまたこいつも大暴れだな!!!と・・・
未だ、大分隣の先行品が楠ぶっていて2連発ともなると収拾が付かなくなる可能性がある・・・
これ以上の生掘りを諦めた!!!

まだまだ楠ぶっている暴れ巣の働き蜂を治めるのに大分時間が掛かった。
20~30匹は居たかもし入れない?
コイツ等の収集は後日と言う事にして幕を閉じた・・・

辺り、林内は大分暗くなり出していて遠雷の音や稲光が眼に入る・・・
山の飼育場に置こうと思っていたがそんな時間的余裕が無い!!! 家に持ち帰ることにした・・・
飼育箱にセットと同時にペットボトルに居る落とし穴かから言う事を利かないヘボちゃん達を蓋を開け骨箱と一緒に飼育箱に入れて遣る・・・
この方法はyの専売特許で明朝屋根蓋を開け取り出すとバッチグ~~~100%完璧に苦戦しなくて完璧移設が出来優れ技!!! 

こうして暴れ生掘り大憤戦が終わった・・・

翌日、宮ちゃんがスガレ追ひをしたい!!!と言う・・・助手も手伝って貰える・・・専ら写真撮影!!!
現場に赴くと、漸く新穴を掘り出し通い始め出していた・・・左手前下!!!
通いはポツポツ・・・
辺りには昨日の帰り蜂が未だウロツイテいた・・・
矢張り連荘ツイン巣だった!!!   
この不作の年にどうしてこう言う事が起きているのだろう?
自然界の神秘を感じる!!!!!  

それからこの界隈の点検に入るがピンちゃん巣が2~3巣あるのと遠く難場に飛び込む軍を見ただけだった・・・
単に点検しただけで連荘巣の生掘りに入る・・・
この連荘巣、チビコロだと思っていたが、かなりの巨大巣!!!
底部のワヤが弱く下2枚が割れた!!!









と同時にヘボちゃん攻撃蜂が、又、噴き出る!!!!!
一昨日程の凄さではなかったがかなりの数だ!!!
お弟子の宮ちゃんは驚いていた・・・2日続きの暴れ将軍? だが一昨日に比べると月と鼈の差!!!!!
ペットボトルの攻撃蜂が中々入らなくて苦戦した。
入らない御仁さんはある程度の逃げ出し覚悟で飼育箱セット時空ける事にする・・・ 少々荒い手法だが、遠隔地:山の飼育場故これも致し方ない!!!


こうして時たまある連荘巣の生掘りを終えた・・・ 
これまでこう言う暴れ将軍:ヘボちゃん巣が数回/年、時遇あるが噴き出るコロニーを治めるには一端の度胸とテクノロジーが求められる!!!!!
時既に遅し、7月初旬の生掘りをお勧めしますね・・・
大型巣の生掘りは危険な上巣盤も大きく且つ壊れ易い!!! これが大きなダメージとなる!!! 働き蜂の損失も大きくこれがバランスを壊す原因ともなりこの時期の生掘り推奨と言う訳にはいかない!!!

とんだ連荘巣生掘り騒動記になりました・・・    アハハ・・・ 
コメント (2)
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